CLOSE REEL WITH LOCK 文および CLOSE UNIT WITH LOCK 文は、CLOSE REEL FOR REMOVAL と同等として扱われる。
この用途は注記用のみである。
CLOSE 文の書き方 | ファイルの種類 | |||
---|---|---|---|---|
非リール/ユニット | レコード順編成単一リール/ユニット | レコード順編成複数リール/ユニット | 非レコード順編成単一または複数リール/ユニット | |
CLOSE | C | C、G | A、C、G | C |
CLOSE WITH LOCK | C、E | C、E、G | A、C、E、G | C、E |
CLOSE WITH NO REWIND レコード順編成のみ | ![]() |
B、C | A、B、C | X |
CLOSE REEL/UNIT レコード順編成のみ | ![]() |
![]() |
F、G | X |
CLOSE REEL/UNIT FOR REMOVAL レコード順編成のみ | ![]() |
![]() |
D、F、G | X |
CLOSE REEL/UNIT WITH NO REWIND レコード順編成のみ | X | X | F、B | X |
上記の表に示した記号の意味を以下で説明する。入力ファイル、出力ファイル、または入出力ファイルかによって意味が異なる場合は、別の意味を示す。それ以外の場合は、入力ファイル、出力ファイル、および入出力ファイルのすべてに同じ意味が該当する。
A:前のリール/ユニットは影響を受けない | |
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B:現在のリールを巻き戻さない 現在のリール/ユニットは、現在の位置にとどまる。 |
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C:ファイルを閉じる | |
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D:リール/ユニットを取り外す | |
REEL または UNIT を指定せずに CLOSE 文をファイルに対して実行し、続いてそのファイルに対して OPEN 文を実行すると、そのファイル内のリールまたはユニットを適切な順番で再度呼び出すことができる。 |
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E:ファイルをロックする この実行単位の実行中は、このファイルを再び開くことはできない。 |
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F:リール/ユニットを閉じる | |
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G:巻き戻す 現在のリールまたは類似の装置は、物理的始点に位置指定される。 |
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H:オプションの指定は無視される
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X:無効 CLOSE 文の指定およびファイルの種類のこの組み合わせは無効である。オブジェクト時の結果は不定となる。 |
このオプションは、ファイルを共有する際のレコードまたはファイルのロックとは関係がない。
DELETE FILE 文以外は、
明示的にも暗黙的にも実行できなくなる。ただし、そのファイルに介入する OPEN 文を実行すれば、文を実行できるようになる。