Docker の主要概念の 1 つは、イメージを別のイメージに基づいて作成できることです。この手法を使用して一群のイメージを作成し、現在のジョブに最適なイメージを選択できるようにする必要があります。このアプローチの例を以下に示します。
- アプリケーションで特定のバージョンの Java が必要な場合は、それをイメージに追加できます。これにより、アプリケーションに必要なファイルを常に使用できるようになります。_java というサフィックスを使用すると、そのイメージに Java が含まれていることがわかります。
- 32 ビット環境用と 64 ビット環境用のイメージを用意できます。イメージの名前に x86 または x64 などのテキストを含めて、そのイメージが 32 ビット環境用か 64 ビット環境用かを示すことができます。たとえば、microfocus/entserver:win_4.0 というイメージに、microfocus/entserver:win_4.0_x86 および microfocus/entserver:win_4.0_x64 というプラットフォーム固有のイメージがある場合などが考えられます。