リージョン間データベース

リージョン間データベースは、複数のエンタープライズ サーバー リージョンで使用される機能の使用を容易にします。

リージョン間データベース用の ODBC ドライバーの設定を指定します。

Windows 環境での構成

  1. [Data Source] フィールドに「CrossRegion」と入力します。
  2. [Description] フィールドにリージョン間データベースの説明を入力します。この場合は、「Cross Region Database」と入力します。
  3. [Database] フィールドに「$XREGN$」と入力します。
  4. [SSL Mode] フィールドで [disable] を選択します。
  5. [Server] フィールドに PostgreSQL サーバーの場所を入力します。この場合は、「localhost」と入力します。
  6. [Port] フィールドに PostgreSQL サーバーへの接続に使用するポート番号を入力します。この場合は、デフォルトのポートの「5432」を入力します。
  7. [User Name] フィールドに「postgres」と入力します。
  8. [Password] フィールドに postgres ユーザーのパスワードを入力します。
  9. [Save] をクリックします。

UNIX 環境での構成

.odbc.ini 構成ファイルを開いて、リージョン間データベース データ ソースのエントリを追加します。

[PG.CROSSREGION]
Driver = <driver-name>
Servername = <server-name>
Port = <port-no>
Database = $XREGN$

詳細は次のとおりです。

<driver-name>
.odbcinst.ini ファイルで構成されているドライバーの名前を指定します。上の例では PostgreSQL になります。
<server-name>
データベース インスタンスが存在するサーバーの名前を指定します。
<port-no>
データベースがリッスンするポート (通常は 5432) を指定します。
$XREGN$
リージョン間データベースの名前を指定します。常にこの値にします。