SQL(CHECK) と追加のコンパイラ指令オプションを組み合わせたり、ローカル データベースを使用したりすると、シナリオによっては SQL 構文チェックを改善できます。
- SQL(CHECK) と SQL(DB) の併用 (オプションで SQL(PASS) も使用)
- SQL(CHECK) 指令および SQL(DB) 指令を併用し、必要に応じて SQL(PASS) も使用すると、OpenESQL はコンパイル時にデータ ソースへの接続を開き、データ ソースを使用して追加のチェックを実行します。OpenESQL を使用する際にはこの方法が推奨され、エラーの検出においてはるかに信頼性が高くなります。特定のデータ ソースに固有の構文エラーを検出するだけでなく、スペルミスのある名前や予約語の無効な使用を検出することもできます。
- SQL(CHECK)、ローカル データベース、ディプロイ スキーマ
- アプリケーションのディプロイ時に使用されるスキーマと同じスキーマを使用するローカル データベースと SQL(CHECK) を併用すると、OpenESQL は最も効果的になります。この組み合わせでは、コンパイル時のチェックのためにネットワーク サーバーにアクセスする場合よりも高速でプログラムがコンパイルされます。
- SQL(CHECK)、ローカル データベース、ディプロイ スキーマなし
- ディプロイ スキーマがインストールされているデータ ソースにアクセスできない場合でも、SQL(CHECK) を使用して追加の構文チェックを実行できますが、SQL(IGNORSCHEMAERRORS) も使用して無効な名前の使用のエラーを回避する必要があります。SQL(IGNORESCHEMAERRORS) は、プログラムで実行時にのみ存在する一時テーブルが使用される場合にも役立ちます。