Enterprise Server をインストールするには、es_40.exe を実行します。このファイルには、複数の .msi 製品ファイル (Windows インストーラー パッケージ) が含まれています。es_40.exe を実行すると、初期システム チェックが実行された後に、.msi ファイルが順次インストールされます。
es_40.exe では以下のパラメーターを指定して、各種インストール方法を選択できます。
- 標準インストール
- フォーマット:
- es_40.exe
- サマリー:
- ライセンス マネージャーおよび Enterprise Server を含む完全なインストール。インストール中に、コンポーネントのインストール場所などのオプションを指定できます。
- 対話式でないインストール
- フォーマット:
- es_40.exe /passive
- サマリー:
- 完全なインストールを実行します。ただし対話式ではなく、デフォルトのオプションおよびディレクトリを使用してコンポーネントをインストールします。
- サイレント インストール
- フォーマット:
- start /wait
es_40.exe /q
- サマリー:
- 完全なインストールを実行します。ただし対話式ではなく、ユーザー インターフェイスを使用せずにデフォルトのオプションおよびディレクトリを使用してコンポーネントをインストールします。
- 変則サイレント インストール
- フォーマット:
- start /wait
es_40.exe /q InstallFolder=d:\cobolrts
- サマリー:
- 完全なインストール、ただし対話式でなくユーザー インターフェイスを使用せずにコンポーネントをインストールし、Enterprise Server を d:\cobolrts にインストールします。
使用可能なパラメーターを確認するには、コマンド ラインからes_40.exe /? を実行します。
注:
- インストール中に作成されるログ ファイルは、TEMP 環境変数で指定されるフォルダーに保存されます。ファイルの場所または名前を変更するには、Setup コマンド ラインで /log パラメーターを使用して、パスおよびファイル名を指定します。たとえば、filename /log d:\temp\log.txt のように指定します。これにより、log.txt という名前のログ ファイルが d:\temp ディレクトリに作成されます。