注:この機能はネイティブ COBOL でのみサポートされます。
IDE の設定を使用して、[Code Coverage] ビューに表示されるコード カバレッジ統計に加えて、HTML 形式のコード カバレッジ レポートを生成するかどうかを構成できます。指定した設定は、コード カバレッジで実行するすべてのプロジェクトに適用されます。
HTML ファイルのコード カバレッジ レポートに何を含めるかを設定するには、次の手順で指定します。
- IDE で、[Window > Preferences > Micro Focus > COBOL > Code Coverage] をクリックします。
次の設定を指定できます。
- 実行完了時にレポートを生成する
- コード カバレッジが有効なアプリケーションの実行終了時に、IDE にコード カバレッジ レポートを自動的に表示させるには、これをチェックしてください。これがチェックされなかった場合、アプリケーションを実行した起動構成の [Dynamic Analysis] タブで指定された [Results directory] として定義されたプロジェクトのサブフォルダーに、手動でファイルを保存できます。
- 常にデフォルトのレポート生成オプションを使用する
- これらの IDE 設定で指定されたレポート生成オプションを常に使用したい場合、これをチェックします。これが有効になっていない場合、コード カバレッジが有効になっているアプリケーションを実行する度に、コード カバレッジ レポート生成オプションを指定することを求められます。
次のレポート生成オプションのいずれかを選択できます。
- プログラムごとに 1 つではなく、単一の HTML ファイルを作成する
- コード カバレッジで、プログラムごとに個別に作成するのではなく、単一のレポート ファイルを作成するには、これをチェックしてください。
- 右端のカラムに各文の基本ブロック番号を表示する
- レポートで右端のカラムに各文の基本ブロック番号を表示するには、これをチェックします。ブロックは、ジャンプのない多数の連続する文と考えることができます。これらの行は連続して実行されます。1 つのブロック内の行には、すべて同じ基本ブロック番号が付きます。基本ブロックは、各プログラムにつき 65535 までに制限されます。
- 呼び出されたサブルーチンの一覧を表示する
- レポートに、CALL されたサブルーチンのサマリーを含めるには、これをチェックしてください。呼び出されたサブルーチンがアルファベット順に表示されます。CALL のオーバーヘッドはかなりの問題なので、この一覧で最も共通的に呼び出されるルーチンを見つけることができます。
- プログラムで各データ項目の全実行回数を表示する
- レポートで、プログラム中の各データ項目の全実行回数、すなわちデータ項目が参照されたすべての文に対する実行回数の合計を含めるには、これをチェックしてください。このレポートでは、配列の正しくない 2、3、4 バイト項目も識別します。
- 使用されている COBOL 動詞の一覧を表示する
- レポートで使用される COBOL 動詞のサマリーを含めるには、これをチェックしてください。動詞は、実行の順序に従ってリストされます。各カラムは、以下のとおりです:
- occurs - プログラム内の動詞の発生回数を示します
- coverage - テストでカバーされたこのタイプの文の回数と、各動詞の使用比率が表示されます
- executed - このタイプの文の実行回数の総数と、プログラムの総実行回数に占める比率が表示されます
- 列 1 ~ 6 に特定のテキストを含む行のみ含めます。
- レポートで、特定の情報を生成したい場合、ソース コードでタグを指定します。スペースを区切りとして使用できます。