構成可能なトレースおよび診断
これらを有効にするには、先に追加の構成を行う必要があります。
関連する特定の情報を収集できるように、多岐にわたる設定が用意されています。
注:
結果のファイルは非常に大きくなる可能性があるため、これらのトレースを構成する際にはディスク容量を確認してください。
補助トレース
主要な CAS 機能のアクティビティを一定期間にわたってトレースできます。
CASDUMP
システム ダンプは、そのダンプが要求されたときのシステム内のリソースの「タイム スライス」ビューを提供します。これは、その特定のタイムにのみ有効です。
CTF トレース
これは、COBOL システムのメイン ロギング メカニズムです。ほとんどのユーザー プログラムでの現象と、内部の CAS プロセス自体の状況が記録されます(例:JCL およびコンパイラ/デバッガー)。
MFCS コネクター トレース
各 MFCS リスナーにはコネクタ モジュールが関連付けられています。
メモリ ストラテジ
メモリ破損が検出されたかその疑いがある場合は、メモリ ストラテジ (メモリの運用方法) を有効にすることができます。
Historical Statistical Facility (HSF)
COBOL プログラムで費やされた時間に関する統計情報を記録できます。
エラー時のコア ダンプ生成
この機能を使用すると、プログラムで例外が発生した場合にそのプログラムのコア ダンプが生成されます。
Fileshare Trace
この機能は、トランザクション ファイル ハンドラー テクノロジの専門的なトレースを提供します。
外部のファイル ハンドラーのトレース
トレース情報を生成するようにファイル ハンドラー モジュールを構成し、それらの情報を後で関連するユーティリティ プログラムで再生して分析することができます。
XA スイッチ モジュールのトレース
追加のトレースを有効にして、XA リソース マネージャー インターフェイスに関する詳細を確認できます。
上位ヘルプ:
Enterprise Server での診断