条件付きブレークポイントおよび条件付き監視ポイントでは、コード化された条件またはヒット カウントを満たした場合にのみ実行が中断されます。条件およびヒット カウントの両方を組み合わせると、両方を満たした場合にしか実行を中断しないように設定できます。
条件付きのブレークポイントまたは監視ポイントを設定するには、次の手順を実行します。
- 「ブレークポイントおよび監視ポイントの使用」で説明されているいずれかの方法を使用して、ブレークポイントまたは監視ポイントを設定します。
- マーカー バーのブレークポイント アイコン (
)、メソッド ブレークポイント アイコン (
)、または監視ポイント アイコン (
) を右クリックし、[Breakpoint Properties] を選択します。[Properties] ダイアログ ボックスが開きます。
- プログラムのタイプに応じて、条件付きプロパティを構成します。
- ネイティブ COBOL:
- ヒット カウントを追加するには、[Hit count] を選択し、
をクリックして目的の演算子を選択してから目的の値を入力します。
- 条件を追加するには、[Condition] をクリックし、[Conditional statement] フィールドに文を入力します。
ヒント: 条件を記述する際は、
Ctrl +
Space を押してコード アシスト リストを利用すると便利です。有効な COBOL 構文と定義済みのデータ項目のリストが表示されます。
- JVM COBOL:
注: デフォルトでは [
Enabled] がオンになっています。条件を構成するためにプログラムから一時的に無効にするには、このチェック ボックスをオフにします。
- ブレークポイントまたは監視ポイントをトリガー ポイントとして構成するには、[Trigger Point] を選択します。トリガー ポイントがある場合、トリガー ポイントに到達するまで、他のブレークポイント/監視ポイントはすべて無効になります。
- ヒット カウントを追加するには、[Hit count] を選択して正の整数を入力し、整数がヒットしたときの結果を選択します。
- [Apply and Close] をクリックします。
条件付きのブレークポイントまたは監視ポイントが設定され (マーカー バーに示されます)、次回アプリケーションをデバッグするときに有効になります。
条件付き監視ポイントのデバッグ時は、項目が変更されると実行が中断されるため、カーソル位置はデータ項目の値の変更の原因となった文の後の文になります。