スイッチ状態条件は、
9 つある
COBOL スイッチのそれぞれが「オン」または「オフ」の状態にあるかを判別する。
スイッチにはそれぞれ SWITCH-0 から SWITCH-8 までの名前が付けられている。
それらの各スイッチの値 (「オン」または「オフ」) は、COBOL 実行単位の実行開始時に手動で設定する。RTS スイッチの詳細については、COBOL システムのマニュアルを参照。条件に関連付けられるスイッチおよび「オン」または「オフ」の値は、環境部の特殊名段落で定義する必要がある。本章で前述した「特殊名段落」トピックを参照。
一般形式

説明:
条件名に対応する指定済みの位置にスイッチが設定されていると、検査結果は真となる。
コンパイラ指令 SWITCH-TYPE が 1 (デフォルト) に設定されている場合、スイッチ状態条件を使用できるのは、スイッチを設定した実行時要素内から COBOL スイッチが設定されているかどうかをテストする場合のみである。
コンパイラ指令 SWITCH-TYPE が 2 (コンパイラ指令 DIALECT が ISO2000 に指定されている場合にコンパイラが設定) に設定されている場合、スイッチ状態条件を使用して、実行単位の任意の実行時要素内から COBOL スイッチが設定されているかどうかをテストできる。