MSS は、メインフレームのジョブ エントリ システムのスプーラー関数をエミュレートします。VSE、JES2、または JES3 のエミュレーションを選択できます。
MSS は、次のジョブまたは出力データ セットごとにスプール ファイルを作成します。
MSS では、JCL ジョブストリームは 1 つのジョブしか持てませんが、ジョブには複数のジョブ ステップを含めることができます。ジョブ ステップによって実行されるプログラムを指定するには、EXEC 文を使用します。これは、次のように直接行うことができます。
EXEC PGM=program-name
または、次のようにカタログ式プロシージャを使用して間接的に行うことができます。
EXEC PROC=procedure-name ---------> EXEC PGM=program-name.
[Catalog] ページにはスプール ファイルは含まれませんが、スプール ファイルにはデータ セット名が割り当てられます。
データ セット名が指定されていない場合、MVS 名は次のような形式になります。
MFEyyyy.Smmdd.Shhmmss.Jjjjjj.Dnnnnn.ddname
データ セットが一時的である場合、MVS 名は次のような形式になります。
MFEyyyy.Smmdd.Shhmmss.Jjjjjj.ANDAND.tempname
各要素を次に示します。