- Windows 10 で Microsoft の EDGE ブラウザーを使用して Enterprise Server Administration GUI にアクセスしている場合、EDGE の問題により、自動更新機能でフォームを再送信するかどうかを確認するダイアログが表示されることがあります。この問題を回避するには、再送信要求をキャンセルしてから、Enterprise Server Administration のサーバー リスト ページまたはホーム ページを更新します。また、Enterprise Server Administration のホーム ページの [Auto-refresh interval] 設定を 0 に設定して自動更新をオフにすることもできます。
- ユーザー ID およびパスワードの制約:
Enterprise Server は、Microsoft Windows、UNIX、および Linux オペレーティング システム プラットフォーム上にメインフレーム オペレーティング システムをエミュレートします。このため、メインフレームとの互換性を保証するために、メインフレームのユーザー認証の制約と技術的な制限が Enterprise Server の外部セキュリティ機能 (ESF) マネージャーによってエミュレートされます。
これらの制約および技術的な制限は、Enterprise Server の次のような多くのコンポーネントに適用されます。
- CICS
- ジョブ エントリ サブシステム (JES)
- Micro Focus Directory Server (MFDS)
- IMS
ユーザーのサインオンなどの機能に関する問題を回避するには、この要件を満たさないユーザー ID またはパスワードを作成しないでください。
詳細については、「長いユーザー名およびパスワード」を参照してください。
- Historical Statistics Facility で、SSTM 対応のエンタープライズ サーバーについて誤ったレコードが生成されることがあります。
- Enterprise Developer 2.3 では、サード パーティ ベンダーの一部のジョブ スケジューリング ツールにおいて、Enterprise Server との通信が停止することがあります。これは、MFBSI を使用しないジョブ スケジューラなど、Enterprise Server と統合する外部のパートナーに影響を与える可能性があります。この問題は、パスが設定された COBOL 環境の外で Zena、CA、ASG、UC4 などのジョブ スケジューラが実行される場合に発生することがあります。問題の詳細と対処方法については、こちらをクリックしてください。
- 現時点では、PL/I-構成済みエンタープライズ サーバーのテンプレートはありません。
- RISC ベースのプラットフォームで Enterprise Server アプリケーションを実行している場合に、「CASCD1057S JES Initiator for Server ... abended by signal 00004」のようなエラーが発生することがあります。この場合は、環境の COBMAINSTACK の値を 8000000 より大きくしてデフォルトのスタック サイズを増やします。