Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理

Microsoft Build Tools パッケージおよび Windows SDK パッケージに依存する COBOL 開発機能は多数あります。デフォルトでは、製品インストーラーにより、これらのパッケージがダウンロードされデフォルトの場所にインストールされます。その後、ダウンロード済みのバージョンに依存するように COBOL 環境が設定されます。

Microsoft Build Tools パッケージおよび Windows SDK パッケージの構成ユーティリティ (cblms) を使用して、利用中のバージョンを表示できます。また標準以外の使用法が必要な場合には COBOL 環境も構成できます。

たとえば、一部のプロジェクト タイプ (.NET Core など) では、インストールされているもの (Visual Studio 2017 バージョン) とは異なるバージョンの Microsoft Build Tools (Visual Studio 2019 バージョン) が必要です。.NET に対する正しいバージョンをすでにインストールしている場合は、製品のインストール後に cblms を実行して、正しいパッケージを使用するように環境を更新してください。

製品インストーラーには、デフォルト パッケージのインストールをスキップするオプションがあります (skipmstools=1)。ただし、これにより両方のパッケージがスキップされるため、このオプションを設定する前に必要なパッケージがすでにあることを確認してください。必要なパッケージの詳細については、「Microsoft パッケージの依存関係」を参照してください。