サポートされている ACCEPT 文の書き方は次のとおり。
一般形式

一般規則
- ソース コードを COBOL システムにサブミットする際に MS コンパイラ指令を設定すると、ACCEPT 処理では集団項目を基本項目として扱う。つまり、項目自体を受け入れ、その下位の基本項目は受け入れない。
- ソース コードを COBOL システムにサブミットする際に MS コンパイラ指令を設定すると、最初の作用対象が登場する画面位置を指定しない場合に、デフォルト設定として現在のカーソルの位置が採用される。
- 上記の規則 1 および 2 は、「ACCEPT 文」トピックに記載の ACCEPT 文の書き方 5 にも適用される。
- WITH 指定のオプション および同意語は次のとおり。
AUTO/AUTO-SKIP BACKGROUND-COLOR BELL/BEEP BLINK FOREGROUND-COLOR LENGTH-CHECK REVERSE-VIDEO RIGHT-JUSTIFY SECURE/NO-ECHO SIZE SPACE-FILL TRAILING-SIGN UNDERLINE UPDATE ZERO-FILL
これらのオプションは、「ACCEPT 文」トピックに記載の ACCEPT 文の書き方 5 にも適用される。
標準 COBOL とは異なるオプションは次のとおり。
- UPDATE。ソース コードを COBOL システムにサブミットする際に MS コンパイラ指令を設定すると、UPDATE オプションを指定しない場合に、入力用のデータ項目は最初は空白として表示される。ただし MS 指令を設定しない場合、初期データの表示は構成オプションになる。
UPDATE オプションを指定する場合、入力用のデータ項目の初期データが表示される。
- PROMPT。ソース コードを COBOL システムにサブミットする際に MS コンパイラ指令を設定すると、プロンプト文字を表示させるためにこのオプションを指定しなくてもよい。
- LENGTH-CHECK。このオプションを指定すると EMPTY-CHECK オプションが暗黙で設定されるため、操作時に何かを入力する必要がある。このオプションを指定した場合、ソース コードを COBOL システムにサブミットする際に MS コンパイラ指令を設定する。
- FOREGROUND-COLOR および BACKGROUND-COLOR。これらの句内で integer-1 はそれぞれ、画面項目の前景色および背景色を指定する。この値は 0 から 15 までであり、次のように定義されている。
0 |
黒 |
8 |
灰色 |
1 |
青 |
9 |
明るい青 |
2 |
緑 |
10 |
明るい緑 |
3 |
藍 |
11 |
明るい藍 |
4 |
赤 |
12 |
明るい赤 |
5 |
赤紫 |
13 |
明るい赤紫 |
6 |
茶 |
14 |
黄 |
7 |
白 |
15 |
高輝度の白 |
カラー画面で、FOREGROUND-COLOR オプションに 8 から 15 までの整数を指定することは、0 から 7 までの整数および HIGHLIGHT オプションを指定することに相当する。白黒画面では、これは単に HIGHLIGHT オプションを指定することに相当する。
カラー画面で、BACKGROUND-COLOR オプションに 8 から 15 までの整数を指定することは、0 から 7 までの整数および BLINK オプションを指定することに相当する。白黒画面では、これは単に BLINK オプションを指定することに相当する。