数値ピクチャ データの使用を使用する際の規則は次のとおりです。
DECLARE A PICTURE 'ZZZV.ZZ'; DECLARE B PICTURE '***V.**CR';
この例で、A および B に値 .01 が割り当てられた場合、生成される値は および .
になります。A および B に値 0 が割り当てられた場合は、
および .******** になります。
DECLARE A PICTURE 'ZZZV.ZZ' DECLARE B PICTURE '---V.z--'
この例では、A の精度は (5,2) で、B の精度は (4,2) です。
次に、ピクチャ形式の出力の例を示します。
例 | データ | ピクチャ | 出力 |
---|---|---|---|
1 | 12345.60 | $SSSSSSSSV.99 | $ ![]() |
2 | 1.23 | **********V.99 | .********1.23 |
3 | 1.23 | ZZZZZZZZZZV.99S | ![]() |
4 | 1234.56 | Z.ZZZ ZZZV,99 | ![]() |
5 | 11011111 | 9999B9999 | 1101 ![]() |
6 | 011335 | **/**/** | *1/13/35 |
7 | 1234567890 | 999999999V.99 | 234567890.00 |
8 | .33 | ZV.ZZ | ![]() |
9 | .75 | ZV.ZZ | ![]() |
10 | 1234567.89 | $999,999,999V.99DB | $001,234,567.89 |
11 | -1234567.89 | $999,999,999V.99CR | $001,234,567.89CR |
12 | 1023 | YYYYY | 1 23 |
例 1 の「$」は 1 つだけであるため静的な文字であり、「S」は小数点まで続いているため浮動文字です。
例 2、3、および 4 の文字「Z」と「*」は、ゼロ抑制文字です。アスタリスクは 0 または空白になるすべての箇所に出力され、「Z」は空白と置き換わります。
例 5 の挿入文字「B」は、空白文字 (空白) になります。ゼロを抑制しているゼロ抑制文字のフィールドでないかぎり、数値ピクチャ形式で「B」が記述されたすべての箇所に空白が挿入されます。
例 7 の文字「9」は、その箇所に数字を出力します。0 から 9 までのすべての数字が出力されますが、ここでは先頭の 1 は切り捨てられています。
例 8 および 9 の文字「V」は、その箇所で抑制をオフにします。「V」の後はすべての文字が出力されます。例 8 では、「V」が小数点の前にないため、小数点がオンではなくオフになります。
例 10 および 11 は、「CR」または「DB」のいずれかを含む数値ピクチャに正および負のデータを適用した結果を示しています。