プログラムの実行を中断してデバッガー アクションを実行できるようにします。
BREAKPOINT [statement-id]
[[action-list]]
[/IF {logical-expr} [/ELSE[action-list]]]
[/SKIP=n]
[/IGNORE | /NIGNORE [/ALL]]
[/SILENT | /NSILENT]
詳細は次のとおりです。
次の例では、READ_INPUT プロシージャのエントリ ポイントにブレークポイントを設定し、MAXV の値を評価するアクション リストを指定しています。
CodeWatch> B READ_INPUT\%ENTRY [E MAXV]
CodeWatch> C
Break at PRIMES.READ_INPUT\%ENTRY
MAXV = 10 {fixed binary (31)}
次の例では、94 行目に条件付きブレークポイントを設定しています。変数 COUNT が 3 より大きい場合、プログラムの実行は停止します。それ以外の場合、デバッガーは COUNT を評価して続行します。
CodeWatch> B SIFT\94 /IF {COUNT>3} /ELSE [E COUNT]
CodeWatch> CONTINUE
COUNT = 1 {fixed binary (31)}
COUNT = 2 {fixed binary (31)}
COUNT = 3 {fixed binary (31)}
Break at PRIMES.SIFT\94
説明
BREAKPOINT コマンドは、指定した文にブレークポイントを設定する場合、またはその文にすでに設定されているブレークポイントの特性を変更する場合に使用します。文識別子が指定されていない場合、ブレークポイントは現在の実行ポイント (プログラムの実行の再開時に実行する文) に設定されます。一度にアクティブにできるブレークポイントの最大数は 64 です。
ブレークポイントは、デバッグ モードでコンパイルされた、またはコンパイルされていない外部ルーチンのエントリ ポイント (%ENTRY)、およびデバッグ モードでコンパイルされたルーチン内の実行可能な文を含む行に設定できます。コメントまたは宣言のみを含む行、またはキーワード ELSE (else) のみを含む行は、有効なブレークポイント位置ではありません。これらの位置のいずれかにブレークポイントを設定しようとすると、デバッガーは、コマンドで指定された文に続く最初の実行可能な文にブレークポイントを設定します。