LINE 句は、画面項目を画面上に表示する開始行を指定する。
一般形式
構文規則
- identifier-1 は符号の付かない整数とし、その値はゼロより大きく 256 未満とする。
- integer-1 は符号なしとし、その値はゼロより大きく 256 未満とする。
PLUS および「+」は同義である。
- NUMBER 指定を省略した場合の結果は、デフォルト値「PLUS 1」になる。
- LINE 句を省略した画面記述では、現在の行が想定される。
- LINE 句には、任意の基本項目を指定できる。
LINE 句を画面節集団項目の階層内のいずれかに指定する場合、以下の句のうち 1 つ以上を同じ集団の定義で指定する必要がある。BEEP、BELL、BLANK LINE、BLANK SCREEN、ERASE EOL、ERASE EOS、FROM、TO、USING、または VALUE
一般規則
- identifier-1 または integer-1 の値は、画面の物理的限界によって制限される。たとえば、Windows の制限は 60 である。
- LINE 句は、ACCEPT または DISPLAY 操作で画面上に画面項目を表示する行を指定する。
- LINE 句で identifier-1 または integer-1 は指定されているが、PLUS
「+」、または「-」
が指定されていない場合、この句は画面レコード内の絶対行番号を提供する。01 レベルはそれぞれ、画面レコードを表わす。ACCEPT および DISPLAYAT 文の AT 指定は、表示画面の先頭に対して相対である、画面レコードの開始位置を指定する。AT を指定しない場合、行 1 が画面の最初の行となる。
- LINE 句で PLUS
「+」、または「-」
を指定すると、文が前の項目を画面に表示しているかどうかに関わらず、行番号は前の画面項目が終了した場所に対して相対となる。先行する画面項目の末尾は、実行時のその項目の現在の有効な長さによって決まる。その長さは、PICTURE、VALUE、および SIZE 句から派生する。行番号のカウントを再開する際には、行 1 のレベル 01 項目から始まる。
- 01 レベルでない項目の画面記述に LINE 句も COLUMN 句も含まれていない場合、COLUMN PLUS 1 が指定されたものと見なされる。この場合、項目は画面節の先行する項目の直後から開始する。
- 画面の範囲外の LINE 位置を指定すると、ACCEPT または DISPLAY で切り捨てが発生する。
- LINE 句で PLUS
「+」、または「-」
を指定し、画面節の項目を参照する ACCEPT 文または DISPLAY 文が AT LINE NUMBER 指定を含む場合、この項目が示す行番号は、2 つの数の合計または差分になる。