初期クエリ コードの生成
OpenESQL アシスタントは、ユーザーがテーブルおよびクエリのタイプを選択した後に、初期クエリ コードを生成します。
テーブルの選択
テーブルは、一度に 1 つ選択します。選択されているテーブル アイコン
の横には、チェック マークが表示されます。初期クエリ コードが生成されたら、別のテーブルを選択できます。
注: 一部のデータベースでは、システム テーブル名に特殊文字が使用されます。たとえば Oracle では、名前にドル記号 ($) を含むシステム テーブルを使用する場合があります。OpenESQL アシスタントは、システム テーブル名に、生成されるテーブル名が無効になるような特殊文字を検出すると、自動的に列名およびテーブル名を引用符で囲みます。
クエリのタイプの選択
制約事項: TSQL ストアド プロシージャは、SQL Server データ ソースに接続している場合にのみ生成できます。
テーブルを選択したら、[Select Type of Query to Create] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスには、選択して実行できるクエリのタイプが含まれています。選択したクエリのタイプに応じて、いくつかのオプションがあります。これらのオプションを含め、次のタイプのクエリを作成できます。
- SELECT (カーソル)
- [Cursor Name] フィールドで指定したカーソルを使用し、テーブル エイリアスを含めて、選択したテーブル用の SELECT 文を生成します。使用できるのは、次のオプションです。これらは相互に排他的です。
- [SP Name] フィールドで指定した名前の TSQL または SQL CLR ストアド プロシージャとしてクエリを生成します。生成されるストアド プロシージャのタイプは、[Type Stored Procedure] オプションの設定によって異なります。
- FOR UPDATE 句を含む SQL クエリを生成します。
- SELECT DISTINCT (カーソル)
- [Cursor Name] フィールドで指定したカーソルを使用して、選択したテーブル用の SELECT DISTINCT 文を生成します。使用できるのは、次のオプションです。これらは相互に排他的です。
- [SP Name] フィールドで指定した名前の TSQL または SQL CLR ストアド プロシージャとしてクエリを生成します。生成されるストアド プロシージャのタイプは、[Type Stored Procedure] オプションの設定によって異なります。
- FOR UPDATE 句を含む SQL クエリを生成します。
- SELECT (シングルトン)
- 選択したテーブルに対して、SELECT 文を生成します。TSQL または SQL CLR ストアド プロシージャとしてクエリを生成するオプションがあります。この際に、[SP Name] フィールドで指定した名前を使用します。生成されるストアド プロシージャのタイプは、[Type Stored Procedure] オプションの設定によって異なります。
- SELECT DISTINCT (シングルトン)
- 選択したテーブルに対して、SELECT DISTINCT 文を生成します。TSQL または SQL CLR ストアド プロシージャとしてクエリを生成するオプションがあります。この際に、[SP Name] フィールドで指定した名前を使用します。生成されるストアド プロシージャのタイプは、[Type Stored Procedure] オプションの設定によって異なります。
- UPDATE
- 選択したテーブルに対して、UPDATE 文を生成します。使用できるのは、次のオプションです。これらは相互に排他的です。
- [SP Name] フィールドで指定した名前の TSQL または SQL CLR ストアド プロシージャとしてクエリを生成します。生成されるストアド プロシージャのタイプは、[Type Stored Procedure] オプションの設定によって異なります。
- WHERE CURRENT OF 句を含む SQL クエリを生成します。
- INSERT
- 選択したテーブルに対して、INSERT 文を生成します。TSQL または SQL CLR ストアド プロシージャとしてクエリを生成するオプションがあります。この際に、[SP Name] フィールドで指定した名前を使用します。生成されるストアド プロシージャのタイプは、[Type Stored Procedure] オプションの設定によって異なります。
- DELETE
- 選択したテーブルに対して、DELETE 文を生成します。使用できるのは、次のオプションです。これらは相互に排他的です。
- [SP Name] フィールドで指定した名前の TSQL または SQL CLR ストアド プロシージャとしてクエリを生成します。生成されるストアド プロシージャのタイプは、[Type Stored Procedure] オプションの設定によって異なります。
- WHERE CURRENT OF 句を含む SQL クエリを生成します。
初期クエリの生成
クエリのタイプおよびオプションを選択したら、選択したクエリに対する初期 SQL コードが自動的に生成され、[Query] タブの下に表示されます。同時に、テーブル名の下には、テーブル内のすべての列が一覧表示されます。
SELECT クエリの場合、OpenESQL アシスタントにより、テーブル エイリアスが自動的に生成されます。次に例を示します。
SELECT FROM Customer A
最初に選択したテーブルは、「A」という文字のエイリアスを生成します。2 番目に選択するテーブルについては、OpenESQL アシスタントは「B」という文字のエイリアスを生成します (以下同様)。
クエリはそのまま使用できますが、必要に応じて、テーブル、列、検索条件、および補助コードを追加して、引き続きクエリをビルドできます。