COBOL/370 および MIA COBOL 仕様では、DBCS 定数に相当する別の形式の定数が使用される。
 
   
 
  一般形式

 
 
  構文規則
 
	 - N 定数に含められる DBCS 文字は、18 文字までである。N 定数を複数行にわたって続けることはできない。
 
 
	 - N 定数に含まれる 2 バイト文字は、計算機の 2 バイト文字集合内の文字のみである。
 
 
	 - 2 バイト文字の引用符を定数内に含める場合は、その引用符を 2 つ続けて書く。たとえば、定数内に 2 バイト文字の引用符を含めるには、次のように書く。
N"ABC""DEF"
	  
 
	 - APOST コンパイラ指令を使用すると、N 定数の仕様および動作を G 定数と同様に変更できる。つまり、二重引用符の代わりに、アポストロフィを使用できる。
 
 
 
   
 
  一般規則
 
	 - N 定数は、ALL と組み合わせて表意定数にできる (「表意定数」セクションを参照)。
 
 
	 - すべての文字を、2 バイト文字にする必要がある。