iFileshare 出口プロシージャ (ifsexitproc.cbl)

Enterprise Developer には、iFileshare と互換性のある出口プロシージャがあります。この出口プロシージャを構成およびディプロイして、iFileshare 高可用性グループ内での回復およびバックアップの動作を制御できます。

出口プロシージャ (ifsexitproc.cbl) は、インストール ディレクトリの cpylib サブディレクトリ内にあります。

動作の構成方法および例については、出口プロシージャ自体で説明されています。推奨される例の 1 つは、再起動機能を使用して、無効になっているプライマリ サーバーが直ちに再起動されるようにすることです。デフォルトでは、失敗時 (サーバーで実行時エラーが発生して再起動された場合など)、プライマリ サーバーは無効になり、ユーザーによる介入を待機します。

再起動プロセスには、バッチ スクリプトまたはシェル スクリプトを使用することをお奨めします。そのスクリプトを他のサーバー (プライマリに昇格した場合) でも使用して、グループ全体で一貫性のある動作を確保できます。

出口プロシージャをディプロイするには、.cbl ファイルを実行可能ファイル タイプにコンパイルし、環境変数 IFS_USER_EXIT をその実行可能ファイルのパスおよびファイル名に設定します。グループ内の各サーバーでこの操作を実行する必要があります。環境変数を設定しない場合、iFileshare は、現在の作業ディレクトリ内で出口プロシージャを見つけようとします。