固定部分とは、実行用プログラムのうち、論理的に常に記憶領域にあるかのように扱われる部分として定義される。プログラムのこの部分は、 常駐区分およびオーバーレイ可能な固定区分で構成される。
常駐区分とは、固定部分のうち、プログラムの他のどの部分もオーバーレイできない区分のことである。
オーバーレイ可能な固定区分とは、固定部分のうち、論理的には常に記憶領域にあるかように扱われるが、記憶領域の利用を最適化するために他の区分がオーバーレイできる区分のことである。