Enterprise Server では、サポートされる
Micro Focus 端末エミュレーターでのみ動作する特殊なフィールド タイプを使用できます。これらの特殊なフィールドは、
Micro Focus Reflection Desktop および InfoConnect Desktop のバージョン 17.0 Service Pack 1 以降における 3270 セッションでのみサポートされます。
注: [Show All Data on Legacy Products] をオンにすると、非 Micro Focus 端末エミュレーターではこれらの特殊なフィールド タイプを無効にすることができます。詳細については、下記を参照してください。
2 つの特殊なフィールド タイプを有効にするには、[Map Properties] ダイアログ ボックスおよび [Mapset Properties] ダイアログ ボックスで [Required] フィールドおよび [Sensitive] フィールドをオンにします。これら 2 つのチェック ボックスは、[Common Attributes] タブの [Mapatts] グループにあります。
いずれかのフィールド タイプを構成するには、Micro Focus BMS ペインタで目的のフィールドを右クリックします。[Field Properties] ダイアログ ボックスが開きます。[Micro Focus Enhanced] タブをクリックし、必要なオプションをオンにします。
- [Required Field]
- このオプションをオンにすると、ユーザーによる入力を必要とする必須フィールドになります。フォームの送信時にフィールドにデータが入力されていなかった場合、フィールドが赤で強調表示されます。
- [Sensitive Field]
- このオプションを使用して、表示されるフィールド データに適用するデータ リダクション (秘匿化) を指定できます。
- [Show All Data]
- すべてのデータが表示されます。これは、デフォルトの設定です。
- [Redact All Data]
- すべてのデータがアスタリスクに置き換えられます。
- [Show Last 4 Characters]
- 最後の 4 文字のみが表示され、残りのデータはアスタリスクに置き換えられます。
- [Show First 6 Characters]
- 最初の 6 文字のみが表示され、残りのデータはアスタリスクに置き換えられます。
- [Show First 6 and Last 4 Characters]
- 最初の 6 文字および最後の 4 文字のみが表示され、その間の残りのデータはアスタリスクに置き換えられます。
- [Redact Options]
- [Sensitive Field] オプションで [Show All Data] 以外を指定した場合は、次の追加オプションのいずれかを指定できます。
- [Authenticate to View]
- オンにすると、[View] (
) ボタンでフィールドが表示されるようになります。[View] ボタンをクリックして、Windows の [ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスを開きます。管理者のユーザー名およびパスワードを入力し、[はい] をクリックすると、秘匿化されたデータが表示されます。
- [Redact While Typing]
- オンにすると、ユーザーがフィールドにデータを入力した際にリダクションが行われ、文字がアスタリスクに置き換えられます。
- [Show All Data on Legacy Products]
- オンにすると、新しいフィールド タイプを使用する Enterprise Server アプリケーションに接続する非 Micro Focus 端末エミュレーターは、新しいフィールド属性が設定されていないかのように動作します。つまり、必須フィールドではユーザーによるデータの入力が必要とされず、機密フィールドではデータが秘匿化されません。
注: このオプションがオンになっていない場合、非 Micro Focus 端末エミュレーターではエラーが発生し、Enterprise Server でホストされているアプリケーションを使用できなくなります。