組み合わせ条件は、論理演算子「AND」または「OR」のいずれかを用いて条件を組み合わせたものである。
一般形式

構文規則
- 使用可能な条件は次のとおり。
- 単純条件
- 否定単純条件
- 組み合わせ条件
- 否定組み合わせ条件 (組み合わせ条件をかっこで囲み、前に論理演算子「NOT」を付けたもの)
- 上記の条件の組み合わせ。下記の「説明」セクションの表にまとめた規則に従って指定する。
- 組み合わせ条件で「AND」または「OR」のどちらかのみを使用する際には、かっこを使う必要はない。ただし、「AND」、「OR」、および「NOT」を組み合わせて使用する際には、かっこを使用すると最終真理値に影響が及ぶ場合がある。
一般規則
- 複合条件でかっこを指定しない場合、論理演算子の優先順位 (結合力) に従って、指定された論理演算子が適用される条件が決まり、それに相当するかっこが想定される。この優先順位は「NOT」、「AND」、「OR」の順である。たとえば、「条件-1 OR NOT 条件-2 AND 条件-3」と指定すると、「条件-1 OR ((NOT 条件-2) AND 条件-3)」と指定した場合に相当する。
- 複合条件でかっこを使用すると、優先順位を用いて条件および論理演算子の結び付きを判別する。したがって、かっこの使用により、上記の指定のように論理演算子の通常の優先順位を変更できる。たとえば上記の複合条件の例では、「(条件-1 OR (NOT 条件-2)) AND 条件-3」と指定すると意味が変わる。「条件評価規則」トピックを参照。
説明:
条件および条件演算子を結び付け、かっこで囲むための方法を、以下の表に示す。左かっこと右かっこは一対一で対応させ、左かっこは右かっこの左側に記述する必要がある。
上記のとおり、「OR NOT」は許容される組み合わせだが、「NOT OR」は許容されない。また、「NOT (」は許容されるが、「NOT NOT」は許容されない。