属性

コンテキスト：

クラス ValueType インターフェイス デリゲートおよびイベント 列挙 フィールド メソッド コンストラクター プロパティ インデクサー 演算子 反復子

attribute-clause

例

*> Attribute on a class
class-id Attributes
    attribute Author(name AuthorName = "Benjamin Franklin").


*> Attribute on a field
01 book string attribute Author(name AuthorName = "Benjamin Franklin").

*> Attribute on a property
01 bookProperty string property
    attribute Author(name AuthorName = "Benjamin Franklin").


*> Attribute on a method and argument
method-id GetAnotherBook
    attribute Author(name AuthorName = "Benjamin Franklin")
    (arg1 as string
        attribute Author(name AuthorName = "Benjamin Franklin"))
    returning return-value as string.
        set return-value to book
end method.

end class.

*> Attribute definition
 attribute-id AuthorAttribute public.
 01 AuthorName string property.

end attribute.

カスタム属性のサンプルも参照してください。このサンプルは、[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > Samples > Visual COBOL Samples]、COBOL for .NET の場合。に用意されています。

属性を指定するには

属性は、次の内容を使用して指定できます。

constructor parameters

該当属性のコンストラクターのパラメーターを指定します。属性の指定で使用されるコンストラクターパラメーターは、属性で定義されるコンストラクターと一致する必要があります。次の例では、コンストラクターは文字列型の単一パラメーターを予測します。

 01 a binary-long attribute xml("UpperB").

NAME property-name = property-value

指名されるパラメーターです。属性クラスで定義されるプロパティに相当します。指名されたパラメーターは、属性で定義されるプロパティと一致する必要があります。次の例では、Description は、属性クラス WebService に定義される文字列型のプロパティです。

attribute WebService(NAME Description="My service")

属性について

属性 (カスタム属性とも呼ばれる) は、プログラム内の要素に関する追加情報を提供する場合に使用されます。属性を使用して、メソッド、データ項目、プロパティ、イベント、デリゲート、メソッドパラメーター、アセンブリ、クラス、メソッド戻り値を記述することができます。

COBOL プログラムで使用される構文の多くは、メソッドやフィールドの可視性 (PUBLIC、PRIVATE、PROTECTED など) といったプログラム要素を記述します。これらの記述はすべて、コンパイラから出力される dll または exe ファイルにメタデータとして埋め込まれ、リフレクションを使用して他のプログラムから問い合わせを行うことができます。属性は、無期限かつ無制限にメタデータをプログラム要素に追加する方法です。

指定された属性は、エントリの主体を記述するメタデータの一部になり、リフレクターで表示できます。