Eclipse でのブレークポイントは、(他の Micro Focus 製品で行われているように) プログラムに設定するのではなく、ソースファイルに設定されます。つまり、そのソースファイルが複数のプログラムで使用されたり、同じプログラム内で複数回使用される場合には、1 つのブレークポイントが実際には何回も設定されることになります。例:
Main.cbl:
Procedure division. Copy “code.cpy”. … Copy “code.cpy”.
Code.cpy:
Add 1 to count // ここにブレークポイントを設定
デバッグを開始する前にブレークポイントが設定されていたり、そのコピーファイルを使用するアクティブなプログラムがない場合、ブレークポイントは保留になります。これは、実コード位置が解決されていないということです。デバッグが開始されるか、新しいプログラムが呼び出されると、デバッガは保留中のすべてのブレークポイントを解決して、実コード位置にバインドしようとします。
上記の例では、デバッガがメインの実行ファイルをロードすると、1 つの (保留中の) ブレークポイントを 2 か所の (バインドされた) 実ブレークポイントにバインドします。ブレークポイントは、エディタのマージンと [ブレークポイント] ビューの両方で、ブレークポイントアイコンに + (プラス記号) を付けて表示されます。プログラムがロードされ、ブレークポイントがアクティブになると、ブレークポイントアイコンにチェックマークが付きます。ブレークポイントの [プロパティー] ビューには、バインドされたすべてのブレークポイントの詳細が表示され、それらを設定することができます。
関連トピック: