オブジェクト ビューにより、オブジェクト参照が、指定された記述を持っているように扱われる。この記述が有効であるかどうかについての実行時の検査は、オブジェクトに対して行われる。
一般形式

構文規則
- 一意名-1 はクラスがオブジェクトでなければならない。定義済みオブジェクト参照である SUPER および NULL は指定できない。
- 受け取り側の作用対象としてオブジェクト ビューを指定することはできない。
一般規則
- この一意名-1 の参照は、翻訳時に AS で指定された記述を持っているように扱われる。
- いずれかのオプション句なしでクラス名-1 を指定した場合、一意名-1 は、USAGE IS OBJECT REFERENCE クラス名-1 として記述されているように扱われる。一意名-1 が参照するオブジェクトがクラス名-1 のオブジェクトまたはクラス名-1 の下位クラスのオブジェクトでない場合、EC-OO-CONFORMANCE 例外条件が設定される。
- FACTORY が指定されており、ONLY は指定されていない場合、一意名-1 は USAGE OBJECT REFERENCE FACTORY OF クラス名-1 として記述されているように扱われる。一意名-1 が参照するオブジェクトがクラス名-1 のファクトリ オブジェクトまたはクラス名-1 の下位クラスのファクトリ オブジェクトでない場合、EC-OO-CONFORMANCE 例外条件が設定される。
- ONLY が指定されており、FACTORY は指定されていない場合、一意名-1 は USAGE OBJECT REFERENCE クラス名-1 として記述されているように扱われる。一意名-1 が参照するオブジェクトがクラス名-1 のオブジェクトでない場合、EC-OO-CONFORMANCE 例外条件が設定される。
- FACTORY および ONLY が両方指定されている場合、一意名-1 は USAGE OBJECT REFERENCE FACTORY OF クラス名-1 ONLY として記述されているように扱われる。一意名-1 が参照するオブジェクトがクラス名-1 のファクトリ オブジェクトでない場合、EC-OO-CONFORMANCE 例外条件が設定される。
- インターフェイス名-1 を指定した場合、一意名-1 は、USAGE OBJECT REFERENCE インターフェイス名-1 として記述されているように扱われる。一意名-1 が参照するオブジェクトがインターフェイス名-1 を実装しない場合、EC-OO-CONFORMANCE 例外条件が設定される。
- UNIVERSAL を指定した場合、一意名-1 は、一意名-1 が参照するオブジェクトのクラスまたはインタフェースを示すオプションの句なしで、USAGE OBJECT REFERENCE として記述されているように扱われる。この場合、EC-OO-CONFORMANCE 例外条件が設定される。