ECHO 指令 (共通)

IMSDBU によって表示されるメッセージの表示とそれらのメッセージとの対話を制御します。

構文:
>>-----ECHO--(keyword,msglvl,stoplvl)------><
パラメーター:
keyword 表示される情報のカテゴリー。次のいずれかを指定します。
ALL 処理メッセージ、入力ソースまたは詳細情報、および終了メッセージを常に表示します。メッセージ レベルが msglvl および stoplvl 値以上の場合は、警告およびエラー メッセージが表示され、ユーザー入力を求めて停止します。
MSGS 処理メッセージと終了メッセージを常に表示します。ソースや詳細情報は表示されません。メッセージ レベルが msglvl および stoplvl 値以上の場合は、警告およびエラー メッセージが表示され、ユーザー入力を求めて停止します。
ERREND ユーティリティ終了メッセージを常に表示します。メッセージ レベルが msglvl および stoplvl 値以上の場合は、警告およびエラー メッセージが表示され、ユーザー入力を求めて停止します。
ENDMSG ユーティリティ終了戻りコードが msglvl 以上の場合は、終了メッセージだけを表示します。ユーティリティ終了戻りコードが stoplvl 以上の場合は、"Press any key to continue" というメッセージが表示され、入力を求めて停止します。すべての終了メッセージで表示および/または停止するには、msglvl および/または stoplvl の値としてゼロを入力します。
COND 警告/エラー メッセージと終了メッセージは、どちらも msglvl および stoplvl 値を条件としています。メッセージ レベルが msglvl および stoplvl 値以上の場合は、警告およびエラー メッセージが表示され、ユーザー入力を求めて停止します。終了戻りコードが msglvl 以上の場合は、終了メッセージが表示されます。ユーティリティ終了戻りコードが stoplvl 以上の場合は、入力を求める "Press any key to continue" というメッセージが表示されます。
ERRORS メッセージ レベルが msglvl および stoplvl 以上の場合は、入力を求める警告およびエラー メッセージが表示されます。終了メッセージは表示されません。
msglvl 表示するメッセージの重大度を示す 4~20 の値。詳細については、下記を参照してください。
stoplvl ユーザー入力を求めて停止するメッセージの重大度を示す 4~20 の値。詳細については、下記を参照してください。
プロパティ:
デフォルト: ECHO(MSGS,4,8)
コメント:

msglvl および stoplvl パラメーターは、次の値を取ることができます。

カテゴリー 原因例
4 一般的な警告メッセージ DBDGEN が仮設を立てて続行することができる DBD ソース内のマイナーなコーディング エラー
6 IMS 固有の警告メッセージ キーワードまたは文がサポート対象外で無視されるという警告 - 処理は続行可能
8 一般的な重大エラー 補正できない DBD ソース内の無効なコーディング ('no DBD statement' など)
10 IMS Option 固有の重大エラー 補正できないサポート対象外の機能が定義されている ('Exceeded some maximum' など)
12 重大エラー - 起こりうる一時的な状態 一時的な I/O エラー ('file locked' または 'database locked' ステータスなど)
16 重大エラー - 永続的 - インストールの問題と考えられる 永続的な I/O エラー (無効なデータ セット名やメンバー名がユーティリティに入力された場合や、環境変数が正しく設定されていない場合など)
20 重大エラー - 永続的 回復不能な I/O エラーまたは他の予期しないエラー

関連項目