
SERVICE 文
SERVICE 文は、通常、CICS プログラム内の連絡節中の項目をアドレス指定可能にするために使用する。
一般形式
構文規則
- SERVICE LABEL は、メインフレームの CICS プリプロセッサによって、制御フローを示すために生成される。これは、一般的な用途に向けたものではない。
- SERVICE LABEL 文は手続き部にだけ書ける。宣言節には書けない。
- 一意名は、連絡節内の BLL セル ブロックで示される最初の 01 レベルの項目か、EXEC CICS 文に続いてアドレス指定可能にする必要があるその他の連絡節内の 01 レベルの項目とする。
一般規則
- SERVICE LABEL 文の次の文で、有効性を失っているレジスタがすべて再ロードされる。
- CICS プログラム中で OS/VS COBOL BLL 機構を使用する場合は、手続き部の先頭でパラメーター リストをアドレス指定可能にしなければならない。このために、手続き部の先頭に「SERVICE RELOAD 一意名」文を追加する。ここで、一意名は連絡節内の最初の項目であり、連絡節内の他のすべての記述項に対するポインターを保持している。
- OSVS 指令を適用して翻訳したプログラムに局所モードの EXEC CICS 文が含まれている場合、各 CICS コマンドの後ろに SERVICE RELOAD 文を続けて、一意名は CICS コマンド中に使用されたのと同じポインター (BLL セル リファレンス) とする。
- OSVS 指令を適用して翻訳した CICSプログラム においては、大きさが 4096 バイト以上ある連絡節を参照するたびに、SERVICE RELOAD 文を使用して、4096 バイトを超える部分をアドレス指定可能にする。
- VS2 指令を適用して翻訳した CICS プログラムにおいては、SERVICE RELOAD 文は注記の役割を果たすだけである。