ここでは、Interface Mapping Toolkit を使用して開発したアプリケーションを WebSphere Application Server にディプロイする方法を説明します。
トレースを有効にするには
WebSphere を開始する前に、必要に応じて、トレースを有効にするように構成できます。WebSphere でこれを行うには、[Resource Adapters > Micro Focus Cobol Adapter (NoTx) > J2C connection factories > CCIMFCobol_v1.5 < Custom properties] ページで [trace] をカスタム プロパティに追加します。詳細は、WebSphere のマニュアルを参照してください。
WebSphere サーバーを開始するには
Windows プラットフォームの場合:
スタート メニューからサーバーを開始するか、WebSphere インストール環境の bin ディレクトリで次のコマンドを入力してスタートアップ スクリプトを実行します。
startserver myServer
UNIX プラットフォームの場合:
- WebSphere 管理者としてログインします。WebSphere のマニュアルを参照してください。
- WebSphere インストール環境の bin ディレクトリで次のコマンドを入力してスタートアップ スクリプトを実行します。
startserver.sh myServer
WebSphere 管理コンソールを開始するには
- WebSphere サーバーおよび WebSphere 管理コンソールを開始します。
- 左側のペインで [Resources > Resource Adapters] をクリックします。
- このページの右側にある [Install RAR] をクリックし、画面の説明に従って操作します。
リソース アダプター ファイルのアップロードを求められた場合は、必要な mfcobol*.rar ファイルを指定します。
- 新しいリソース アダプターが右側のリストに表示されます。このリソース アダプターをクリックして属性を表示します。
- リソース アダプターの接続ファクトリを追加します。必要に応じて、末尾の [Additional Properties] までスクロールし、[J2C Connection Factories] をクリックします。[New] をクリックし、画面の説明に従って次を指定します。
- CCIMFCobol_v1.5- 接続ファクトリの参照名
- eis/MFCobol_v1.5- 接続ファクトリの JNDI 名
- 新しいリソース アダプターが右側に表示されます。
EJB を WebSphere にディプロイするには
- .ear ファイルに EJB が含まれていない場合は、EJB を .ear ファイルにパッケージ化します。クライアントと EJB を同時に生成した場合には、myProject\repos\myservice.deploy (Windows) または myProject/repos/myservice.deploy (UNIX) に .ear ファイルが作成されます。
- WebSphere サーバーおよび WebSphere 管理コンソールを開始します。
- 管理コンソールの左側の [ApplicationsInstall New Application] をクリックします。
- 表示された指示に従って進みます。ほとんどの情報が生成されたディプロイ記述子のデフォルトの情報になり、変更する必要はありません。ただし、次の内容は、指定する必要があります。
- ear ファイルへのパス
- .ear ファイルへのパスを指定します。
- EJB のディプロイ
- チェックします。
- EJB の JNDI 名
- どのような名前も付けることができますが、アプリケーションの他の構成要素がその EJB を参照するときに使用する JNDI 名である必要があります。
- EJB 参照を Enterprise Bean にマップ
- 上記で指定した同じ JNDI 名を指定します。
WebSphere サーバーを停止するには
スタート メニューからサーバーを停止します。
- または、WebSphere インストール環境の bin ディレクトリで次のコマンドを入力して停止スクリプトを実行します。
stopserver myserver
stopserver myserver