上記の各項目を確認しても原因を特定できない場合には、さらに次の項目を確認してください。
使用するすべての製品が最新バージョンであることを確認します。
ベンダー提供のドキュメントおよびサンプル アプリケーションをチェックします。
PATH および他の環境変数の設定と構成ファイルの内容を確認します。
デフォルトでは、COBSQL はデータベース プリコンパイラに渡すコマンド ラインを表示しません。コマンド ラインを表示するには、SQLDEBUG 指令を設定します。コマンド ラインの表示は、プリコンパイラでコマンド ライン エラーが検出された場合に必要になります。コマンド ライン エラーの原因としては、プリコンパイラに不正な指令を渡した場合やプリコンパイラ コマンド ラインの長さが上限を超えている場合などが考えられます。
プリコンパイラが異常終了すると、COBSQL は次のエラー メッセージを表示します。
* CSQL-F-021: Precompiler did not complete -- Terminating
オペレーティング システムによるデータベース プリコンパイラの実行時に、必要なメモリ領域を確保できなかった可能性があります。
プリコンパイラの出力ファイルが見つからないと、COBSQL は次のエラー メッセージを表示します。プリコンパイラで重大なエラーが発生したため、出力ファイルを生成できなかった可能性があります。出力ファイルが生成されなかった原因として、プリコンパイラで重大なエラーが発生したことが考えられます。
* CSQL-E-024: Encountered an I/O on file filenamefilename は、データベース プリコンパイラに生成された出力ファイル名です。
プリコンパイラが正常に実行され、COBSQL がエラー メッセージ「展開後のソース ファイルのデータ不足」を報告する場合には、データベース プリコンパイラが生成したソース ファイルと元のソース ファイルとの間で、一部の行を対応付けできなかったことを示します。
このメッセージは、プログラムに SQL 文が含まれていない場合にも表示されます。一般的に、データベース プリコンパイラは、SQL 文が見つからないと出力ファイルの作成を中断するため、このメッセージが表示されます。