インポート対象のクラスの名前空間を指定します。この指令を使用すると、プログラム コードにクラス名だけを記述して、その名前空間は省略できます。これにより、コードを短縮および簡略化できる場合があります。
制限事項:この指令はマネージ COBOL でのみサポートされています。
構文:
>>---.---ILUSING---"namespace"--.---><
+-NOILUSING----------------+
パラメーター:
- namespace
- プログラムにインポートする名前空間の名前。
プロパティ:
デフォルト: |
IDE のデフォルトの場合は、プロジェクトのプロパティで選択した名前空間を参照してください。[] をクリックします。コマンド ラインのデフォルトは NOILUSING です。注:NOILUSING を指定すると、以前の ILUSING 指令の結果として有効なすべての設定がクリアされます。
|
IDE での同等項目: |
[Project >Properties >Namespaces] をクリックし、[Imported Namespaces] セクションに名前空間を追加します。 |
$SET: |
初期 |
次に例を示します。
$set ilusing"System"
01 f1 type System.Windows.Forms.Form. *> this is OK
01 f2 type Windows.Forms.Form. *> this does not work
ただし、次のようにするのは可能です。
$set ilusing"System.Windows.Forms"
01 f1 type Form.
説明:
この指令を複数回追加して、複数の名前空間をプログラムに追加できます。
$setコマンドを使用してファイルで指令を設定した場合、インポートされた名前空間は、そのファイル内のプログラム、クラス、および参照されるコピーブックにのみ適用されます。IDE またはコマンド ラインから指令を設定すると、インポートされた名前空間は、プロジェクト内またはコマンド ラインで指定されたすべてのプログラムおよびクラスに適用されます。
例:
指定された名前空間 (または ILUSING 指令が複数ある場合は指定されたいずれかの名前空間) で始まる名前のクラスを参照する場合、名前空間は省略できます。たとえば、
は、次の文に相当します。
名前空間を有効にするには、ILUSING 指令に完全な名前空間を指定する必要があります。