MFJZLOG

構文：

call "MFJZLOG" using msg-dest msg-len msg-txt

パラメーター：

`msg-dest`	pic 9(8) comp	メッセージの宛先。1 を指定すると joblog に送信され、2 を指定すると syslog に送信されます。0 を指定すると、両方に送信されます。
`msg-dest-both`	pic 9(8) comp
`msg-dest-joblog`	pic 9(8) comp
`msg-dest-syslog`	pic 9(8) comp
`msg-len`	pic 9(8) comp	メッセージテキストの長さ。メッセージ全体を 1 行に維持する場合は、メッセージ長が 108 バイト未満でなければなりません。
`msg-txt`	x(118)	メッセージのテキスト。

説明：

IMS および CICS エンタープライズサーバーリージョンでこの API を使用するには、そのリージョンが SSTM に対応している必要があります。詳細については、「CICS または IMS のサブシステムから JCL サポートを有効にするには」を参照してください。Enterprise Server for .NET では、この API は実行できません。

メッセージ全体を 1 行に維持する場合は、メッセージ長が 108 バイト未満でなければなりません。

この呼び出しの使用時に、syslog に書き込もうとしてロックを取得できない場合は戻りコード 16 が生成され、joblog に書き込もうとしてロックを取得できない場合は戻りコード 20 が生成されます。

注:

下記例の場合と同様にメッセージ文字列の 6、7、8、9 桁目が数字になっている場合、MFJZLOG は、ユーザーが独自のメッセージコードを指定しているものと見なします。それ以外の場合は、メッセージの先頭にデフォルトのコード「JCLXM0000I」を付加します。
元の文字列の先頭に JCLXM0000I が付加されている場合と同様に、メッセージ文字列の 10 桁目が文字「I」になっている場合は、デフォルトのユーザー出口 casumxit によってそのメッセージ文字列がシステムログから除外されます。

例：

例 1。「MyMsg0001P Hi there!」をシステムログとジョブログの両方に書き込む場合：

77 msg-dest-both     pic 9(8) comp value 0.
77 msg-dest-joblog   pic 9(8) comp value 1.
77 msg-dest-syslog   pic 9(8) comp value 2.
77  msg-txt          pic x(118) value ' MyMsg0001P Hi there!'.
77  msg-len          pic  9(08) comp value 20.

call 'MFJZLOG' using  msg-dest-both 
                           msg-len 
                           msg-txt

例 2。「MyMsg0001P Hi there!」をジョブログだけに書き込む場合：

77 msg-dest-both      pic 9(8) comp value 0.
77 msg-dest-joblog    pic 9(8) comp value 1.
77 msg-dest-syslog    pic 9(8) comp value 2.
77  msg-txt           pic x(118) value ' MyMsg0001P Hi there!'.
77  msg-len           pic 9(08)  comp value 20.

call 'MFJZLOG' using msg-dest-joblog 
                      msg-len 
                      msg-txt