MLDAP ESM モジュールを含むセキュリティ構成を使用した Enterprise Server の LDAP ベースのセキュリティでは、Active Directory の標準 Microsoft ユーザー オブジェクト、つまり Windows 認証に使用されるものと同じユーザー オブジェクトが認証で使用されるように、インストール環境を構成できます。この構成では、ユーザーは Windows ユーザー名およびパスワードを使用して Enterprise Server にサインオンし、Windows ログオンの制限が適用されます。
Microsoft 標準ユーザーを使用するようにシステムを構成するには、下の例に従ってセキュリティ マネージャーの構成を設定する必要があります。
[LDAP]
base=
user class=user
user container=cn=users,dc=company,dc=com
group container=cn=enterprise server user groups,cn=micro focus,
cn=program data,dc=company,dc=com
resource container=cn=enterprise server resources,cn=micro focus,
cn=program data,dc=company,dc=com
[Verify]
mode=bind
user class 環境変数の設定値：user
この設定が存在しない場合、デフォルト設定の user class=microfocus-MFDS-User が使用されます。