リモート マシンに格納された大規模なコード ベースを使用してアプリケーションを開発する場合は、以下の推奨事項についても考慮してください。
RSE 接続タイプを選択する
接続タイプとして NFS/Samba の代わりに RSE を使用することをお勧めします。これは、ネットワーク ドライブを使用する NFS/Samba 接続は明らかに低速であるためです。
注: BMS ファイルをビルドする必要があるリモート メインフレーム サブシステム プロジェクトでは RSE 接続タイプはサポートされないことに注意してください。
プロジェクトで NFS/Samba 接続をすでに使用している場合は、RSE に変更してパフォーマンスを向上させることができます。接続プロパティにアクセスするには、次の手順を実行します。
- COBOL エクスプローラーでリモート プロジェクトを右クリックし、[Remote Settings] をクリックします。
- 詳細については、「リモート プロジェクトの接続タイプを変更するには」を参照してください。
[Determine Directives] を使用しない
ソース コードがリモート マシン上にある場合は、[Determine Directives] コマンドでソースをスキャンしてコンパイラ指令をファイルに設定することは避けてください。これは、リモート接続では指令のスキャンが低速になる可能性があるためです。
適切な方法でファイルをリモート マシンにコピーする
ローカル マシンからリモート マシンに多数のファイルをコピーする (ドラッグ アンド ドロップを使用するか、単にコピーする) 場合に Eclipse を使用しないでください。IDE でこの操作を行うと長時間かかることがあります。RCP や FTP などのツールを使用してこの処理を行ってから、ソースをリモート プロジェクトに追加してください。
ただし、SFTP 機能が組み込まれている Remote System Explorer ビューを使用できます。
ソース制御管理を使用する
パフォーマンスを向上させるために、ソース ファイルはソース制御管理 (SCM) システムに格納して使用するようにし、リモート接続でのアクセスは行わないことをお勧めします。
ローカル マシン上でソースをチェックアウトし、ローカル プロジェクトで作業します (これにより、リモート接続で発生する可能性があるダウンタイムを回避できます)。その後、変更したソースを SCM にチェックバックします。変更をリモート マシンにディプロイするには、SCM サンドボックスを更新します。