USAGE 句は、計算機の記憶域にデータ項目の形式を指定する。
一般形式

構文規則
- USAGE 句は、任意のデータ記述項に書くことができる。
- USAGE 句を集団項目用のデータ記述項に書く場合、その下位に属する基本項目または集団項目用のデータ記述項にも USAGE 句を書くことができる。
- 報告集団項目用の USAGE 句には、USAGE IS DISPLAY だけを指定できる。
一般規則
- 集団項目のレベルに USAGE 句を書く場合、その集団に属する各基本項目に対してその USAGE 句が適用される。
- USAGE 句は、計算機の記憶領域内でデータ項目を表現する形式を指定する。USAGE 句はデータ項目の使用には影響を与えないが、手続き部の文の仕様によっては、参照する作用対象の USAGE 句が制限される。USAGE 句は、データ項目の基数または文字表現の種類に影響を与える場合がある。
- USAGE DISPLAY 句は、データの形式が標準データ形式であることを示す。
- 基本項目または基本項目が属する集団項目に USAGE 句を指定しない場合、用途は暗黙的に DISPLAY となる。