このルーチンには、2 種類の使用法があります。このルーチンは、ファイル指定で環境変数を拡張する場合に使用できます。この場合、環境変数には、いくつかのパスのリストが含まれます。特定のファイル指定を使用する OPEN INPUT 文で、ライブラリ ファイル内のファイルまたは個別のディスク ファイルのどちらを検索するかを指定することもできます。
call "CBL_LOCATE_FILE" using user-file-spec user-mode actual-file-spec exist-flag path-flag returning status-code
01 actual-file-spec03 buffer-len cblt-x2-compx03 buffer pic x(n)
01 actual-file-spec03 buffer-len pic x(2) comp-x03 buffer pic x(n)
0 | ファイルがライブラリ内にあるか、または個別のディスク ファイルとして存在するかを確認します。 .NET は組み込みライブラリ名をサポートしません。user-file-spec に組み込みライブラリ名が含まれる場合は、そのライブラリ (存在する場合) が開かれてファイルが検索されます。ライブラリはその後も開かれたままです。 user-file-spec に組み込みの環境変数が含まれている場合は、環境変数で指定した各パスに従ってファイルが検索されます。 ファイルが見つかると、終了時の actual-file-spec に、成功したパスに拡張された環境変数をもつファイル指定が含まれます。上記以外の場合は、終了時の actual-file-spec に、最初のパスに拡張された環境変数をもつファイル指定が含まれます。 |
1 | user-file-spec に環境変数が含まれる場合は、終了時の actual-file-spec に、最初のパスに拡張された環境変数をもつファイル指定が含まれます。このファイルは検索されません。 |
2 | user-file-spec に環境変数が含まれる場合は、終了時の actual-file-spec に、次のパスに拡張された環境変数をもつファイル指定が含まれます。このファイルは検索されません。このオプションは、user-mode = 1 または 2 で呼び出しが成功した後にのみ使用します。後述の「path-flag」を参照してください。 |
128 | 0 とします。ただし、user-file-spec がヌル終了文字列である場合を除きます。終了時には、actual-file-spec もヌル終了文字列として生成されます。 |
129 | 1 とします。ただし、user-file-spec がヌル終了文字列である場合を除きます。終了時には、actual-file-spec もヌル終了文字列として生成されます。 |
130 | 2 とします。ただし、user-file-spec がヌル終了文字列である場合を除きます。終了時には、actual-file-spec もヌル終了文字列として生成されます。 |
説明:
CBL_LOCATE_FILE はストライプを認識しません。このルーチンをストライプ化したファイルで使用すると、ルーチンは、最初のストライプのみを検索します。そのため、このルーチンは個々のストライプでのみ使用し、ストライプ名でストライプを参照します。ストライプ化ファイルの使用の詳細については、「ファイルのストライプ化」を参照してください。