IMS サービス実行のトレース

Micro Focus 統合トレーシング機能 (CTF) を使用して、IMS サービスの実行をトレースできます。

トレースを有効にするプロセスは、Enterprise Developer の該当するサービスインターフェイスプロパティを設定することと、IMS サービスを実行するエンタープライズサーバーリージョンに対して CTF を有効にすることで構成されます。ディプロイとクライアントの生成は影響を受けません。

2 つのサービスインターフェイスプロパティにより、トレース情報のレベルが決定されます。それらは次のとおりです。

トレースの生成: IMS サービスインターフェイスのランタイム情報をトレースします。
システムトレースの有効化: サービスインターフェイスの操作名をトレースします。これは特に、障害発生前に実行された最後の操作を特定するのに役立ちます。

収集するトレース情報のタイプに応じて、これらのプロパティの両方またはいずれかを [Yes] に設定します。

Enterprise Server で、まず ctf.cfg 構成ファイルをポイントするように MFTRACE_CONFIG 環境変数を設定し、それから CTF トレースを有効にします。ここをクリックして、Micro Focus YouTube チャンネルに移動し、Enterprise Server で CTF トレースを有効にする方法に関するビデオをご覧ください。

次の例は、通常の ctf.cfg ファイルの構成例です。

mftrace.emitter.es#level             = 99999
mftrace.application                  = cassi
mftrace.dest                         = textfile
mftrace.emitter.textfile#Location    = c:\ctf
mftrace.level                        = debug
mftrace.comp.mf.rts#api              = true
mftrace.comp.mf.rts#container        = true
mftrace.comp.mf.rts#external         = true
mftrace.comp.mf.rts#fsys             = false
mftrace.comp.mf.rts#jsem             = false
mftrace.comp.mf.rts#memory           = false
mftrace.comp.mf.rts#mfentmap         = true
mftrace.comp.mf.rts#mfpm             = false
mftrace.comp.mf.rts#pgm              = true
mftrace.comp.mf.rts#pgmload          = true
mftrace.comp.mf.rts#pgmsearch        = false
mftrace.comp.mf.rts#syspgm           = true
mftrace.comp.mf.rts#signal           = true