動的デバッグ用に構成された Enterprise Server を使用するプロジェクトのデバッグセッションを開始するとき、指定した条件に一致するデバッグ対象のサービス、またはアプリケーションインスタンスがサーバに通知されます。たとえば、指定された Web サービスのうち、特定のクライアントマシンから起動されたインスタンスをデバッグするよう指定できます。
アプリケーションまたはサービスが起動するたびに、指定の条件に一致するかを Enterprise Server が確認します。一致する場合、Enterprise Server はそれをデバッグセッションにアタッチします。その後、通常の方法でアプリケーションをステップ実行できます。
照合条件は、詳細に指定することも、大まかに指定することもできます。しかし、他のユーザと競合しないしないよう、できるだけ詳細な条件を指定することをお奨めします。複数のユーザが、特定のサービスまたはアプリケーションインスタンスに一致する詳細条件を指定すると、最も厳密に一致するもの (つまり、最も詳細な情報を提供するセッション) がインスタンスにアタッチされます。
例：
指定した照合条件が他のユーザが指定した条件に似ている場合には警告されます。他のユーザが指定した照合条件と同じ条件を指定すると、エラーメッセージが表示され、条件は拒否されます。
注： ESMAC の [Dyn-Dbg] ボタンを使用すると、アクティブな動的デバッグセッションと、Enterprise Server の関連するデバッグ条件を参照することができます。その画面では、必要ではなくなったデバッグ条件を削除することもできます。
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