SQL Server、DB2、Oracle、XDB、PostgreSQL、および ODBC スイッチ モジュールは、操作中に返されるエラーのデバッグを支援するための統合化トレース機能 (CTF) を使用するようにコード化されています。RM スイッチ モジュールをトレースするための CTF コンポーネントの名前は mf.esxa です。出発点としての役割を果たす構成ファイル ctf.cfg は、デフォルトでは %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\src\enterpriseserver\xa(Windows) または $COBDIR/src/enterpriseserver/xa(UNIX) ディレクトリに用意されています。この機能を有効にするには、次の手順に従います。
- テキスト エディターを使用してctf.cfg ファイルを編集し、6 行目の位置パラメーターをトレース ファイルを保存するディレクトリに変更します。
- MFTRACE_CONFIG という名前の新しいシステム環境変数を作成し、その値を ctf.cfg が配置されているフル パスに設定します。
- システムを再起動して MFTRACE_CONFIG を登録します。
- Enterprise Server を起動します。
統合化トレース機能を有効にすると、SQLCODE、SQLSTATE、および関連する SQL エラー メッセージは cassi.textfile.processid.log という名前のトレース ファイル (ユーザーが指定したディレクトリに配置されている) に書き込まれます。Processid は、ログ ファイルの作成時に実行されていた Enterprise Server SEP の Windows プロセス ID です。
詳細については、「統合化トレース機能」および「コンポーネント リスト」を参照してください。