拡張メソッドを使用すると、コードの編集や再コンパイルを行わずにメソッドを既存の型に追加できる。拡張メソッドは、オブジェクト インスタンスで利用可能な追加メソッドとして表示されるが、どの場所にも実装される。
拡張メソッドを宣言するには、EXTENSION キーワードを使用する。拡張メソッドは、ネストでも汎用でもない静的クラス内の静的メソッドでなければならない。
class-id MyExtension static.
method-id MyExtensionMethod [static] [is] extension.
local-storage section.
procedure division using myName as type classToExtend
returning myReturnName as type returnType.
set myReturnName to my code...
goback.
end method.
end class.
マネージ COBOL から拡張メソッドを呼び出すための特別な構文はない。拡張メソッドは、他のメソッドと同様に使用される。ただし、次の構文を使用して最初のパラメーターをメソッドの型として指定する点を除く。
parameter-1::method-name(more parameters)