QUERY SECURITY コマンドが発生すると、そのコマンドは妥当性が検査され、場合によっては、いずれかのエラー状態を返すことがあります。コマンドが妥当性検査に合格した場合は、入力フィールドがセットアップされ、制御がユーザー出口プログラムに渡されます。ユーザー出口プログラムは、それ自身で何らかの妥当性検査を実行し、要求を拒否する場合があります。
返すことができるエラー状態を次の表に示します。
エラー状態 (EIBRESP フィールド) |
詳細情報 (EIBRESP2 フィールド) |
INVREQ |
7 |
LOGMESSAGE に LOG または NOLOG が含まれていません。 |
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9 |
RESID が無効であるか、またはブランクで埋まっています。 |
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10 |
外部セキュリティ マネージャー (ESM) が非アクティブであるか、または存在しません。これは、ユーザー出口プログラムがなくなっていることを意味します。 |
LENGERR |
6 |
RESIDLENGTH 値が無効です。つまり、1 ~ 246 の範囲内にありません。 |
NOTFND |
2 |
RESTYPE 値が無効です。 |
出口プログラムでチェックする必要性が最も高いと思われるエラー状態を次の表に示します。
エラー状態 (EIBRESP フィールド) |
詳細情報 (EIBRESP2 フィールド) |
NOTFND |
1 |
RESID 値が無効です。 |
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3 |
RESTYPE (SPCOMMAND) の RESID 値が無効です。 |
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5 |
外部セキュリティ マネージャー (ESM) に対して RESCLASS が定義されていません。 |
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8 |
リソースが保護されていません。これは、QUERY SECURITY を RESCLASS オプションとともに使用した場合にのみ返されます (RESTYPE を使用した場合は返されない)。 |
QIDERR |
1 |
指定された RESID に関連付けられている間接キュー名が見つかりません。 |
エラー処理を行わないアプリケーション プログラムに上記のいずれかのエラー コードが返された場合、そのアプリケーションは異常終了します。