独立区分

独立区分とは、実行用プログラムのうち、オーバーレイ可能な固定区分または他の独立区分をオーバーレイできる部分、あるいはそれらによってオーバーレイされる部分と定義されている。独立区分は、プログラムの実行中に初めて (明示的または暗示的に) その区分に制御が移行した際に初期状態になる。また、それ以降にその区分に制御が移された際に、独立区分は以下の場合にも初期状態になる。

• 連続する文の間で、異なる区分番号を持つ区分から暗黙的に制御が移行した場合。
• 別の区分番号の区分内の SORT 文または MERGE 文と、独立区分内の関連する入力手続きまたは出力手続きとの間で、暗黙的に制御が移行した場合。
• 別の区分番号の区分から、明示的に制御が移行した場合。ただし、以下の第 2 段落の場合は例外とする。

それ以降にその区分に制御が移行した際に、独立区分は以下の場合には最後に使用された状態になっている。

• 別の区分番号の区分から、暗黙的に制御が移行した場合。ただし、上記の第 1 段落の場合は例外とする。
• EXIT PROGRAM 文

   または GOBACK 文

  を実行して、制御がそのセグメントに明示的に移行した場合。