[User options] ダイアログ ボックスで、セキュリティ マネージャー ユーザーに関するプロパティを指定できます。
[PROPERTIES]
プロパティおよびそれらの定義のリストです。
- [Account ID]
- ユーザー アカウントの ID。
- [Name]
- このアカウントに割り当てられているユーザーのフル ネーム。
- [Default Group]
- このユーザーのデフォルト ユーザー グループを指定します。
ユーザー確認要求でグループが指定されていない場合は、このデフォルト グループが使用されます。
- [Allow Logon]
- このユーザーがログインできるかどうかを示します。
- [Must Change Password]
- ユーザーに、初回ログイン時に必ず新しいパスワードを指定するよう求めます。
- [Description]
- ユーザー アカウントの説明。
- [Password]
- ユーザーの新しいパスワードを指定します。CICS、JES、または IMS など、MSS にログインしている場合は、パスワードの長さは 8 文字以下に制限されます。MFDS にログインしている場合は、パスワードの長さは 20 文字以下に制限されます。このフィールドを空白のままにした場合、既存のパスワードは変更されません。
注: マルチバイト文字、空白文字、一部の句読文字、および制御文字を使用すると、パスワードに問題が発生する場合があります。一部の外部セキュリティ マネージャーでは、パスワードに使用できる文字が制限されており、パスワードが 3270 端末セッションを介して入力される場合は、一部の文字が
ASCII-EBCDIC 変換によって変更される場合があります。Micro Focus では、ASCII およびデフォルトの EBCDIC コード ページの両方にある文字、数値、および句読文字の使用をお勧めします。
- [Confirm Password]
- ユーザーの新しいパスワードを大文字と小文字を区別して指定します。[パスワード] 内の値と一致しない値を入力した場合は、エラーが生成され、既存のパスワードは変更されません。
[ADVANCED]
高度なプロパティおよびそれらの定義です。
- [UID]
- 一意な参照 ID を指定します。これを指定しない場合は、ユーザーの作成時に自動的に生成されます。
- [Operator ID]
- 一意な参照 ID に関連付けられた、3 バイトの MSS オペレーター ID を指定します。
- [Timeout (mins)]
- MSS ユーザー タイムアウト(分単位) を指定します。
- [Password Expires]
- パスワードの有効期限を指定します。日付の形式は、使用するセキュリティ マネージャーによって異なります。MLDAP ESM では、LDAP サーバーによって要求される日付形式を使用する必要があります。この形式を判断するには確認が必要です。
次に例を示します。
EXPIRES=YYYYMMDDHHMMSS.0Z
ここで
0Z は GMT ゾーンを表します。有効期限を簡単に選択するには、

をクリックしてカレンダーを表示します。
- [Account Expires]
- アカウントの有効期限を指定します。
- [Use Token]
- パストークンを使用するためのパーミッションです。
- [Create Token]
- パストークンを作成するためのパーミッションです。
- [Custom Configuration]
- カスタム テキストです (Micro Focus では使用されない)。
[GROUP MEMBERSHIP]
[Selected] フィールドには、ユーザーが参加しているグループが一覧表示されます。その下には、使用可能なグループのリストがあります。[Group] のフィルターを使用して、リストを制限できます。
- [Selected]
- ユーザーが参加している全グループのリストです。
- [Groups]
- 参加可能な全グループのリストです。
[References]
ユーザーに関連付けられている参照を一覧で示します。[PROPERTIES] タブで定義されている場合、これにはユーザー自体の参照およびデフォルト グループへの参照が含まれます。
- [Type]
- オブジェクト タイプが表示されます。USER、GROUP、または RESOURCE のいずれかとなります。
- [Name]
- 参照の名前です。
- [Comment]
- 参照のタイプに関する情報を提供します。次のいずれかを指定できます。
- ユーザー自体
- ユーザーのデフォルト グループ
- 明確なグループ メンバー