付録 A - JSON PARSE の例

次の例は、JSON テキスト文字列を解析して COBOL グループ項目にする方法を示したものです。

次の JSON テキスト文字列があるとします。

{"msg":{"SND":9,"pid":1289,"txt":"Hello World!"}}

この文字列を次の COBOL プログラムに渡すと、どのように解析されるかがわかり、結果を照会して操作できるようになります。

       Identification division.
       Program-id. jparse1.
       Data division.
       Working-storage section.
       01 msg.
         03 snd usage comp-1.
         03 pid pic 9999 usage display.
         03 txt pic x(12).
       Linkage section.
       01 json-str pic x(53).
       Procedure division using json-str.
       display "Parsing....".
       JSON PARSE json-str into msg with DETAIL
       END-JSON.
       if snd equal to 9 then
          display "PID is " pid
          display "Message text is '" txt "'"
       end-if.
       goback.
       End program jparse1.

この JSON PARSE 文を実行すると、グループ msg に JSON テキストの名前と値のペアから 3 つの値が取り込まれます。これで、任意の方法でテキストを操作できます。