入力ファイルが行順編成で、レコードに COMP または COMP-3 項目が含まれている場合は、INSERTNULL 構成オプションを ON に設定してファイルを作成しておく必要があります。INSERTNULL を OFF に設定してファイルを作成した場合、またはサード パーティ製のファイルで、null バイトの印刷不可能な文字に先行しない場合、COMP または COMP-3 項目に、値が x"00"、x"09" (タブ)、x"0A" (改行)、または x"0D" (キャリッジ リターン) であるバイトが含まれていると、ファイルは正しく処理されません。
パラメーター
/o:infile-org[,outfile-org]
infile-org と outfile-org に指定できる値およびその意味は次のとおりです。
これらの形式を指定することにより、ファイル編成を変換できます。
outfile-org の指定を省略すると、出力ファイルは入力ファイルと同じ構成になります。
上記の構文を使用して、行順編成ファイルから索引ファイル、索引ファイルから可変長の順編成ファイル、またはその他の組み合わせでファイル構成を変換できます。
例
rebuild in-file, out-file /o:lseq,ind /t:mf /k:1+10 /r:v20-30
行順編成ファイルを索引ファイルに変換します。/k オプションでキー構造、/t オプションでファイル形式、/r オプションでレコード モードおよびレコード長をそれぞれ指定しています。キー情報はすべて、最小レコード長内に収める必要があります。
rebuild in-file, out-file /o:ind,seq /r:v20-30
索引ファイルを可変長の順編成ファイルに変換します。/r オプションでレコード モードおよびレコード長を指定します。