HACloud TN3270 セッションの実行

HACloud TN3270 エミュレーターを使用するには、まず、HACloud セッション サーバーを起動する必要があります。これは、この製品のインストール環境で利用できる startsessionserver.bat ファイル (Windows) および startsessionserver.sh スクリプト (UNIX) を使用して行います。

HACloud セッション サーバーを起動するには、次の手順を実行します (Windows)

  1. インストールした Java が PATH 環境変数に追加されていることを確認します。
  2. 接続先のアプリケーションを実行する Enterprise Server リージョンを起動します。
  3. 32 ビットまたは 64 ビットの Enterprise Developer コマンド プロンプトまたは Enterprise Server コマンド プロンプトを起動します。これは、インストールした JRE の作業モード (32 ビットまたは 64 ビット) と一致している必要があります。
  4. コマンド プロンプトで「startsessionserver」と入力し、Enter を押します。

    コンソールで、Micro FocusHACloud セッション サーバーが起動されたというメッセージを確認します。

HACloud セッション サーバーを起動するには、次の手順を実行します (UNIX)

  1. インストールした Java が PATH 環境変数に追加されていることを確認します。
  2. 接続先のアプリケーションを実行する Enterprise Server リージョンを起動します。
  3. 端末を開き、COBOL 環境をセットアップします。
  4. 次のコマンドを実行して、セッション サーバーを起動します。
    startsessionserver.sh

    端末で、Micro FocusHACloud セッション サーバーが起動されたというメッセージを確認します。

  5. また、$COBDIR/bin で、MFHACloud という名前のシステム サービスを登録する次のスクリプトを実行することもできます。このサービスにより、セッション サーバーが起動されます。これは、COBOL 環境が指定されている端末から root として実行します。Enterprise Server を実行するには、管理者ユーザー アカウントも指定する必要があります。
    ./Setup_SystemD_Services.sh ESadminID

    ESadminID は、Enterprise Server 用に構成されている管理者 ID です。

HACloud エミュレーターを開くには、次の手順を実行します。

  1. ブラウザーで、エンドポイントを開きます。http://localhost:7443 です。HTTPS 接続など、デフォルト以外の設定を構成している場合は、それを指定する必要があります。

    [Available Sessions] ダイアログ ボックスが表示されます。いずれかのサーバーに TN3270 リスナーが定義されている場合は、次の形式で、使用可能なセッションのリストに表示されます。3270 ServerName@HostIP:PortNumber

    このダイアログ ボックスが表示されない場合は、[OPEN SESSION] をクリックして開始します。

  2. TN3270 エミュレーターの接続の行をクリックして起動し、リージョンに接続します。

    HACloud TN3270 エミュレーターが起動され、リージョンで実行されているアプリケーションがロードされます。