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第 2 章 構文チェック時のエラーメッセージ

次に挙げるメッセージは、コンパイラがユーザの COBOL プログラムの構文や整合性を確認するときに出力されるものです。 各メッセージの説明には、メッセージ本文の一覧、および必要に応じ、メッセージの原因となったエラーや問題とその回避方法が表示されています。 同じメッセージでも、指令の設定によって重大度が異なる可能性があるため、それぞれのメッセージの重大度については、この一覧に記載されていません。

2.1 構文チェック時のエラーメッセージの形式

構文チェック時のエラーメッセージは、次の形式で表示されます。

Line-of-COBOL-code
nnnn-s code**** (mmmm)**
message

変数の意味は次のとおりです。

nnnn メッセージ番号です。
mmmm 上記の番号のエラーが発生したページです。
s 次のコードうちの 1 つが入り、エラーの重大度を示します。
U 回復不可能。 回復不可能なエラーが発生したため、COBOL システムが停止しています。 このタイプのメッセージはランタイムシステムによって生成されます。 『ランタイムシステムのエラーメッセージ』の章も参照してください。
S 重大な警告。 構文上のエラーまたはプログラム上の矛盾点を修正する必要があります。 修正を行わない場合は、コンパイラによりコードが生成されません。
E エラー。 コンパイラ側で、ユーザの意図を推測します。 コンパイラの推測がユーザの意図と違う場合は、プログラムを修正します。
W 警告。 プログラムに構文上の誤りはありませんが、エラーがある可能性があります。
I 情報。 注意が必要な一部のソースコードについて、ユーザに注意を促します。 エラーはありません。

WARNING 指令を使用し、E、W、および I レベルのエラーメッセージを表示しないようにすることができます。

コンパイラの終了時には、カテゴリごとの合計エラー数も出力されます。

一部のレベルのエラーは、無視して作業を継続することができます。エラーメッセージに対し、ユーザは次のように対応できます。

エラーメッセージには、可変の情報が含まれている場合があります。 可変の情報は、次のように斜体字で表示されます。

User-name data-name not unique

このメッセージの data-name には、一意ではない項目名が表示されます。

2.2 構文チェック時のエラーメッセージ一覧


0001 未定義エラー。Micro Focus アンサーラインに問い合わせること

プログラムに、COBOL システムでは認識できないエラーが含まれています。

対処方法
エラーの原因を調査するためにソースコードのコピーを Micro Focus アンサーラインにお送りください。


0003 違法な形式がある:定数

ソースコードで定数を形成する文字の順序が、定数名の構成に関する規則に準拠していません。 定数には、数値型および文字型があります。

数字定数の場合は、最大長が 18 桁です。ただし符号文字および小数点は 1 つしか使用できません。

文字定数は、コンピュータの文字セットに含まれる任意の文字で作成することができます。手続き部で最大 160 字、データ部で最大 2048 字までの長さが可能です。 文字定数は、引用符で囲む必要があります。

また、定数に表意定数を使用した場合には、それが使用可能な予約語 (ZERO など) であり、またスペルに誤りがないように確認します。 表意定数および数字定数の場合は、引用符で囲みません。

文のコンテキストに適合しない字類の定数を使用している可能性もあります。

この他に、プログラムで表意定数 ALL を使用している場合は、プログラムが ALL 表意定数の使用に関する規則に違反して作成されている可能性もあります。 ALL の後には、数字定数ではなく、文字定数が続きます。

対処方法
これらの規則に従うように、プログラムを修正します。


0004 違法な文字がある

プログラムに、COBOL の言語セットにはない文字が含まれています。

対処方法
無効な文字を有効な文字に置き換えます。


0005 利用者語 user-name が一意でない

ソースコードの複数のデータ項目または手続き名に対し、同じ利用者語を修飾しないで使用しています。

対処方法
重複しているデータ項目または手続き名を変更するか、修飾して、参照の一意性が保たれるようにします。


0007 7 桁めに違法な文字がある。または空白である

指定の領域である 7 桁めに無効な文字が含まれてます。

対処方法
有効な文字は *、D、-、/、または空白です。


0008 COPY ファイル filename が見つからない

COPY 文とともに指定された filename ファイルが見つかりません。

対処方法
ファイル名を変更するか、目的のファイルを現在の COBOL システムで使用できるようにします。

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラの使用』。


0009 ピリオドがない

COBOL の構文規則で定められている位置にピリオドがありません。

対処方法
適切な位置にピリオドを入れます。


0010 行中の誤った領域に語を記述している

領域 B で開始する必要がある語が領域 A で開始している、または領域 A で開始する必要がある語が領域 B で開始しています。


0011 予約語がない。または誤って使用している

利用者語が必要な位置に予約語が使用されている、または予約語が必要な位置に予約語が使用されていません。

対処方法
予約語の部分を利用者語に変更するか、必要な位置に予約語を挿入します。


0012 作用対象 data-name が宣言されていない

宣言していないデータ名を使用しようとしているか、データ名のスペルに誤りがありました。

対処方法
このエラーは、宣言されていないデータ項目の直後には表示されない場合があります。これは、COBOL システムが、ソースコードの処理を続行して、データ項目が修飾されているかどうかを確認するためです。エラーになった項目を見つけるには、ソースコードを逆方向にチェックして、最新の項目を探します。

データ項目が宣言されていることを確認します。


0013 利用者語が必要である

プログラムの所定の場所に、利用者名を指定していません。

対処方法
COBOL の構文規則に準拠していること、および適切な種類の名前 (たとえば、システム名や条件名など) であることを確認の上、利用者名を挿入します。


0014 無効な作用対象がある

ユーザが指定した作用対象 (オペランド) に何らかの誤りがあるため、COBOL システムにより処理されません。たとえば、正の整数しか使用できない場所で負の整数を指定している場合などが考えられます。

対処方法
この構文に使用できる作用対象 (オペランド) を確認します。


0015 手続き部が大きすぎる

プログラムの手続き部が、最大サイズを超えています。

対処方法
サイズの小さい独立したプログラムが互いに呼び出し合うように、プログラムの設計を修正します。


0016 データ部が大きすぎる

プログラムのデータ部が、最大サイズを超えています。

対処方法
サイズの小さいデータ部と、独立したプログラムの集合になるように、プログラムの設計を修正します。


0017 予約語 word を誤って使用している

0018 初期化中のプリプロセッサエラー

COBOL システムによって呼び出された統合プリプロセッサが、初期化を実行している間にエラーを検出し、処理を続行できなくなりました。

対処方法
プリプロセッサによって詳細情報が表示されたら、問題を修正しコマンドを再実行します。


0019 BASIS の行番号に誤りがある

BASIS 機構を実装している文の中に行番号の順序に誤りがあるものがあります。たとえば、文 DELETE 100-60 は正しくありません (BASIS では、数字順にする必要があります)。

対処方法
順序の誤りを修正します。


0020 数字定数が必要である

このコンテキストでは数値型の定数を指定します。

対処方法
指定の数字定数を構文の規則に準拠するようにします。


0021 修飾語が多すぎる

データ名、手続き名、原文名などを修飾して参照しようとしましたが、修飾語が多すぎました。

対処方法
参照を修正し、許容されている数より多くの修飾語を使用しないようにします。


0022 SKIP1/2/3、EJECT、TITLE は1行に1語とする

これらの語句を含む原始プログラムの行では、他の語句を入れることはできません。

対処方法
プログラムを修正し、これらの語句のみの行にします。


0023 文字定数が必要である

このコンテキストでは、文字定数を指定する必要があります。

対処方法
指定の定数を文字定数の規則に準拠するようにします。


0024 違法な修飾語がある

修飾したデータ名、手続き名、原文名の指定に誤りがありました。

対処方法
修飾した参照を修正します。


0025 修飾はできない

このコンテキストでは、データ名、手続き名、原文名を修飾することはできません。

対処方法
参照を非修飾型の参照に直します。


0026 定数が長すぎる

ユーザが指定した定数の値の長さが、定数の最大長を超えています。

対処方法
数字定数の場合は、最大 18 桁までの長さにできます。 文字定数の場合は、手続き部で最大 160 字、データ部で最大 2048 字までの長さにできます。 プログラムで指定した定数の値が、これらの最大長を超えないようにします。


0027 数値が大きすぎる

宣言した数値が大きすぎます。

対処方法 :
各タイプのデータ項目の最大サイズの情報について詳しくは、『プログラマーズガイド - アプリケーション作成』の『システムと開発環境による制限』の章を参照してください。


0028 データ項目が長すぎる

指定のデータ形式に対して宣言したデータ項目が長すぎます。

対処方法
各タイプのデータ項目の最大サイズの情報について詳しくは、『プログラマーズガイド - アプリケーション作成』の『システムと開発環境による制限』の章を参照してください。


0029 データ名ではない

指定した作用対象 (オペランド) のデータ項目に誤りがあります。たとえば、データ名を指定すべき個所に、FD 名や条件名を指定している可能性があります。

対処方法
エラーになった項目がデータ名であることを確認し、そのデータ名を宣言します。


0030 集団項目とする

MOVE CORRESPONDIN 文の送り出しまたは受け取りフィールドとして、基本項目を指定しました。

対処方法
送り出しフィールドと受け取りフィールドの両方を集団項目にします。


0031 基本項目とする

基本項目を使用すべきコンテキストで、集団データ項目の名前を指定しました。

対処方法
参照を変更して、基本項目の参照にします。


0032 添字付け,指標付けはできない

本来は使用できない場所に、添字付けデータまたは指標付けデータが指定されています。

対処方法
参照を変更して、単体の (つまり添字付けや指標付けされていない) データ項目の参照となるようにします。


0033 手続き名とする

手続き名 (つまり段落または節名) を指定する必要があるコンテキストに、データ名を指定した可能性があります。

対処方法
正しい手続き名を指定します。


0034 作用対象 operand は数字とする

数値を指定する必要があるコンテキストに、数値以外の値を指定しています。

対処方法
数値を指定します。


0035 整数値が必要である

整数値を指定する必要があるコンテキストに、整数以外の値を指定しています。

対処方法
整数値を指定します。


0036 英数字が必要である

英数字を指定する必要があるコンテキストに、英数字以外の値を指定しています。

対処方法
英数字を指定します。


0037 USAGE DISPLAY とする

データ項目に必要な USAGE DISPLAY がありません。

対処方法
データ項目の USAGE を DISPLAY に変更します。


0038 違法に重複している段落または句がある

1 回しか指定できない場所で、段落または句を複数回指定しています。

対処方法
重複している段落または句を削除します。


0039 COPY ... REPLACING 文が多すぎる

段落に 255 を超える COPY...REPLACING 文があります。

対処方法
プログラムを修正し、COPY...REPLACING 文が 255 より少なくなるようにします。


0040 ファイル名がない.またはファイル名に誤りがある

指定のファイル名が、COBOL のファイル名に関する規則に違反しているか、FILE-CONTROL 段落で宣言されていません。このエラーは、有効なファイル名のスペルを誤って入力したことが原因である場合があります。

対処方法
ファイル名を修正します (または、必要に応じて FILE-CONTROL 段落にファイル記述項を追加します)。


0042 ゼロは指定できない

ここで指定する数値は、0 以外の数値でなければなりません。

対処方法
0 以外の数値を指定します。


0043 定数または表意定数が必要である

ここでは、定数値または表意定数を指定する必要があります。

対処方法
指定の値を定数または表意定数に修正します。


0044 定数が必要である

ここでは、定数値を指定する必要があります。

対処方法
指定した値を定数値に変更します。


0045 作用対象 data-name の長さに誤りがある

この文の作用対象 (オペランド) の長さが正しくありません (たとえば、プロンプト文字が 1 文字多いなど)。

対処方法
各タイプのデータ項目の最大サイズについては『言語リファレンスを参照してください。


0046 符号系名が必要である

ここには、大小順序の利用者語を指定する必要があります。

対処方法
特殊名段落で定義したアルファベットの名前を指定します。


0047 数字定数またはZEROが必要である

ここには、数字定数または表意定数 ZERO を指定する必要があります。

対処方法
数字定数または ZERO を指定します。


0048 右側のかっこがない.または余分である

算術式の左右のかっこの数が一致しません。

対処方法
算術式の形式をチェックし、右かっこと左かっこが対になるようにします。


0049 指標名または指標名付きデータ名を違法に使用している

USAGE INDEX がある項目を使用できないコンテキストで、USAGE INDEX がある項目を使用しています。

対処方法
項目の USAGE を変更するか、USAGE INDEX がない項目を使用します。

参照
問題の項目を使用できる場所については、『言語リファレンスを参照してください。


0050 POINTER データ項目、ADDRESS OF、NULL を違法に使用している

USAGE POINTER があるデータ項目の操作手順が正しくありませんでした。または、作業場所節か連絡節の 01 または 77 レベル以外の項目に ADDRESS OF 句を適用しようとしました。

対処方法
ポインタ項目の実行可能な操作については『言語リファレンスを参照してください。


0051 報告書名ではない

このコンテキストでは数値型の定数を指定します。 有効な手続き名のスペルを誤って入力した可能性があります。

対処方法
参照を修正します。


0052 順ファイルだけに許される

SEQUENTIAL 構成のファイルのみに許可されている操作を実行しました (たとえば CLOSE REEL/UNIT など)。

対処方法
ファイル構成を SEQUENTIAL に変更します。


0053 指令 directive は無効、または指令はここには使用できない

プログラムの誤った場所で COBOL システムの指令を指定しているか、$SET 文に無効な COBOL システムの指令を指定しています。

対処方法
たとえば、$SET LIST はどこででも指定できますが、$SET PREPROCESS は第 1 行目にしか指定できません。

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラの使用』の章の『指令の設定』の項。
各コンパイラ指令の詳細については、『Server Express ユーザガイド』の『コンパイラへの指令』の章を参照してください。


0054 字類名が必要である

特殊名段落の字類名が定義されていないか、COBOL 字類名のスペルに誤りがあります。

対処方法
特殊名段落の条件名を定義するか、COBOL 字類名を使用します。


0055 指標名がテーブルサイズより大きい値に設定されている

指標名を、その指標名の属する OCCURS 句の数字より大きい値に設定しようとして、SET index-name TO literal 文が使用されました。


0056 COPY に誤りがある

次のうちのどれかが起りました。

対処方法
プログラムを修正し、すでに COPY を開始しているファイルのコピーが完了してから、同じファイルの COPY を実行します。

スペルの誤りを修正します。


0057 報告集団ではない

このコンテキストでは、報告集団を使用する必要があります。報告集団名のスペルを誤って入力した可能性があります。

対処方法
参照を修正します。


0058 報告書名または報告集団ではない

GENERATE 文に有効な報告書名も報告集団もありません。報告書名または報告集団のスペルに誤りがある可能性があります。

対処方法
報告書名または報告集団の参照を修正します。


0059 この報告書名は GENERATE できない

指定の報告書名には、次のすべてが含まれる必要があります。

対処方法
関連するトピックをクリックし、GENERATE 文で報告書名を使用する際に必要なコンテンツについて参照します。


0060 明細集団ではない

TYPE DETAIL ではない報告集団を指定しました。

対処方法
プログラムを修正し、TYPE DETAIL の報告集団を指定します。


0061 仮原文の指定に誤りがある

REPLACE または COPY REPLACING 文に、2 文字の仮原文区切り文字がありません。

対処方法
プログラムの適切な場所に、仮原文区切り文字 (==) を挿入します。


0062 REPLACE の内部で COPY REPLACING を使用できない。また逆も同様である

文字列置換がすでに実行されているときに、文字列置換を指定することはできません。


0063 入れ子のプログラム内では使用できない

プログラムに、入れ子プログラムでは無効な文または句が含まれています。

対処方法
入れ子プログラムの有効な構成について『言語リファレンスを参照してください。


0064 ファイルが EXTERNAL の場合、PADDING CHARACTER 句も同様にする

ファイルを EXTERNAL と定義する場合は、関連する PADDING CHARACTER 句で指定のデータ項目も EXTERNAL と定義する必要があります。


0065 符号なしの整数が必要である

符号なし整数が必要ですが、指定されていません。

対処方法
符号なし整数を指定します。


0066 データ項目は固定の位置にあること

OCCURS ... DEPENDING ON (ODO) テーブルエントリにある項目が、このテーブルの添字、または集団内の別の ODO テーブルの添字として先に使用されています。このような指定はできません。

対処方法
項目を ODO の外に転記してから、目的の文で使用します。


0067 LINKCOUNT 指令にもっと大きな値を指定して再コンパイルすること

プログラムが必要とする連絡節の項目の数が、デフォルトの制限を超えています。

対処方法
LINKCOUNT 指令を使用して制限を引き上げます。


0070 無効な引数である

ユーザのプログラムの $SET 文で、無効な引数を持った COBOL システムの指令が指定されたか、組込み関数に正しくない引数が指定されました。

対処方法
引数を修正します。

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラの使用』の章の『指令の設定』の項。
各コンパイラの指令については、『Server Express ユーザガイド』の『コンパイラへの指令』の項を参照してください。


0071 PROCEDURE DIVISION がない.または文が間違っている

PROCEDURE DIVISION 見出しがありません。動詞がない状態で開始しました。


0072 無効なファンクション名である

FUNCTION という単語の後に指定された名前は、関数名として認識されていません。データ名に function という単語を使用した可能性があります。FUNCTION は予約語です。

対処方法
組込み関数が必要な場合は、正しい名前を使用します。 データ名に「function」という語を使用する場合は、指令 REMOVE"FUNCTION" を指定してプログラムを再実行し、予約語リストから単語、FUNCTION を削除します。

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラへの指令』の章の『REMOVE コンパイラ指令』。


0073 左側のかっこがない

パラメータの必要な組込み関数を指定しましたが、パラメータリストの前に左かっこがありません。

対処方法
組込み関数の形式を確認し、右かっこと左かっこが対になるようにします。


0074 数字の引数が必要である

組込み関数に文字の引数が指定されましたが、ここは数値引数でなければなりません。

対処方法
引数を数値にします。


0075 英数字の引数が必要である

組込み関数に数値引数が指定されましたが、ここは英数字の引数でなければなりません。

対処方法
引数を英数字にします。


0076 引数の組み合わせが違法である

組込み関数に対して指定した引数群のタイプが、目的の関数に必要なタイプと異なります。

対処方法
コードを修正し、引数の組合せのタイプに関する規則に準拠するようにします。


0077 EXEC 文の内部でプログラムが終了している

プログラムソースが EXEC 文で終わっています。このエラーは、エラーの前のプログラムに END-EXEC が欠落している可能性を示します。

対処方法
各 EXEC が END-EXEC と対になるようにします。


0078 数字関数は使用できない

数値が使用できない場所に、数値を返す組込み関数を指定しました。

対処方法
組込み関数を非数値のものにします。


0079 引数の長さは 1 とする

指定の引数の長さが 1 ではありません。

対処方法
引数を変更し、長さを 1 と指定します。


0080 ACCEPT 文に対するプロンプト文字が矛盾している

0081 LOCALCOUNT 指令にもっと大きな値を指定して再コンパイルすること

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラへの指令』の章の『LOCALCOUNT コンパイラ指令』。


0082 部または節の見出しの順序に誤りがある

ソースの COBOL 部または節の見出しの順番が正しくありません。たとえば、すでに読み取ったSCREEN SECTION の後にLINKAGE SECTIONがあります。


0083 予約語がない - word が必要である

必要な場所に予約語 word がありません。


0086 定数名 data-name は予約語と同じである

0087 SIZE は正の整数でなければならない

構文、CALL BY VALUE SIZE を無効なサイズ、 size で使用しています。

対処方法
有効な正の整数を使用してプログラムし直します。


0090 エラーが多すぎる

メッセージ数が、MAXERROR 指令で指定された限度に達しました。


0091 FILETYPE(11)と互換性のない構文

0092 再定義によって可変データ項目の位置をあいまいにする

0093 利用者語が一意ではない。01 レベルのレコードで修飾されているとみなす

指定の利用者語は一意ではありませんが、現在の 01 レベルの項目で修飾されています。


0094 名前が COBOL 語ではない

指定した名前は COBOL の予約語ではありません。

対処方法
名前を正しいものに変更します。


0095 COPY 名に定数を使用している

0096 小文字を使用している (このメッセージは以後表示されない)

大文字を使用する必要がある場所に、小文字が使用されています。


0097 シングルとダブルの引用符を使用している(このメッセージは以後表示されない)

0098 シングルの引用符を使用している(このメッセージは以後表示されない)

0099 COPY ファイルが入れ子になっている

0100 一連番号の順番に誤りがある

ソースコードの 1 つまたは複数の番号の順番が間違っています。

対処方法
すべての一連番号が、正しい順番になっているかどうか確認します。


0101 割り当て名はデータ名である

0102 RELATIVE KEY 句は ACCESS 句の直後に続けること

0103 RECORD がない

単語、RECORD がありません。

対処方法
単語、RECORD を追加します。


0104 IDENTIFICATION がない

0105 PROGRAM-ID がない

PROGRAM-ID 段落に単語、PROGRAM-ID がありません。

対処方法
PROGRAM-ID 段落に単語、PROGRAM-ID を追加します。


0106 PROGRAM-ID が違法な形式である

PROGRAM-ID 段落に、無効なプログラム名を指定しました。

対処方法
プログラム名の形式を修正します。


0107 第2ステータスエリア

FILE STATUS 句の後に複数の識別子を使用することはできません。


0108 OPTIONAL句は順編成ファイル以外には使用できない

0109 段落か句に順序の誤りまたは重複がある

段落の順番を誤って指定しているか、同じ段落を 2 度指定しているか、SPECIAL-NAMES 句の順番が標準に従っていません。

対処方法
重複しているものを削除します。


0110 ENVIRONMENT がない

単語、ENVIRONMENT がありません。

対処方法
単語、ENVIRONMENT を追加します。


0111 CONFIGURATION がない

単語、CONFIGURATION がありません。

対処方法
単語、CONFIGURATION を追加します。


0112 SOURCE-COMPUTER がない

単語、SOURCE-COMPUTER がありません。

対処方法
単語、SOURCE-COMPUTER を追加します。


0113 SPECIAL-NAMES 段落に誤りがある

特殊名段落が正しく指定されていません。

対処方法
特殊名段落の形式を修正します。


0114 OBJECT-COMPUTER がない

単語、OBJECT-COMPUTER がありません。

対処方法
単語、OBJECT-COMPUTER を追加します。


0115 OBJECT-COMPUTER 段落が認識できない

OBJECT-COMPUTER 段落が正しく指定されていません。

対処方法
OBJECT-COMPUTER 段落の形式を修正します。


0116 ALPHABET 句に同じ文字が2回指定されている

ALPHABET 句で、少なくとも 1 つ以上の文字が 2 度指定されています。たとえば、一度使用した文字を再度定数として指定している可能性があります。

対処方法
ALPHABET 句で指定した文字を繰り返し参照しないよう、ソースコードを修正します。


0117 SWITCH 句に誤りがある。またはシステム名か呼び名に誤りがある

プログラムの環境部、特殊名段落の SWITCH 句のコードにエラーがあります。

対処方法
プログラムを修正します。問題の句の中のすべての条件名を、データ部で宣言します。


0118 COMMA が必要である

DECIMAL-POINT 句に単語、COMMA がありません。

対処方法
単語、COMMA を追加します。


0119 CRT が必要である

COBOL システムが予約語、CRT の使用を規定している場所で、COBOL 語または利用者語を使用しています。

対処方法
コードを編集し、予約語、CRT を使用します。


0120 違法な通貨編集用文字である

プログラムの 特殊名段落、CURRENCY SIGN IS 句で指定した定数が、COBOL 構文の規則で定められたもののなかに含まれていません。また、COBOL 構文の規則に違反していない場合には、定数が引用符で囲まれていません。 定数は必ず 1 文字とします (1 桁ではありません )。定数には、A、B、C、D、L、P、S、V、X、Z、*、+、-、,、.、;、(、)、"、/、=、space は使用できません (ただし例外的に ANS85 では L を使用できます )。

対処方法
定数を使用可能な文字に変更し、引用符で囲んでください。


0121 定数のファイル名に DYNAMIC や EXTERNAL は指定できない

ファイル名が、定数のファイル名として指定されているのではなく、データ項目に含まれている場合以外は、ファイル記述項の ASSIGN 句に DYNAMIC または EXTERNAL を指定することはできません。

対処方法
データ項目にファイル名を入れてプログラムの設計を修正します。


0122 符号系や字類の定義内に2バイト文字は使用できない

符号系または句の定義には、2 バイト文字は使用できません。

対処方法
符号系や句の定義に 2 バイト文字を使用しないよう、プログラムの設計を修正します。


0123 I-O-CONTROL がない

先頭に I-O-CONTROL がありません。

対処方法
先頭に I-O-CONTROL を追加します。


0124 INPUT-OUTPUT がない

先頭に INPUT-OUTPUT がありません。

対処方法
先頭に INPUT-OUTPUT を追加します。


0125 FILE-CONTROL がない

先頭に FILE-CONTROL がありません。

対処方法
先頭に FILE-CONTROL を追加します。


0126 ASSIGN 句がない

ファイルにプログラムが認識しているファイル名をつけるため SELECT 句が使用されましたが、対応する ASSIGN 句を使用してファイルに作成者語 (システムが認識する名前) をつけていません。

対処方法
SELECT 句の後に必要な ASSIGN 句を挿入します。


0127 [LINE] SEQUENTIAL、RELATIVE、INDEXED がない

FILE-CONTROL 段落の ORGANIZATION IS 句で、ファイルの論理構造が指定されていません。

対処方法
ORGANIZATION IS 句に、[LINE] SEQUENTIAL、INDEXED、RELATIVE のうちの 1 つを挿入します。どれを挿入するかは、レコードの保存方法やファイルへのアクセス方法によって異なります。


00128 索引/相対ファイルに ACCESS MODE 句がない

この句の形式は、データファイルの構成によって異なります。 ファイルの ORGANIZATION 句を INDEXED と RELATIVE のどちらかに指定した場合は、ファイルへのアクセスにどちらのモードを使用するかを示す ACCESS MODE 句を指定する必要があります。 モードが指定されない場合は、順アクセスモードが適用されます。

対処方法
ACCESS MODE 句の使用方法については『言語リファレンスを参照してください。


0129 キーまたはキーの構成要素が多すぎる

1 つの索引ファイルのレコードキーおよび副キーフィールドを構成する個別のデータ項目の数が多すぎます。

対処方法
プログラムを簡単なものに作り変え、ファイルに必要なキーの数またはキーの構成要素の数を減らします。


0130 ORGANIZATION / ACCESS / KEY 句の組合わせが違法である

プログラムでこれらの句を指定する場合は、互いの句が適合する必要がありますが、ユーザのプログラムでは適合していません。

対処方法
これらの句が適合するようにします。


0131 SELECT 句に認識できない語がある

COBOL システムでは、SELECT 句の一部を承認できませんでした。 SELECT 句で指定したファイル名が COBOL ファイルの命名規則に違反している可能性があります。

対処方法
詳細については、『言語リファレンスを参照してください。


0132 SET 文中に '条件名 TO TRUE/FALSE' を繰り返して使用した

1 つの SET 文の中で、「条件名 to TRUE/FALSE」句が繰り返し指定されています。 これは、ユーザが指定した、フラグが立っている方言に準拠していません。

対処方法
2 つの SET 文に分けます。


0133 SAME AREA 句の構文エラー

この選択句は、2 つ以上のファイルを同じ中央記憶領域にアクセスさせるために使用されましたが、関連する構文規則に準拠していません。

対処方法
句の形式を修正します。


0134 FILE SECTION がない

先頭に FILE SECTION がありません。

対処方法
先頭に FILE SECTION を追加します。


0135 DATA DIVISION がない

先頭に DATA DIVISION がありません。

対処方法
先頭に DATA DIVISION を追加します。


0136 NATIONAL LANGUAGE を違法に使用している

プログラムに次の COBOL 句のどれかが 1 つまたは複数含まれています。

PROGRAM COLLATING SEQUENCE IS
ALPHABET IS
CURRENCY SIGN IS
DECIMAL-POINT IS COMMA

National Language Support (NLS) 指令を有効にしたプログラムを実行しましたが、これは違反です。

対処方法
NLS 指令をオフにするか、ソースコードを修正して上記のすべての句をプログラムから除去します。


0137 プログラムの文字の大小順序が定義されていない

コードの OBJECT-COMPUTER 段落に PROGRAM COLLATING SEQUENCE 句が含まれていますが、特殊名段落に関連する ALPHABET-NAME がありません。PROGRAM COLLATING SEQUENCE 句のあるプログラムには、ALPHABET-NAME 句が必要です。

対処方法
必要な ALPHABET-NAME 句を挿入します。また必ず、SEQUENCE エントリで使用されているものと同じ利用者名を付けます。コードに両方の句を挿入しても同じメッセージが表示される場合は、両方の句に同じ利用者名が、スペルに誤りなく使用されていることを確認します。コードにスペルの誤りがある場合は、すべて修正します。


00138 EXCLUSIVE、AUTOMATIC、MANUAL がない

環境部 FILE-CONTROL 段落の LOCK MODE 句に単語、EXCLUSIVE、AUTOMATIC、MANUAL のどれかが含まれていません。また、これらの語のうち 1 つが含まれている場合には、スペルに誤りがあるために COBOL システムがこれらの語を認識できないものと思われます。LOCK MODE 句は、マルチユーザ環境で複数のユーザが共有するファイルへのアクセスを制御します。この句の形式は、使用するファイルのタイプによって決定します。

対処方法
LOCK MODE 句を修正します。


0139 LOCK MODE /ファイルの種類の組合わせが違法である

LOCK MODE 句の形式は、ファイルの種類により異なります。ユーザは、指定ファイルの型と適合しない LOCK MODE 句を指定しました。共有ファイルはロックモード、AUTOMATIC または MANUAL が可能ですが、共有ファイル以外のファイルにはロックモードを EXCLUSIVE とする必要があります。

対処方法
LOCK MODE 句を修正します。


0140 索引ファイルの場合、PASSWORD は KEY に続けること

索引順ファイル記述項では、KEY 句の直後に必ず PASSWORD 句を使用する必要があります。

対処方法
プログラムを修正し、KEY 句の直後に PASSWORD 句を入れます。


0141 同じファイル名が同形式の複数の SAME 句に指定されている

1 つのファイルを複数の SAME AREA 句または SAME RECORD AREA 句に使うことはできません。

対処方法
プログラムを修正します。


0142 入れ子のプログラムの中でのみ使用可能である

指定の句は、入れ子プログラム以外では使用できません。たとえば、COMMON 句などがこれに相当します (ANSI の定義による)。

対処方法
プログラムを修正します。


0143 見出し部の段落見出しに認識できないものがある

指定の段落の見出しは見出し部の段落として規則違反です。少なくとも選択された COBOL 方言にはありません。

対処方法
プログラムを修正するか、別の COBOL 方言を選択します。


0144 OCCURS 指定に従属する OCCURS DEPENDING 指定には ODOSLIDE 指令が必要である

OCCURS で定義されたレコードの一部に OCCURS DEPENDING ON を含むレコードがあります。

対処方法
ODOSLIDE 指令を設定します。

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラへの指令』の章の『ODOSLIDE コンパイラ指令』。


0145 'SET 条件名 TO' 構文を使用した

SET 条件名 TO ... 構文が、ユーザが選択した、フラグを立てる方言に含まれていません。


0146 条件名は FALSEに設定されている

条件名を FALSE に設定しようとしましたが、これはユーザが選択した、フラグを立てる方言に含まれていません。


0147 データ項目に符号を付けてはならない

構文 RECORD VARYING IN SIZE DEPENDING ON signed-data-item を使用しようとしましたが、これはユーザが選択した、フラグを立てる方言に違反しています。

対処方法
符号の付かないデータ項目を使い、コードを作り直します。


00128 状態条件がない

特殊名段落の function-name IS mnemonic-name 句の後に、状態条件が指定されていません。これはユーザが選択した、フラグを立てる方言に違反しています。

対処方法
少なくとも 1 つの状態条件を指定します。


0149 SQL 指令が設定されていない

EXEC SQL 文がありますが、SQL 指令が指定されていません。この文の処理は、指令 SQL が設定されているかどうかによって異なりますので、SQL または NOSQL を明示的に指定することが必要です。

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラへの指令』の章の『SQL コンパイラ指令』。


0154 COPY REPLACING文がCOPY文で入れ子になっている

別の COPY にネストされた COPY REPLACING 文が検出されました。


0155 数字項目は整数とし、PICTURE 句で「P」にしないでください

STRING の識別子の 1 つが基本の数字データ項目の場合には、シンボル、P を使わずに整数で PICTURE 句に記述する必要があります。


0156 ピリオドがソース行の不正な位置にある

0161 段落の中だけで使用できる

0162 節の中だけで使用できる

0163 DISPLAY ... UPON SYSERR はオペランドを一つだけ持てる

0164 USE GLOBAL 文が 20 個を超えている

プログラムに USE 文が 20 より多く含まれています。プログラムで使用できる USE 文は、最大 20 までです。


0165 NEXT SENTENCE の後に非実行の無条件文/条件文がある

0166 ソースとターゲットの長さが一致しない (integer1 <> integer2)

0167 WRITE ... ADVANCING と POSITIONING 構文が同じファイルで使用されている

0168 RECORD VARYING 句の DEPENDING ON 項目が WORKING-STORAGE/LINKAGE 内にない

0170 statement に無効な引数がある

0172 修飾名 name が一意ではない。無視される

0173 ここでは空白は無効である

0174 「S」の RECORDING MODE は上記のファイル用と見なされた

0175 VALUE 句が可変項目用に指定された

0176 'RENAMES' 名前 name は 01 レベル項目である

0177 'RENAMES' 名前 name が先行するレコード中にない

0178 DEPENDING 句がありません。固定長とみなす

179 VALUE 句の添字の数が表定義の次元数と一致していない

VALUE 句の FROM または TO の添字の数が正しくありません。

対処方法
各レベルの OCCURS に対し 1 つの添字を使用してデータを宣言するよう、プログラムを修正します。


180 VALUE 句のひとつまたは複数の添字が指定範囲外である

添字の値が、対応する OCCURS 句で指定された最大数を超えています。

対処方法
プログラムを修正します。


181 VALUE 句の FROM 添字は TO 添字より大きくしてはならない

TO の添字によって指定されたテーブル要素が、FROM の添字によって指定されたものの前にあります。

対処方法
プログラムを修正します。


182 制限を超えています - VALUE 句の定数が多すぎる

VALUE 文が複雑すぎるため、コンパイラが処理できません。

Micro Focusアンサーラインにご連絡ください。


183 VALUE 句が結果的に表の終わりを越えている要素の初期化になる

指定の値の一部が宣言されているテーブルに含まれていません。

対処方法
プログラムを修正します。


0189 指令がファイル filename に見つからない

0190 ゼロは指標名には無効な値です。1 と見なされます

0191 OCCURS DEPENDING ON 句が追加の句によって二分されている

0192 CALL パラメータは 01 以外のレベルの集団である

ユーザが選択したフラグを立てる方言では、01 以外のレベルで CALL パラメータを集団にすることはできません。

対処方法
パラメータが基本項目または 01 レベルの集団となるよう、プログラムを修正します。


0193 Z 定数の使用

ユーザが選択したフラグを立てる方言では、Z 定数はサポートされていません。

対処方法
プログラムを修正します。


0194 CALL 手続きポインタ

ユーザが選択した、フラグが立っている方言では、サポートされていません。

対処方法
プログラムを修正します。


0195 ASCENDING/DESCENDING KEY 句は INDEXED BY 句の前にある必要がある

ユーザが選択した、フラグが立っている方言では、データ項目定義の OCCURS 句の句の順番を逆にできません。

対処方法
プログラムを修正します。


0196 'OCCURS DEPENDING ON' 句を含む項目の再定義である

ユーザが選択した、フラグが立っている方言では、サポートされていません。

対処方法
プログラムを修正します。


0197 正しくないREDEFINE項目を修飾している - 修飾を無視する

0199 LINE 句が集団項目内にも記述されている

基本項目を含む集団にすでに含まれているため、LINE 句を基本項目に入れることはできません。


0200 段落内に何も記述されていない

段落に文がありません。


0201 整列用ファイルに ACCESS 句または ORGANIZATION 句は指定できない

ファイルのアクセスモードと構成が固定されているため、SD ファイル制御項に ACCESS または ORGANIZATION 句を入れることはできません。

対処方法
エラーとなった句を削除します。


0202 OCCURS 句の指定が多すぎる

テーブル項目の定義で、許可されている数以上の OCCURS 句を指定しました。

対処方法
余分な OCCURS 句を削除します。


0203 CODE 句は全報告書に指定するか、全くしないかのどちらかとする

報告書の定義で CODE 句が指定されました。指定のファイルに対し複数の報告書を定義している場合は、すべての報告書に対して CODE 句を指定するか、どの報告書に対しても CODE 句を指定しないかの、どちらかにする必要があります。

対処方法
定義済みの他の報告書に CODE 句を追加するか、問題のファイルの報告書定義に CODE 句をまったく指定しないでください。


0204 間違った項目に指定されている REDEFINES 句がある

REDEFINES 句には、この句が再定義している項目と同じレベル番号が必要です。

対処方法
エラーとなったレベル番号を修正します。


0205 RECORD がない。またはサイズがゼロである

プログラムの環境部で SELECT 文を使用してファイルが宣言されましたが、これに関連するデータ部の FD 記述項で定義がなされていないか、スペルミスのために FD 記述項で使用されているファイル名が他のファイル名になってしまっている可能性があります。 ファイル名が一致していないと、必要なスペースは生成されていても、ファイルに関連するレコードは存在しないことになります。

対処方法
FD 記述項で追加または修正します。


0206 01 か 77 のレベル番号が必要である

指定のデータ項目のレベル番号は 01 または 77 でなければなりません。

対処方法
項目のレベル番号を 01 または 77 に変更します。


0207 FD, CD, SD の構文エラー

これらのソースコードの記述項は指定ファイルの構造を記述するもので、FD、CD または SD の後にファイル名とファイルのレコードの記述を続けるという形式を取ります。 ファイル名は、プログラムの FILE-CONTROL 段落で定義されたファイルの名前でなければなりません。

対処方法
構文の形式を修正します。


0208 WORKING-STORAGE がない

データ部の関連する Section 見出しに単語、WORKING-STORAGE がありません。単語、WORKING-STORAGE がある場合は、スペルミスか、コードの単語の位置に誤りがあるために COBOL システムがその単語を認識していない可能性があります。

対処方法
エラーを修正します。


0209 PROCEDURE DIVISION がない。または文を認識できない

プログラムに PROCEDURE DIVISION 見出しがありません。または、プログラムに PROCEDURE DIVISION 見出しがあっても、COBOL システムでは認識されませんでした。 見出しがある場合は、スペルミス、またはコードの見出しを誤った場所に指定したことが原因でエラーが発生した可能性があります。

また、COBOL システムに認識されないプログラムの文が、手続き部に入っている可能性もあります。 この場合は、予約語のスペルミスが原因である可能性があります。

対処方法
データ部の最終エントリの直後に見出しを挿入します。

スペルの誤りを修正します。


0210 データ記述修飾語に誤りがある。または終止符がない

データ項目の記述にある修飾語 (JUST や COMP など) のスペルに誤りがあります。

または、PICTURE 句の末尾に必要なピリオドが入っていません。

対処方法
使用可能な修飾語のリストについては、『言語リファレンス』の『COBOL 言語の概念』の章を参照してください。 コードの修飾語のスペルを確認します。

ピリオドを追加します。


0211 PICTURE 句と修飾語の組合わせが矛盾している

コードに、正しくない型の修飾語で修飾された PICTURE 句があります。 たとえば、データ項目を PIC XX USAGE COMP と定義することはできません。これは、英数字の PICTURE 句が英数字であるのに、修飾語が数字であるためです。

対処方法
コードを修正して、PICTURE 句と修飾語の型が同一になるようにします。


0212 BLANK 句に違法なデータ項目を使用している

BLANK WHEN ZERO 句は、数字項目 (PICTURE 句に 9 を含む) または数字編集項目 (通常、データ項目をわかりやすい形式で表示するために特殊な文字を加えて編集したデータ項目) であるデータ項目のデータ記述項の一部として使用する場合に限り、使用することができます。 この句を、ソースコードの文字データ項目、または P、S、V のどれかを含む数字編集データ項目とともに使用しています。

対処方法
この句を削除するか、データ項目を数字項目または数字編集項目になるよう定義し直すか、P、S、V の文字を削除します。


0213 項目が USAGE 句で許される長さを超えているか数字データが18桁を超えている

データ部の PICTURE 句で定義されている PICTURE 文字列が、COBOL システムで許容される限界を超えています。

対処方法
数字データ項目の最大の長さは 18 字まで、数字編集項目の最大の長さは 512 字まで、英数字の最大の長さは 256 Mb です。


0214 データ項目に対する VALUE 句が長すぎる。または小数部の桁数が多すぎる

VALUE 句で指定されている値が、データ項目に対して大きすぎるか、小数位の桁数が多すぎます。 たとえば、PIC 99 VALUE 123 のような宣言では、123 は受け取りフィールドに対して大きすぎるため、切り捨てずに使用することはできません。

対処方法
コードを変更し、指定の値を受け取れるようにデータ項目を大きくします。


0215 VALUE 句にエラーがあるか PICTURE 句の形式に対して違法がある

プログラムの VALUE 句のコードに誤りがある可能性があります。 たとえば、非数値、VALUE 句に数値データ項目を使用している、などです。 または、データ項目の再定義に関連して VALUE 句を誤った位置で使用している、などがあります。

対処方法
VALUE 句の使用に関する規則については、『言語リファレンスを参照してください。


0216 集団データ項目に JUSTIFIED 句または BLANK 句を使用している

これらの句は、データ部のデータ記述項で使用できますが、必ず基本項目とともに使用する必要があります。 基本項目は、上位のデータ項目に細分されることがない、レコードの中で最も基本的な区画です。 基本項目以外の項目 (つまり、上位のデータを含む項目) とともに、これらの句のうちのどれかを使用しています。

対処方法
プログラムを修正し、これらの句とともに使用するのは基本項目のみにします。


0217 このレベルの前述項目の長さがゼロである

データ項目が定義されましたが、サイズが指定されていません。このエラーが発生したのは、データ項目と関連する PICTURE 句を使用しなかったためか、集団項目の場合は関連する基本項目を定義していないためです。 次の例について説明します。

01 my-data-item.

01 prog-data-item pic x.

エラーがあるのは my-data-item ですが、このエラーは、エラーのあるデータ項目と同レベルの項目が次に出るまで、検出されません。このため上の例では、prog-data-item の後にこのエラーメッセージが出ます。

対処方法
目的のレベル階層に必要な PICTURE 句または基本項目を追加します。


0218 演算子が違法である

算術式で無効な演算子を指定しました。

対処方法
式を修正します。


0219 レベル番号が違法である

データ記述項で指定したレベル番号が無効です。

対処方法
レベル番号を修正します。


0220 定数値とデータ項目の形式が一致しない

指定した定数値は、関連するデータ項目の PICTURE 句と適合しません。

対処方法
定数値を修正して、データ項目と適合するようにします。


0221 データ記述修飾語が不適当である。または重複している

指定したデータ記述修飾語と、関連する PICTURE 句が適合しません。 たとえば、BLANK WHEN ZERO 句を PIC XX データ項目に使用している、などです。 この場合は、データ項目は英数字ですが、修飾語は数値項目のみを参照するため、無効になります。

また、1 つのデータ項目に関連する PICTURE 句を 1つのみにする必要があるときに、1 つのデータ項目の定義に複数の PICTURE 句を使用した場合もエラーになります。

対処方法
修飾語またはデータ形式を修正し、互いに適合するようにします。

1 つのデータ項目に複数の PICTURE 句を使用しないよう、余分な句を削除します。


0222 REDEFINES 句のデータ名が宣言されていない

REDEFINES 句で使用しているデータ名が、宣言されていません。

対処方法
データ記述項でデータが宣言され、REDEFINES 句が対象のデータ名の直後に置かれているかどうか確認します。


0223 USAGE 句に誤りがある

データ記述項で無効な USAGE 修飾語が指定されました。

対処方法
USAGE 修飾語を修正します。


0224 SIGN 句には LEADING または TRAILING が必要である

この選択句は句に文字、S を含む数値記述項以外では指定できません。キーワード SIGN の後には、必ず LEADING または TRAILING を挿入します。どちらを挿入するかは、演算記号をどこに置くかによって決まります。

対処方法
該当するどちらかの語を追加します。


0225 レベル階層に誤りがある

データ集団項目のレベル番号の構造に誤りがあります。

対処方法
レベル番号の階層を確認し、修正します。


0226 OCCURS 句内の集団項目を可変長で定義している

OCCURS 句では、可変長集団項目を宣言することはできません。

対処方法
集団項目を固定長にします。


0227 ZERO がない

BLANK 句の後には、ZERO、ZEROS、ZEROES のどれかが必要です。

対処方法
ZERO の位置に別の語があればそれを削除し、句にスペルミスがないようにします。


0228 集団項目に指定された VALUE 値は切り捨てられる

集団項目に指定の値は、定義されている長さを超えています。

対処方法
集団項目の長さまたは値を定義し直します。


0229 修飾語に矛盾がある

データ項目の記述で指定した修飾語が互いに矛盾します。

対処方法
データ記述で使用する修飾語の規則については、『言語リファレンス』の『COBOL 言語の概念』の章を参照してください。 データ記述を修正します。


0230 PICTURE 文字列の順序に誤りがある。または違法な文字を使用している

COBOL システムに認識されない文字を PICTURE 句で使用しています。または、 PICTURE 句で使用している文字が特定のタイプの PICTURE 文字列に対して無効です。

対処方法
使用可能な文字の一覧は、『言語リファレンス』の『プログラムの定義』の章にあります。 エラーになった PICTURE 句を変更します。


0231 INDEXED 句のデータ名がない。またはすでに宣言されている

0232 編集された PICTURE 文字列が大きすぎる

編集データ項目または数字編集データ項目 (たとえば、先頭のゼロを削除する、通貨記号を挿入するなどして、読みやすくした数字データ項目) のために定義した PICTURE 文字列が、COBOL システムで許容される最大値を超えています。

文字列は 32 のスロットからなり、それぞれのスロットに 16 字が含まれます。 同じ文字が 2 つ連続していない場合は、次のように、新しいスロットが各文字に割り当てられ、問題なく機能します。

X(32)B(480) 

ただし、以下の例は機能しません。

XBXBXBXBXBXBXBXBXBXBXBXBXBXBXBXBX 

対処方法
文字列の形式を変更し、文字のグループが 32 以下となり、各グループには 16 字までの連続した編集文字が含まれるようにします。


0233 データ記述修飾語 data-name に誤りがある

データ名として予約語を使用しているか、データの記述に無効な修飾語を使用しています。 これは有効な修飾語のスペルミスである可能性があります。

対処方法
データの記述を修正します。


0234 DEPENDING 句がない

DEPENDING 句を指定せずに、可変長テーブルを定義しました。DEPENDING 句は、COBOL システムが実行時に実際のテーブルサイズを判断するために必要です。

対処方法
DEPENDING 句を指定します。


0235 レコードサイズ ( size1 ) < FD 記述項で指定した最小値 ( size2 )

0236 レコードサイズ > FD 記述項で指定した最大値

0237 INITIAL 句を指定した CD 記述項が2つ以上あってはならない

指定の INITIAL 句を使用できるのは、通信節の 1 つの CD 記述項のみです。

対処方法
CD 記述項から、1 つを残し、残りの INITIAL 句を削除します。


0238 RENAMES 句がない

レベル 66 データ項目の定義に単語、RENAMES がありません。

対処方法
単語、RENAMES を追加します。


0239 最初のデータ名を2番目より先に宣言していない

プログラムに構文 data-name-1 RENAMES data-name-2 THRU data-name-3 が含まれていますが、data-name-2 に指定のデータ項目は、data-name-3 のデータ項目の後に宣言されています。THRU 句の data-name-2data-name-3 より前に宣言される必要がありますので、これは無効な COBOL 構文です。

対処方法
指定の THRU 句を使用していることを確認します。


0240 01 レベルだけに指定できる

01 レベル項目ではない報告書記述項で NEXT または TYPE 句、または報告書ファイル記述項の GLOBAL または EXTERNAL 句を使用しています。

対処方法
ソースコードを修正し、NEXT、TYPE、GLOBAL、または EXTERNAL を使用した場所に、01 レベル項目を適用します。


0241 WORKING-STORAGE 節だけに使用できる

この構文は、作業場所節以外では使用できません。

対処方法
ソースコードを修正し、作業場所節以外でこの構文を使用しないようにします。


0242 WORKING-STORAGE 節または FILE 節だけに使用できる

この構文は、作業場所節またはファイル節以外では使用できません。

対処方法
ソースコードを修正し、作業場所節またはファイル節のみでこの構文を使用するようにします。


0243 集団項目の VALUE 句の値は文字または表意定数にすること

集団項目に VALUE 句を指定する場合は、VALUE 句の値は文字定数または表意定数でなければなりません。

対処方法
VALUE 句の値を修正します。


0244 ファイル filename に対する FD 記述項がない

FILE-CONTROL 段落で名前を付けたすべてのファイルに対し、FD 記述項を作成していません。

対処方法
FILE-CONTROL 段落の SELECT 句で名前を付けたすべてのファイルに FD 記述項があることを確認します。


0245 DEPENDING ON 句で指定した項目 data-name がない。または違法である

OCCURS 句の DEPENDING 句で名前を付けたデータ項目が宣言されていません。

対処方法
該当するデータ項目の宣言を追加します。


0246 KEY key-name がない。または違法である

索引順ファイルのファイル記述で、RECORD KEY 句が指定されていません。

対処方法
RECORD KEY 句をファイル記述に追加します。


0247 指標名を明示的に宣言している

指標付きデータ項目が明示的に宣言されました。 この項目は INDEX 句でも暗黙的に宣言されています。このため、ユーザは同じ項目を 2 度宣言したことになります。

対処方法
指標付きデータ項目の明示的宣言を削除します。


0248 ISAM キー key-name が長すぎる

索引順ファイルキーとして使用されるデータ項目の長さが、最大長を超えています。

対処方法
最大長を超えないようにキーの長さを修正します。

参照
ファイル操作』マニュアルの『ファイル処理制限』の章を参照してください。


0249 複数の副キーが同じエリアを参照している

索引順ファイルに定義した 2 つの副キーが重複しています。 副キーは、互いに識別できる、個別のものである必要があります。

対処方法
重複しないよう副キーを定義し直すか、これらのキーを分割キーとして定義します (分割キーは重複して使用することが可能です)。


0250 STATUS 項目 data-name がない。または違法である

ファイル制御項の FILE STATUS 句で指定のデータ項目が宣言されていないか、宣言に誤りがあります。

対処方法
FILE STATUS データ項目の定義を追加または修正します。


0251 CURSOR 項目 data-name がない。または違法である

特殊名段落の CURSOR IS 句で指定のデータ項目が宣言されていないか、宣言に誤りがあります。

対処方法
『言語リファレンスの『プログラムの定義』の章を参照し、カーソルデータ項目の正しい形式について確認します。 CURSOR IS 句のデータ項目の宣言を追加または修正します。


0252 PASSWORD 項目 data-name がない。または違法である

ファイル記述項の PASSWORD 句で指定のデータ項目が宣言されていないか、宣言に誤りがあります。

対処方法
PASSWORD 句のデータ項目の宣言を追加または修正します。


0253 LABEL RECORD または DATA RECORD record-name がない。または違法である

ファイル記述項の LABEL RECORD または DATA RECORD 句で指定のレコード項目が宣言されていないか、宣言に誤りがあります。

対処方法
LABEL RECORD または DATA RECORD 句のレコード項目の宣言を追加、または修正します。


0254 'VALUE OF' 項目 data-name がない。または違法である

ファイル部、FD 記述項の VALUE OF 句で名前を付けた 1 つまたは複数のデータ項目が宣言されてないか、宣言に誤りがあります。

対処方法
VALUE OF 句の 1 つまたは複数のデータ項目の宣言を追加または修正します。


0255 利用者語 data-name が特殊レジスタと同じである

ユーザが宣言したデータ項目の名前が、特殊レジスタの 1 つと重複しています。特殊レジスタは、COBOL システムによって自動的に宣言されるデータ項目です。

対処方法
エラーとなったデータ項目の名前を修正します。


0256 先行レコードの長さがゼロである

ユーザが宣言したファイルレコードの長さが 0 です。 原因として、レコード定義のすべての基本項目の記述に誤りがあることが考えられます。

対処方法
レコード記述を修正します。


0257 KEY データ名がない。またはすでに宣言されている

OCCURS 句の KEY 句で指定のデータ項目が宣言されていないか、このデータ項目が 2 度宣言されています。

対処方法
データ項目の宣言を行うか、余分な宣言を削除します。


0258 ASSIGN データ名 data-name が違法である

SELECT ... ASSIGN 句で ASSIGN データ名を指定しましたが、これは単体ではありません。つまり、ASSIGN データ定義に OCCURS 句が含まれています。

対処方法
ソースコードを修正し、ASSIGN データ項目に OCCURS 句が含まれないようにします。


0259 報告書名が違法である。または RD 句に誤りがある

定義された報告書名が一意ではないか、利用者語の規則に違反しています。 または RD 記述項の句の指定に誤りがあります。

対処方法
規則に準拠するようにプログラムを修正します。


0260 ページ記述が矛盾している

PAGE LIMIT 句で指定の値が一貫していません。たとえば LAST DETAIL 句の整数が FIRST DETAIL 句の整数より小さい場合があります。

対処方法
言語リファレンス - 追加トピック』の『報告書作成』の章を参照し、PAGE LIMIT 句の規則を確認します。 規則に準拠するようにプログラムを修正します。


0261 REPORT SECTION だけに記述できる構文である

データ部の報告書節の外部で報告書の構文を指定しようとしました。

対処方法
言語リファレンス - 追加トピック』の『報告書作成』の章を参照し、報告書節の構文の規則を確認します。 エラーとなった構文を削除するか、報告書節に移動させます。


0262 CONTROL 句でデータ名を指定していない

TYPE CH または TYPE CF 句のデータ名は、関連する RD 記述項の CONTROL 句に必要です。 データ名のスペルに誤りがある可能性があります。

対処方法
TYPE CF/CH および CONTROL の両方の句に正しいデータ名があることを確認します。


0263 RD 記述項に PAGE 句の指定が必要である

関連する RD 記述項で PAGE 句を指定しない状態で TYPE PH または TYPE PF 句を指定したか、LINE NUMBER 句に絶対行番号を指定しました。

対処方法
PAGE 句を RD 記述項に追加します。


0264 この TYPE 句は1つの RD 記述項に1回だけ指定できる

TYPE 句の 1 つを重複して指定しました (たとえば、TYPE PF 句を 2 つ指定するなど)。1 つの RD 記述項には、各タイプ 1 つの句しか指定できません。

対処方法
重複する TYPE 句を削除します。


0265 この TYPE 句は指定できない

すべての修飾語を使用できない、または特定の修飾語を使用できない文で修飾語を使用しました。

対処方法
データ記述で使用できる修飾語については、『言語リファレンスの『COBOL 言語の概念』の章を参照してください。 プログラムを修正します。


0266 TYPE 句を指定していない

報告書節のレベル 01 エントリには、TYPE 句が必要です。

対処方法
TYPE 句を追加します。


0267 LINE 句の指定がない。または矛盾している

このメッセージが出た場合は、次の 3 種類の原因が考えられます。

対処方法
原因に応じてそれぞれ、次の作業を実行します。


0268 報告書名を複数の FD 項に記述している

複数の FD で同じ報告書名を指定しています。

対処方法
重複している報告書名を削除します。


0269 CONTROL フィールドが重複している

複数の RD で同じ CONTROL フィールド値を指定しています。

対処方法
重複する CONTROL フィールド値を削除します


0270 カラム指定が重複している。または左から右へ指定していない

0271 DETAIL 報告書集団だけに指定できる

GROUP INDICATE 句の指定は、DETAIL 報告書集団以外ではできません。

対処方法
GROUP INDICATE 句を削除します。


0272 CONTROL FOOTING 集団だけに指定できる

SUM 句の指定は、制御脚書き報告集団以外では使用できません。

対処方法
SUM 句を削除します。


0273 集団項目に無効な修飾語がある。または 基本項目にPICTURE 句がない

集団項目に、基本項目にしか使用できない修飾語が指定されました。 ユーザは、この項目を基本項目とみなしたものと考えられますが、PICTURE 句がありません。

対処方法
『言語リファレンスの『プログラムの定義』の章を参照し、正しい構文を確認します。 エラーとなった句を削除するか、PICTURE 句を挿入します。


0274 GROUP INDICATE に COLUMN 句の指定がない

GROUP INDICATE 句が指定されましたが、同じ報告集団の記述に COLUMN 句がありません。

対処方法
COLUMN 修飾語を挿入します。


0275 NEXT GROUP 句はこの TYPE 句の集団項目には指定できない

TYPE RF または PH の集団に NEXT GROUP が指定されました。

対処方法
NEXT GROUP 句を削除します。


0276 NEXT GROUP / NEXT PAGE 句はこの TYPE 句の集団項目には指定できない

TYPE PF の集団に NEXT GROUP または NEXT PAGE を指定しました。

対処方法
問題の句を削除します。


0277 LINE NEXT PAGE 句はこの集団 TYPE には指定できない

LINE NEXT PAGE 句は、TYPE CH、CF、DE の集団以外には指定できません。

対処方法
LINE NEXT PAGE 句を削除します。


0278 RESET 項目が報告書集団より低いレベルの制御である

合計をリセットする制御集団は、合計と同じか、それより下位のレベルである必要があります。

対処方法
言語リファレンス - 追加トピック』の『報告書作成』の章を参照し、合計のリセットに関する規則を確認します。 規則に準拠するようにコードを修正します。


0279 報告書行が長すぎる

指定した構文では、最大長を超える報告書行を作成しようとしています。

対処方法
報告書行が定められた最大長を超えないようにします。


0280 THRU 句は DBCS フィールドに指定できない

DBCS は 2 バイト文字セットです。

対処方法
言語リファレンス - 追加トピック』の『2 バイト文字支援機能の Micro Focus 拡張』の章を参照し、DBCS の使用規則を確認します。 規則に準拠するようにコードを修正します。


0281 DBCS フィールドを違法に使用している

DBCS は 2 バイト文字セットです。

対処方法
言語リファレンス - 追加トピック』の『報告書作成』の章を参照し、DBCS の使用規則を確認します。 規則に準拠するようにコードを修正します。


0283 EXTERNAL ファイルは SAME RECORD AREA 句の対象にならない

プログラムの SAME RECORD AREA 句にファイルを指定しましたが、このファイルは FD 記述項で EXTERNAL として指定されています。

対処方法
プログラムの SAME RECORD AREA 句からエラーとなった EXTERNAL ファイルを削除します。


0284 報告書節では指定できない

指定の構文は報告書節では使用できません。

対処方法
報告書節から構文を削除します。


0285 ページ脚書き集団の最初の LINE NUMBER 句が相対指定である

0286 RD 記述項の CONTROL 句に指定されていない

0287 報告書ファイルにデータレコードを指定している

0288 SYNC 句を USAGE IS INDEX 句と共に指定している

0289 SYNC 句を集団項目のレベルに指定している

0290 索引キー key-name が英数字ではない

英数字のキー項目が必要な索引キー句に、英数字ではないキー項目を指定しました。

対処方法
英数字のキー項目を指定します。


0291 集団項目が FILLER である

0292 SIGN 句が集団項目レベルの指定と異なっている

0293 SYNC が 01 レベル以外の集団である

0295 ファイル節または連絡節に VALUE 句がある。注記とみなす

ファイル節または連絡節に VALUE 句を指定しましたが、ここに VALUE 句を指定することはできません。

対処方法
VALUE 句を削除します。ただし、削除しなくてもプログラムへの影響はありません。


0296 BLANK WHEN ZERO 句をゼロ制御と共に指定している

0297 "整数 TO" 指定のない OCCURS .. DEPENDING 句がある。"1 TO" とみなす。

0298 01 または 77 レベルに OCCURS 句がある

0299 FILLER がない

単語、FILLER がありません。

対処方法
単語、FILLER を追加します。


0300 LABEL RECORDS 句がない

先頭に LABEL RECORDS がありません。

対処方法
LABEL RECORDS 句を追加します。


0301 認識できない動詞がある

プログラムの手続き部で、COBOL システムが有効な動詞として認識できない動詞を使用したか、COBOL 動詞のスペルに誤りがあります。

対処方法
COBOL 言語で使用できる動詞を確認し、スペルに誤りがないようにします。

必要な動詞がご使用のシステムの標準 COBOL 言語でサポートされていない場合は、動詞の使用を可能にする指令を設定します。


0302 IF....ELSE または範囲の区切りが一致しない

プログラム手続き部の IF 文のコードに誤りがあります。 IF 文の前半と後半が一致しません。

または、範囲区切り文字の 1 つ (END-ADD など) を使用する構成子のコードに誤りがあります。 範囲区切り文字の数と区切られる文の数が一致しません。

対処方法
ELSE 句の数が IF 句の数を超えないようにします。

ソースコードを修正します。


0303 作用対象が誤ったデータ形式である

データ形式の誤ったデータ項目が指定されている文があります。 たとえば、WRITE 文でレコード名ではなくファイル名を使用している場合があります。

対処方法
エラーになった項目を修正します。


0304 手続き名 name が一意ではない

プログラムの手続き部の複数の節、または節の複数の段落のタイトルが重複しています。

対処方法
エラーになった節または段落の名前を変更または修飾して、参照の一意性を確保します。


0305 手続き名 name がデータ名と同じである

プログラムの手続き部の段落の名前が、データ部で宣言されたデータ項目と重複しています。

対処方法
段落または関連するデータ項目の名前を変更し、参照の一意性を確保します。


0306 入口名が一意ではない

プログラムで同一の入口点名が複数回使用されています (入口点名と Program-ID が同じである可能性があります)。

対処方法
エラーになった入口名を変更するか修飾します。

参照
『言語リファレンスの『ENTRY 文の制限』。


0307 データ形式の組合わせに誤りがある

互いに矛盾するデータ項目を操作しようとしました。

対処方法
データ項目を同じ形式にそろえます。


0308 条件文はこの文に使用できない

命令文が必要な手続き部で、条件文 (条件の真の値を指定し、実行時に真偽を判断させる文) を使用しました。

対処方法
条件文を動詞で始まる命令文に置き換え、その後に実行時に無条件で実行される操作を指定します。


0309 添字に誤りがある

1 つの一次元テーブル項目に 2 つの添字が指定された可能性があります。

対処方法
1 つの一次元テーブル項目に複数の添字を指定しないよう、コードを修正します。


0310 ACCEPT/DISPLAY 文の構文に誤りがある

ACCEPT または DISPLAY 文で無効な構文を使用したか、通信の構文を含むコードに誤りがあります。 このメッセージの原因として、最も可能性の高いのは、コードのスペルの誤りです。

対処方法
スペルの誤りを修正します。

参照
『言語リファレンスの『ALTER および ACCEPT 文の制限』。


0311 I-O 命令に違法な構文を使用している

I/O 動詞 (READ や WRITE など) の後のコードが COBOL の構文規則に違反しています。

対処方法
規則に準拠するようにコードを修正します。


0312 無効な算術文である

手続き部で使用された算術文が COBOL の構文規則に準拠していません。 これらの文では先頭に算術動詞 (SUBTRACT や DIVIDE など) を置き、続けてプログラム実行時に動詞が処理する数字定数または識別子を置く必要があります。 ユーザが指定した文は、無効です。

対処方法
使用した算術文が該当する規則に準拠するようにします。


0313 無効な算術式である

手続き部で使用された算術式が無効です。

対処方法
『言語リファレンスを参照し、複雑な算術タスクに関する COBOL 構文の詳細を確認します。


0314 違法なキーである

ファイル操作または SEARCH 文のキー値のサイズに誤りがあります。

対処方法
キーの定義を確認し、キー値を修正します。


0315 無効な条件式である

プログラムの手続き部で指定した条件式が、COBOL の構文規則に準拠していません。 これらの式 (たとえば IF の直後に続く文) は、後続する 2 つの文のどちらかを、実行時に真である動詞に応じて実行します。

対処方法
言語リファレンス』の『手続き部』の章を参照し、使用した文のコードについて確認します。 規則に準拠するようにコードを修正します。


0316 PERFORM 文に AFTER 句が多すぎる

PERFORM 文の後には AFTER 句を 7 つまで続けることができます。 コードは、この制限を越えています。

対処方法
PERFORM 文の AFTER 句が 7 つを超えないようにコードを修正します。


0317 手続き部の構造に誤りがある

手続き部のコードに誤りがあります。 たとえば、節の見出しの 1 つを入れ忘れている可能性があります。

対処方法
手続き部で論理的な順番が守られていて、部のすべての節に見出しが付いていることを確認します。


0318 ファイルに ACCESS SEQUENTIAL 指定が必要である

この文で名前を付けられたファイルには、順アクセスモードを適用する必要があります。 ファイルのアクセスモードは SELECT 文により決定されます。つまり、ファイル構成によって暗示されるか、ACCESS MODE 句によって指定されます。

対処方法
ファイルのアクセスモードを順アクセスモードに修正します。


0319 この形式には指標名だけが指定できる

目的の操作のためには、ここに指標名が必要です。

対処方法
指定の名前が指標名となるようにソースコードを修正します。


0320 1つの命令文の作用対象が多すぎる

プログラム手続き部の 1 つの文の作用対象 (オペランド) の数が多すぎるか、手続き部に長すぎる作用対象が含まれています。

対処方法
作用対象の数を減らすか、長すぎる作用対象を短くします。


0321 INDEXED BY句を繰り返し使用している

1 つのテーブルに複数の INDEXED BY 句が使用されています。 これはユーザが選択した、フラグが付けられている方言に違反しています。


0322 宣言節以外で DEBUG-ITEM は参照できない

プログラム手続き部の宣言節以外の手続きで COBOL システムが生成したデータ項目 DEBUG-ITEM を参照しました。 DEBUG-ITEM の参照は、宣言節以外ではできません。

対処方法
DEBUG-ITEM の参照を削除するか、DEBUG-ITEM を宣言節に転記します。


0323 同じファイルに対して複数の USE 手続きがある

同じファイルを持つ複数の USE 手続きが関連付けられましたが、複数の関連付けはできません。

対処方法
余分な USE 参照を削除します。


0324 同じオープンモードに対して複数の USE 手続きがある

同じファイルオープンモードを持つ複数の USE 手続きが関連付けられましたが、複数の関連付けはできません。

対処方法
余分な USE 参照を削除します。


0325 デバッグ手続きの組合わせが違法である

宣言で指定した USE FOR DEBUGGING 手続きの組合せが無効です。

対処方法
言語リファレンス - 追加トピック』の『デバッグ機能単位』の章を参照し、デバック手続きについて確認します。 宣言を修正します。


0326 定数は受け取りフィールドに指定できない

暗示的または明示的転記を含む操作の受け取りフィールドとして、定数値が指定されました。 受け取りフィールドはデータ項目でなければなりません。

対処方法
定数値をデータ項目に変えます。


0327 指標データ項目は指定できない

MOVE 文の送り出しまたは受け取りフィールドとして、指標データ項目に名前を付けましたが、これは許可されません。

対処方法
エラーになった値を非指標データ項目に転記し、それを MOVE 文のデータ項目に使用します。


0328 OPTIONAL には使用できない

0329 SEARCH 文に WHEN 句がない

SEARCH 文が指定されましたが、WHEN 句がありません。SEARCH 文には、1 つ以上の WHEN 句が必要です。

対処方法
SEARCH 文に WHEN 句を追加します。


0330 レコード名ではない

ファイル節の FD 記述項での定義に従い、このコンテキストのファイルレコードの名前を指定します。 有効なレコード名のスペルを誤って入力している可能性があります。

対処方法
目的のファイルレコードへの参照となるよう、参照を修正します。


0331 プログラムが入れ子になっている - NESTCALL 指令でコンパイルすること

プログラムに 1 つまたは複数の入れ子プログラムが含まれています。

対処方法
コンパイル時に NESTCALL 指令を指定します。


0332 AFTER 句は 内 PERFORM 文に指定できない

内 PERFORM 文には AFTER 句を指定できません。

対処方法
AFTER 句を削除します。


0333 変更可能な段落ではない

ALTER 文で名前を付けた段落は、ALTER 文を実行できない段落です。 このような段落は、DEPENDING 句を使わず 1 つの GO TO 文のみを含む 1 つの文で構成する必要があります。

対処方法
ALTER 文の参照を修正して ALTER を実行できる段落を参照するようにするか、段落の名前を修正して ALTER を実行できるようにします。

参照
『言語リファレンスの『ALTER および ACCEPT 文の制限』。


0334 WHEN OTHER 句の後に続けることはできない

WHEN OTHER 句を指定する場合は、この句が EVALUATE 文の最終句でなければなりません。

対処方法
WHEN 句が WHEN OTHER 句より前にあることを確認します。


0335 選択目的語が選択主体と一致していない

EVALUATE 文の選択の 1 つと、対応する選択対象の型が違います。

対処方法
EVALUATE 文を修正します。


0336 可変長項目は INITIALIZE できない

可変長項目を INITIALIZE することはできません。

対処方法
INITIALIZE 文から項目名を削除します。


0337 同じ項類を繰り返すことはできない

INITIALIZE 文の REPLACING 句で同じデータ字類を反復しています。

対処方法
INITIALIZE 文から余分な字類を削除します。


0338 報告書を FD 記述項に指定していない

参照した報告書に対応する FD 記述項が報告書節にありません。 報告書項の指定を行っていないか、報告書名のスペルを誤って入力している可能性があります。

対処方法
報告書名を修正するか、必要な報告書定義を報告書節に追加します。


0339 順ファイルには指定できない

指定の操作は、順アクセスモードでアクセスされるファイル上では実行できません。


0340 乱呼び出しファイルには指定できない

指定の操作は、乱呼び出しモードでアクセスされるファイル上では実行できません。


0341 行順ファイルには指定できない

指定した操作は、行順ファイル上では実行できません。


0342 LINAGE 句を指定したファイルには指定できない

LINAGE 句で定義されたファイルに対し違法な操作(WRITE AFTER CO1 など)が行われました。

対処方法
違法な操作を削除するか、LINAGE 句を使わずにファイルを再定義します。


0343 内 PERFORM 文内部だけで使用できる

0344 01 または 77 レベルにすること

指定のデータ項目は、レベル 01 またはレベル 77 ではありません。COBOL システムでは、レベル 01 またはレベル 77 のどちらかのデータ項目でなければならないと定められています。

対処方法
レベル 01 またはレベル 77 となるようデータ項目を再定義します。


0345 パラメータリストの USING 句に同じデータ項目名を2回指定している

手続き部見出しの USING 句で、同じデータ項目名が 2 度指定されました。 USING 句では、名前を重複して指定することはできません。

対処方法
余分な参照を削除します。


0346 SEARCH ALL 文には1つの WHEN 句だけ指定できる

ALL オプションを使い SEARCH 文で 2 つの WHEN 句が指定されました。 このコンテキストでは、複数の WHEN 句を指定することはできません。

対処方法
余分な WHEN 句を削除します。


0347 MERGE 命令の USING 句には少なくとも2つのファイルが必要である

MERGE 文の USING 句に、ファイル名が指定されていないか、1つしか指定されていません。

対処方法
MERGE 文の USING 句では、ファイル名を 2 つ以上指定します。


0348 手続き名 procedure-name が見つからない。line-number 行でそれは使用されている

存在しない段落または節を参照しました。 有効な手続き名のスペルに誤りがある可能性があります。

対処方法
参照した手続きが存在しているか、手続き名を正確なスペルで入力したかを確認してください。


0349 LOCK 句が必要である

READ 文に LOCK 句が指定されていません。

対処方法
READ 文の中に LOCK 句を挿入します。


0350 NO LOCK 句を違法に使用している

レコードをロックする必要がないファイルの READ 文に NO LOCK 句を使用しています。

対処方法
NO LOCK 句を削除します。


0351 LOCK 句を EXCLUSIVE ファイルに指定している

(コードの FILE-CONTROL 段落で) EXCLUSIVE ロックですでにロック済みのファイルに対し、READ 文で LOCK 句を指定しました。

対処方法
ユニットを実行しているファイルが EXCLUSIVE ロックによってすでにロック済みの場合は、そのファイルでレコードをロックすることはできません。 2 つの LOCK エントリに互換性があることを確認するには、関連する READ 文の LOCK エントリを削除するか、FILE-CONTROL 段落の LOCK MODE IS エントリを変更します。


0352 単一レコードロックのファイルに WITH KEPT LOCK 句を指定している

このメッセージは、マルチユーザの構文のみに適用されます。 複数のレコードロックをサポートしないファイルにアクセスする READ 文に対して WITH KEPT LOCK 句を指定しました。

対処方法
ファイルタイプを変更するか、WITH KEPT LOCK 句を削除して、2 つのエントリ間の互換性を確保してください。


0353 合計カウンタではない報告書節項目を参照できない

0354 MOVE CORRESPONDING 文に複数の受け取りフィールドがある

0355 ポインタデータ項目の比較には '=' と 'NOT =' だけが使用できる

演算子、= および NOT = は、ポインタデータ項目を含む比較にのみ使用できます。

対処方法
比較を訂正します。


0356 報告書ファイルには使用できない

FD 記述項では報告書とされているファイルに対してファイル操作 (READ、WRITE、REWRITE) の実行を試みました。

対処方法
入出力文を削除します。


0357 画面が表示専用である

表示フィールドしか含まれていない ACCEPT 文に、画面の名前を指定しました。

対処方法
適切な画面に名前をつけてあるか確認してください。


0358 コンマがない

COBOL 構文では、この場所にコンマが必要です。

対処方法
欠落しているコンマを追加します。


0359 表定義の次元数に不一致がある

ACCEPT/DISPLAY 文のデータ項目の次元数と、対応する Screen Section 項目の次元数が異なっています。

または、Screen Section 項目の次元数が、USING 句または TO 句中の対応するデータ項目の次元数と異なっています。

対処方法
2 つの項目の次元数を一致させます。

参照
『言語リファレンスの『ALTER および ACCEPT 文の制限』。


0360 ファイルは ACCESS DYNAMIC を指定すること

ファイルのアクセスモードが DYNAMIC である場合にしか実行できない操作を、ファイルに対して指定しました。

対処方法
ファイルのアクセスモードが DYNAMIC になるように、ファイル制御項を変更します。


0361 演算命令が COMP 形式を超えている

COMP サブセット命令にコンパイルできない文が、プログラムの中に含まれています。


0362 data-name をファイルに定義していない。または CODE-SET 句の形式に誤りがある

CODE-SET 句で指定した data-name が、ファイルのレコードに属していません。

対処方法
CODE-SET 句中の data-name がファイルのレコードを参照するように、ソースコードを編集します。


0363 data-name をCODE-SET 句の最初の項目として同一レコードに指定していない

複数のレコードに属しているデータ名を CODE-SET 句で指定しました。 この句で指定するすべての data-name は、ファイルの 1 レコードに属する必要があります。

対処方法
ソースコードを編集し、CODE-SET の 1 つまたは複数の data-name を削除し、すべての data-name が 1 レコードだけに属するようにします。


0364 data-name は CODE-SET 句の他の項目と重複する

CODE-SET 句で指定された 1 つまたは複数のデータ名が、再定義されました。レコードに含まれる個々のデータ名ではなく、CODE-SET 句のレコード全体を指定した可能性があります。

対処方法
ソースコードを編集して、レコードの data-name が 1 度だけ指定されるようにします。


0365 可変長の表が集団項目の最後にない。または OCCURS 句に従属している

集団では OCCURS DEPENDING ON 項目を最後の項目にする必要があります。

対処方法
データ項目を再構成し、OCCURS DEPENDING ON 項目が集団で最後の項目になるようにします。


0366 可変長の区切り文字は使用できない

部分参照項目や、OCCURS ... DEPENDING ON 句が含まれる集団は、このコンテキストでは使用できません。

対処方法
部分参照項目を置き換えるか、OCCURS DEPENDING ON 句で有効な項目を指定します。


0367 作用対象の記述に INDEXED BY 句が含まれていない

作用対象 (オペランド) の記述の中に INDEXED BY 句が含まれていないために、SEARCH 文を指定できません。

対処方法
作用対象の記述の中に INDEXED BY 句を入れてください。


0368 例外を表す句が不適当である

指定されたアクセスモードの文に対して指定された例外が適切ではありません。 たとえば、乱呼び出しに AT END を指定したり、順アクセスに INVALID KEY を指定する場合が挙げられます。


0369 LINAGE 句を定義したファイルに OPEN EXTEND を指定している

LINAGE 句に対して定義されたファイルでは、OPEN EXTEND を使用できません。


0370 この作用対象は表にすること

この条件で使用可能な作用対象 (オペランド) は、表のみです。

対処方法
作用対象が表になるようにコードを修正します。


0371 データサイズが大きすぎる

プログラムのデータサイズが、最大許容サイズを超えています。

対処方法
取り込まれるデータが減少するように、プログラムの設計を変更します。


0372 SORT ファイルを違法に使用している

SORT ファイルの指定が正しくありません。

対処方法
構文を訂正します。


0373 PICTURE 文字列の数字の桁数が18桁より多い

PICTURE 文字列の長さは、最長で 18 桁です。

対処方法
PICTURE 文字列を 18 桁以下に変更します。


0374 浮動小数点項目を違法に使用している

浮動小数点項目の指定が正しくありません。

対処方法
このコンテキストでは、浮動小数点項目を使用しません。


0375 定数が繰り返し文字を含んでいる

0376 作用対象の高次元テーブルを指標付けしていない

0377 SORT テーブルは複雑な OCCURS DEPENDING ON テーブルをサポートしていない

0378 AFTER 句の指定が7回を超えている

PERFORM 文に入れることができる AFTER 句の数は 7 つまでです。

対処方法
余分な AFTER 句を削除します。


0379 非表示データ項目は英数字定数と比較することはできない

0380 CALL 文のパラメータの数が手続き部の見出しと異なる

0381 ALL などの TALLYING オプションを複数の一意名に割り当てている

0382 GO TO ... DEPENDING には手続き名を1つだけ指定すること

0383 ALSO がない

単語、ALSO が省略されています。

対処方法
単語、ALSO を追加します。


0384 NEXT SENTENCE が ON、IF、ELSE、SEARCH WHEN の直後にない

NEXT SENTENCE は、IF 文の分岐、または SEARCH 文の WHEN 分岐だけに使用します。

対処方法
これらの規則に従うように、コードを修正します。


0385 初期化の順序が変更になる

0386 手続き部の始まりに節または段落がない

0387 AFTER と BEFORE のオプションを同時に使用している

0388 キーが条件の右側にある

0389 EXIT が段落を分割する箇所にない

0390 順ファイル以外のファイルに OPEN EXTEND を指定した

0391 Micro Focus 形式の ACCEPT または DISPLAY 文を指定した

参照
『言語リファレンスの『ALTER および ACCEPT 文の制限』。


0392 AFTER 句を3回以上使用している

プログラム中の AFTER 句が最大限の 2 つを超えています。

対処方法
余分な AFTER 句を削除します。


0393 内 PERFORM 文を指定した

0394 END DECLARATIVES の後に節の見出しがない

0395 FROM に定数を指定した

0396 適切な条件文も有効な宣言文もない

0397 先行する節がない

0398 相対番地は指標名だけに指定できる

0400 指標データ項目を添字として使用できない

プログラムで指標データ項目を、添字として使用しています。


0401 制限を超えている - 手続き部の命令文の数 > limit

0402 制限を超えている - ファイル数 > limit

0404 制限を超えている - REPLACING 作用対象の組合わせ数 > limit

0406 制限を超えている - ファイル名/コピー名/ライブラリ名の長さ > limit

0409 制限を超えている - SELECT 句で指定したファイル名の数 > limit

0410 制限を超えている - SAME RECORD AREA 句の数 > limit

0411 制限を超えている - MULTIPULE FILE 句で指定したファイルの数 > limit

0412 制限を超えている - ファイルの ALTERNATE RECORD KEY 句の数 > limit

0413 制限を超えている - RECORD KEY 長 > limit 文字

0414 制限を超えている - データ部の長さ > limit

0415 制限を超えている - 節のデータ長 > limit

0419 制限を超えている - BLOCK サイズ > limit 文字

0420 制限を超えている - RECORD 長 > limit 文字

0421 制限を超えている - FD 項で記述したファイル名の数 > limit

0422 制限を超えている - SD 項で記述したファイル名の数 > limit

0424 制限を超えている - 連絡節の 01 レベルと 77 レベルの項目数 > limit

0425 制限を超えている - ファイル節の集団項目の長さ > limit 文字

0426 制限を超えている - 集団項目の長さ > limit 文字

0427 制限を超えている - データ項目長 > limit 文字

0428 制限を超えている - 編集項目長 > limit 文字

0429 制限を超えている - 可変長テーブル長 > limit 文字

0430 VALUE定数の長さの合計 > integer - メインフレーム上で起こりうる問題

0431 制限を超えている - PICTURE 文字列長 > limit 文字

0432 制限を超えている - PICTURE 繰返し長 > limit

0433 制限を超えている - 整列レコード長 > limit 文字

0434 制限を超えている - テーブル長 > limit 文字

0435 制限を超えている - 表要素の長さ > limit 文字

0436 制限を超えている - ASC/DESC KEY 句の数 > limit

0437 制限を越えている - ASC/DESC KEY 長 > limit 文字

0438 制限を超えている - INDEXED BY 句の数 > limit

0440 制限を超えている - 段落のラベル数 > limit

0441 制限を超えている - PERFORM の数 > limit

0442 制限を超えている - OCCURS の入れ子 > limit

参照
プログラマーズガイド - アプリケーション作成』の『システムと開発環境による制限』の章の『コンパイラによる制限』の項を参照してください。


0443 制限を超えている - GO TO DEPENDING ON 名の数 > limit

0444 制限を超えている - IF 文の入れ子のレベル数 > limit

0445 制限を超えている - CALL 文のパラメータ数 > limit

0446 制限を超えている - SORT/MERGE 入力ファイル数 > limit

参照
プログラマーズガイド - アプリケーション作成』の『システムと開発環境による制限』の章の『コンパイラによる制限』の項を参照してください。


0447 制限を超えている - SORT/MERGE キー数 > limit

0448 制限を超えている - SEARCH ALL 文の条件数 > limit

0449 制限を超えている - UNSTRING 文の区切り文字数 > limit

0450 制限を超えている - INSPECT TALLYING/REPLACING 文の作用対象数 > limit

0451 制限を超えている - SORT/MERGE キー長 > limit 文字

0452 制限を超えている - PROCEDURE DIVISION USING パラメータ数 > limit

参照
プログラマーズガイド - アプリケーション作成』の『システムと開発環境による制限』の章の『コンパイラによる制限』の項を参照してください。


0453 制限を超えている - ENTRY USING パラメータ数 > limit

参照
プログラマーズガイド - アプリケーション作成』の『システムと開発環境による制限』の章の『コンパイラによる制限』の項を参照してください。


0460 前述の項目で 64K を超えた。区分チェックコードを生成する

0461 テーブルで 64K を超えた。区分チェックコードを生成する

0462 パラメータで 64K を超えた。副プログラムのコンパイル時は NOSMALLDD を使用する

0463 数字による呼び出しルーチンのパラメータが作業場所節の先頭の 64K にない

0465 ファイル節が 64K を超えた。CALLFH 指令を使用して再コンパイルすること

0466 KEY-YY はサポートされていません; KEY とみなされる

Siemens BS2000 SORT 文では、KEY-YY を使用できます。 このコンパイラは、構文を受け入れましたが、結果が無効になる可能性があります。


0499 DISPLAY ALL 表意定数構文を使用した

DISPLAY ALL 表意定数 の構文が使用されていますが、この構文はユーザが選択した、フラグの立っている方言に準拠しません。


0500 DISPLAY ALL 定数構文を使用した

DISPLAY ALL 定数 の構文が使用されていますが、この構文はユーザが選択した、フラグの立っている方言に準拠しません。


0501 機能は選択モジュールの一部である - module-name

0502 この節全体が選択モジュールの一部である - module-name

0503 USAGE COMP は 01 レベル以外で使用する

0504 整列用ファイルの SELECT 文 に ORGANIZATION 句がある

0505 SD または CD 記述項に VALUE OF 句がある

0506 REDEFINES 句がデータ名の直後にない

プログラムの data-name の直後に REDEFINES 句が続いていません。

対処方法
data-name の直後に REDEFINES 句が続くように、プログラムを修正します。


0507 数字定数の VALUE 句が編集項目にある

0508 NEXT 句を順ファイルの READ 文に使用している

0509 指標のないデータ項目に SET 命令を指定した

0510 BLANK WHEN 句に ZEROS または ZEROES を記述している。ZERO とみなす

0511 FILE STATUS data-name が英数字ではない

FILE STATUS 中に英数字以外のデータ項目が指定されています。

対処方法
データ項目が英数字になるように、コードを修正します。


0512 データ名が修飾されている

0513 フラグが全部の節を参照している

0514 "CHANGED" または "NAMED"の一方、あるいは、その両方がない

少なくとも CHANGED か NAMED の一方が省略されています。

対処方法
CHANGED と NAMED の両方または一方をプログラムに追加します。


0515 語が重複している

0516 SAME AREA 句に1つのファイルしか指定していない

0517 内 PERFORM の外に飛び出している

0518 > か < の後に THAN か THEN がある。または = の後に TO がある

プログラムに、THAN と TO という不要な語が含まれています。

対処方法
これらの語を削除します。


0519 修飾レベルが5レベルより大きい

0520 順ファイルに INVALID KEY 句を使用している

0521 USING 定数/LENGTH OF 一意名(この項目には BY CONTENT を前提とする)

0522 BY CONTENT 定数/LENGTH OF 一意名

0523 宣言節に USE 文がない

0524 ALPHABET が ASCII コードである

0525 EOP または END-OF-PAGE を LINAGE 句のないファイルに使用している

EOP を指定しましたが、この EOP は LINAGE がないファイルに対しては無効です。

対処方法
EOP を削除します。


0526 記述の順序に誤りがある

0527 REDEFINES 句が FILE 節の01レベルにある

0528 ASC/DESC キー句のデータ名 data-name が一意でない

0529 句は注記として扱われる

0530 索引ファイルキーに使用されているデータ項目が英数字ではない

索引ファイルキーとして指定したデータ項目が、英数字ではありません。

対処方法
データ項目が英数字になるように、コードを修正します。


0531 添字が多すぎる

0532 INTO 句のデータ名が集団項目である

0533 START ... LESS/NOT GREATER THAN ...

0534 記述項は注記として扱われる

0535 ALPHABET が EBCDIC コードである

0538 Picture 文字列が続いている

0539 この項目は ANSI'85 では廃止された

使用した構文は、ANSI'85 ではサポートされていません。

対処方法
この構文を削除します。


0540 送り出し側の項目が編集される

0541 編集フィールドと COMP フィールドを比較している

0542 COMP 指定の集団項目に VALUE 句がある

0543 可変長の集団項目に VALUE 句がある

0544 VALUE 句が OCCURS 句を指定した項目にあるか OCCURS 句の集団項目内にある

0545 ALTERNATE RECORD KEY が SAA にない

0546 PICTURE 句の記号 P は相対キーには使用できない

相対キーに PICTURE 記号の P が含まれています。

対処方法
P を削除します。


0547 END-IF を NEXT SENTENCE と共に使用している

0548 プログラムが入れ子になっている

0549 USING 句の一意名は再定義できない

0550 仮原文をコンマかセミコロンの1つの分離符だけで構築している

0551 第2ステータスフィールドが VSC2/BS2000 仕様に従っていない

0552 注記行が見出し部の前にある

0553 syntax : ANSI85に従っているが選択レベルではサポートされない

この言語要素は ANSI'85 規格に準拠していますが、フラグの立っている選択されたレベルを超えています。


0554 ANSI85に従っていない。または規格に含まれていない

この言語要素は ANSI'85 規格に準拠していません。 OS/VS COBOL、VS COBOL II、Micro Focus、またはその他の拡張機能になっています。


0555 syntax : ANSI85では廃要素語になっている

ANSI'85 規格では、この言語要素を旧式として定義しています。この言語要素は、次の ANSI 規格から除外される予定です。

対処方法
この構文を削除します。


0556 複数の原始プログラムがある

ソースファイルの中に複数の原始プログラムがあります。 ここでは、入れ子になっていない複数の原始プログラムが存在します。


0557 GIVING 句に複数のファイルを指定している

GIVING 句に、複数のファイルを含む SORT 文または MERGE 文があります。


0558 指標名と算術式を比較している

0559 命令文は実行されない

0560 ALPHABET 句を記述しないで符号系を宣言している

0561 NOT 句に対応する動詞を指定していない。この文を無視する

NOT 句を宣言しましたが、対応する動詞を宣言していません。

対処方法
適切な動詞を追加します。


0562 ELSE 句に対する IF を指定していない。この文を無視する

ELSE 句を宣言しましたが、対応する IF の宣言が正しくありません。

対処方法
条件動詞の間の不整合を解決します。


0563 WHEN 句に対応する動詞を指定していない。この文を無視する

WHEN 句を宣言しましたが、対応する動詞を宣言していません。

対処方法
該当する動詞を追加します。


0564 範囲区切り文字に対応する動詞を指定していない。この文を無視する

範囲区切りを宣言しましたが、対応する動詞の宣言が正しくありません。

対処方法
条件動詞の間の不整合を解決します。


0565 RECORDING MODE 句を 索引ファイルか相対ファイルに使用している

0566 この文脈での浮動小数点の使用はサポートしていない

0567 USAGE DISPLAY-1 がない

USAGE DISPLAY-1 という単語が省略されています。

対処方法
USAGE DISPLAY-1 を追加します。


0568 EVALUATE 文に符号条件を指定している

0569 データ項目が固定番地にない

0570 領域 B に SO/SI 文字を挿入するスペースがない

領域 B には、DBCS 項目に対する SO/SI 文字を挿入するための空き領域が十分にありません。 SO/SI 文字を必須とする環境に原始プログラムを移植すると、原始行が破損する可能性があります。


0571 混合定数が連続している

0572 INITIALIZE の作用対象が固定番地にない

0573 REPLACING 句を2回以上使用している

0574 条件文が範囲区切り文字で終了していない

0575 ゼロ抑制と浮動挿入を両方指定している

0576 前にある文が無条件文ではない

0577 集団項目の USAGE が PICTURE 句の形式と一致しない - USAGE を無視する

PICTURE 句は宣言してありますが、USAGE という集団がこの形式に一致しません。

対処方法
USAGE 句を削除するか、PICTURE 句を変更します。


0578 プログラム名を定数として指定している

0579 プログラム名が2バイト文字名である

0580 利用者語を2バイト文字名として使用している

0581 END-SEARCH を NEXT SENTENCE と共に使用している

0582 再定義項目に OCCURS 句がある

0583 GLOBAL 宣言内部に EXIT PROGRAM がある

0584 内 PERFORM 文が END-PERFORM で終了してない

0585 無条件文がない

命令文を指定していません。

対処方法
命令文を入力します。


0586 最小レコードサイズ ( size1 ) > RECORD CONTAINSで指定した最小値 ( size2 )

レコード定義で最小サイズを指定しましたが、定義したレコードの中に最小サイズのものはありません。

対処方法
指定される最小サイズが、最小のデータレコードと等しくなるように、コードを修正します。


0587 最大レコードサイズ ( size1 ) < RECORD CONTAINSで指定した最大値 ( size2 )

レコード定義で最大サイズを指定しましたが、定義したレコードの中に最大サイズのものはありません。

対処方法
指定される最大サイズが、最大のデータレコードと等しくなるように、コードを修正します。


0588 作用対象に USAGE DISPLAY がない

0589 手続き部が完全な文で終了していない

0590 USING/GIVING 句に指定されたファイルが 順編成でない

0591 USING/GIVING 句に指定されたファイルが 乱呼び出しになっている

0592 USING/GIVING 句に指定されたファイルが 動的呼び出しになっている

0593 一連番号に数字以外の文字がある

0594 可変長集団項目が INITIALIZE 文の作用対象になっている

0595 整列用ファイルに FILE STATUS 句がある

0596 01 報告書節の01レベルのレコードが基本項目である

0597 SUM 句の項目が他の報告書に属している

0598 割り当て名は英数字定数である

0599 CODE 句の定数形式である

0600 名前が暗黙的に修飾されている

0601 DETAIL 集団についての USE BEFORE REPORTING 文である

0602 LINE 句も LINES 句も指定していない

0603 報告書節に SIGN 句がある

0604 GLOBAL 句をデータ名のない記述項に指定している

0605 1つの項目に対して複数の SUM 句を指定している

0606 プログラムに手続き部がない

0607 手続き部の見出しがない

0608 仮原文区切り記号の前か後に違法な文字がある

COPY ... REPLACING と REPLACE で仮原文区切り文字が使用されています。この仮原文区切り文字の前には空白、後ろにはセパレータが必要です。 システムでは、空白とセパレータのどちらかがあるとみなしています。


0609 QUOTE 指令にアポストロフィを発見した(以後このメッセージは表示されない)

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラへの指令』の章の『QUOTE コンパイラ指令』。


0611 行番号: line-no 桁番号: column-no

0612 EXIT PROGRAM が個々の段落にない

0613 無効なプログラム名である

0614 前にある LINE 句に同じ行番号を指定している

0615 浮動小数点データ項目である

0617 データ項目を66レベルで定義している

0618 データ項目を連絡節に定義していない

0619 利用者語に1バイトと2バイトの文字が混在している

0620 2バイト文字利用者語が14文字を超えている

0621 2バイト文字利用者語が1バイト文字 '-' に相当する2バイト文字で始まっている

0622 2バイト名が違法な文字を含んでいる

0623 2バイト名が1バイト文字に相当する2バイト文字だけを含んでいる

0624 連絡節で定義したレコードを手続き節の見出しに指定していない

0625 英字編集項目を英字として扱っている

0626 編集項目は使用できない

0627 節の見出しの後に段落名または他の節の見出しがない

0628 記号定数の使用を78レベルまたは CONSTANT 指令で定義している

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラへの指令』の章の『CONSTANT コンパイラ指令』。


0629 符号付きか整数以外の数字定数を使用している

0630 INTO 句はこのファイルに対して適切ではない

0631 GLOBAL 句を連絡節で指定している

0632 FUNCTION は受け取り項目になることはできない

0634 機能が選択した COBOL 水準においてサポートされていない

0635 VALUE 句を外部浮動小数点データ項目に指定している

0636 88レベルを外部浮動小数点データ項目に定義している

0637 ACCEPT 文が内部浮動小数点データ項目を参照している

参照
言語リファレンス』の『ALTER および ACCEPT 文の制限』。


0638 浮動小数点データは REMAINDER 句を使用する DIVIDE 文では違法である

0639 予約語 OR がない

0640 浮動小数点データ項目を SEARCH ALL 文で使用している

0642 送り出し側と受け取り側の項目が同じ番地から始まっている

0643 送り出し側と受け取り側が一部重複している。送り出し側が高いアドレスにある

転記元の項目と転記先の項目が重複する場合は、転記は不正確な結果になります。


0644 仮数が16桁より大きい

0645 浮動小数点の値が範囲外である

0647 CURSOR データ項目は LOCAL-STORAGE 句に指定できない

0648 LOCAL-STORAGE 項目を違法に使用している

0649 レコード長がシステムの制限値を超えている

0650 対応する IF がない - 無視する

$END または $ELSE 条件付きコンパイル文が見つかりましたが、その前に $IF がありません。 その行は無視されます。


0651 整列キーは OCCURS 句のある項目やそれに属する項目を含むことはできない

0654 NEXT GROUP を LINE NUMBER 句のない集団項目に指定した

0655 NEXT GROUP NEXT PAGE を PAGE 記述のない報告書に指定した

0656 送り出し側と受け取り側が一部重複している。送り出し側が低いアドレスにある

0657 連絡節で宣言されるべきである

0658 英数字項目に数字字類検査を行った

0659 画面名は画面節の01レベルに必ず指定する

0660 正符号付き整数を相対添字に使用している

0661 MOVE 文に余分な TO がある。無視する

0662 表意定数や ALL はここには使用できない

0663 標準以外の文に LENGTH 関数がある

0664 入出力節が構成節の前にある

0665 通信構文に誤りがある

0666 予約語をデータ名として使用している。またはデータ記述修飾語に誤りがある

0667 ODO オブジェクト object は決まった位置になければならない

0668 JUSTIFIED 句が編集項目に指定されている

0669 EVALUATE 文に不完全な条件式を使用している

0670 選択の右辺が選択の左辺に対応していない

0671 PERFORM UNTIL EXIT

0672 COPY REPLACING 句内部で COPY 文が入れ子になっている

0673 矛盾するオプションが指定されている

0674 添字と指標を同じ一意名に使用している

0675 数字の関数を MOVE 文の送り出し側項目に使用している

0676 THEN を THAN の代わりに使用している

0678 報告書に対する CONTROL 句の数が多すぎる

0679 漢字定数では引用符は2バイト文字にすること

0068 N" 形式の定数である

0681 関数の引数は正の値にすること

0682 関数の引数は正の値かゼロにすること

0683 関数の引数はゼロ以外にすること

0684 関数の引数は−1から+1までの値にすること

0685 関数の引数は−1より大きい値にすること

0686 関数の引数は1から文字の最大値までにすること

0687 PROCEDURE-POINTER データ項目を使用している

0688 通貨記号として 'C' または 'R' を使用している

0689 条件名が FALSE に設定できない (指定された値の FALSE にならない)

レベル 88 の項目を FALSE に設定することを試みましたが、その項目のデータ記述の中に WHEN SET TO FALSE 句が指定されていません。


0690 浮動小数点定数を違法に使用している

0691 同じプログラム内で COPY 文と修飾した COPY 文の両方を使用している

同じプログラムの中に copylbr のコピーが 2 種類混在しています。 修飾語がある COPY 文と修飾語がない COPY 文を混在させて使用しないでください。


0692 2つ以上の FD 文に REPORT 句を指定している

0693 EXTERNAL 項目として定義できない

0694 一意名が部分参照である

0695 EXTERNAL プログラムである

0696 データ名は TYPEDEF 句で指定しなければならない

0697 データ項目が KEY 自体ではなく KEY の再定義である

0698 AFTER ADVANCING 句に正の定数を指定している

0699 ADVANCING PAGE と END-OF-PAGE を同じWRITE文中で使用している

ANS85 では、同じ WRITE 文中に ADVANCING PAGE と END-OF-PAGE を使用できません。


0700 関数の引数が誤った形式である

組み込み関数に引数を指定しましたが、引数の書式が正しくありません。たとえば INTEGER-OF-DAY には、所定の書式の日付が必要です。

対処方法
引数の書式をマニュアルで確認し、コードを修正します。


0701 符号系名は ALPHABET 句を前に指定しなければならない

0702 英字の字類が英小文字を含んだ字類に拡張されている

0703 ON OVERFLOW 句はもっと上位環境で実行される指定である

0704 型整数と英字との比較は間違いである

型整数を、数字編集項目または英数字項目と比較しようとしています。


0705 コロンは分離符とみなす

0706 COBOL では使用できない文字 character がある。結果が異なる可能性がある

COBOL システムによって、COPY REPLACING BY 操作をしようとしたときに COBOL 文字以外の文字が検出されました。 他の環境では、異なる結果になる可能性があります。


0707 暗黙の EXIT PROGRAM はプログラムの最後に実行される

0708 PICTURE 句の文字列が文字 "A" と "B" から成っている。英数字編集項目とみなす

0709 PERFORM...VARYING...AFTER では初期設定の順序が異なる

0710 受信側の最大長 receiver が使用される

0711 1桁の整数を RECORD CONTAINS に指定すると異なる方法でサポートされる

0712 ファイル状態値が異なる

ファイル操作のファイル状態値は、環境によって異なります。


0713 UNSTRING 文中の項目の添字付けと ODO は命令文の開始時に値が判定される

0714 終止符の次にある空白以外の文字を無視する

0715 EXIT は終止符の後に指定できない

0716 EXIT PROGRAM は終止符の後に指定できない

0717 SHIFT OUT 文字は有効な2バイト文字の後に指定できない

0718 SHIFT OUT 文字は SHIFT IN 文字と同じ値ではない

0719 入出力管理段落に複数の文がある

0720 順編成ファイルを CALL パラメータとして使用している

0721 非順編成ファイルを CALL パラメータとして使用している

0722 データ項目が小さすぎる (最低16文字は必要である)

0723 USE...GIVING オプション

0724 終止符が SKIP1/2/3またはEJECTの後ろにある

0725 関数の引数が無効である。年は 1600 より大きくすること

0726 関数の引数が無効である。月は 1 から 12 までの整数にすること

0727 関数の引数が無効である。日は 1 から 31 までの整数にすること

0728 関数の引数が無効である。日は 1 から 366 までの整数にすること

0729 OO: parameter-name が USING に記述されていない

利用者構文のパラメータを、プログラムの PROCEDURE DIVISION USING 句の中でリストする必要があります。


0730 OO: 定義が長すぎる

利用者構文の定義は、サイズに制限があります。

対処方法
構文定義を短くします。たとえば必須ではない語句等を削除します。


0731 OO: 構文が signature の複数のシグネチャと一致する - 最初のものを想定

プログラムで定義された構文が、複数の利用者構文の定義と一致します。 コードが複数の意味に解釈される可能性がありますが、多くの場合は定義が同じメソッドに対応するように解決されます。 コンパイラは、最初に一致した定義を使用します。


0732 !00: signature のシグネチャが一致していない。またはデータ名 data-name が宣言されていない

プログラムのコードが、どの利用者構文の定義とも一致しません。


0733 OO: FUNCTION は行えない - RETURNING/GIVING 句がない

利用者構文 FUNCTION を定義できるメソッドは、PROCEDURE DIVISION に RETURNING 句または GIVING 句があるメソッドだけです。


0734 OO: FUNCTION は RETURNING/GIVING をパラメータ parameter-name として使用できない

利用者構文 FUNCTION には、関数に対するパラメータとして RETURNING/GIVING パラメータを使用することはできません。


0735 OO: 不正な文または関数のシグネチャ signature

予約語を、利用者構文の定義の動詞として使用しています。

対処方法
別の動詞を選択します。


0736 OO: FACTORY factory-name が宣言されていない

字類名 が、プログラムの 特殊名段落中に FACTORY として宣言されていません。指定された継承の結果、この宣言が必要になった可能性があります。

対処方法
該当する FACTORY 文を 特殊名段落に入れ、再実行します。


0737 OO: オブジェクトタイプが合わない (type-1,type-2)

継承の階層構造での定義に従い、非互換型の OBJECT REFERENCE が含まれる操作をしようとしています。このようなオブジェクトは整合性がありません。


0738 OO: シグネチャは <SELF> または <OBJECT> を一回含まなければならない

利用者構文の定義には、SELF または OBJECT が 1 度だけ含まれている必要があります。


0739 OO: シグネチャは OF または "(" をパラメータの後に含む

利用者構文の定義の中に OF またはかっこを使用すると、解析時に複数の意味に解釈され、予期しない結果になる可能性があります。 たとえば、パラメータの後ろにあるかっこは、添字として解釈される可能性があります。


0740 OO: signature のシグネチャが多すぎる

同じ動詞または関数名に対して一度に使用できる利用者構文定義の数には、上限があります。 たとえば、1 つの動詞の定義が多すぎる可能性があります。

対処方法
各動詞の定義の数を減らすか、定義内容を短くします。


0741 OO: インスタンスメソッド内でのみ可能

インスタンスメソッドだけで許容されている構文を使用しました。


0742 OO: SELF の暗黙の使用は METHOD 内でのみ可能

INVOKE 文で最初のオブジェクト参照が省略されている可能があり、SELF のオブジェクト参照の意味になります。 この省略を行えるのはメソッドのみで、プログラムでは行えません。


0744 BY VALUE は入れ子のプログラムで使用できない

入れ子プログラムの呼出し中に、パラメータ BY VALUE を渡そうとしました。


0745 END DECLARATIVES がない

0746 WHEN OTHER は他の WHEN 句の後ろにする必要がある

0747 SUM...UPON 句の項目はこの報告書の DETAIL 集団ではない

0748 指標名が負の値に設定されている

0750 指標名が 0 に設定されている

0751 指標名は 0 によって増大した

0752 複雑な算術式を添字として使用する

参照
『言語リファレンスの『ALTER および ACCEPT 文の制限』。


0753 INSPECT BEFORE/AFTER 文内の OR 句

参照
』言語リファレンスの『ALTER および ACCEPT 文の制限』。


0754 負の整数は指定できない

参照
『言語リファレンスの『ALTER および ACCEPT 文の制限』。


0755 特殊レジスタが ACCEPT/DISPLAY/EXHIBIT または CALL 文と共に使用されている

参照
『言語リファレンスの『ALTER および ACCEPT 文の制限』。


0756 TYPEDEF 名がない

0757 POINTER 名が必要である

0758 POINTER 項目の形式が正しくない

0759 論理演算子の使用が不適切である

0760 INITIALIZE TO VALUE 文

0761 DELIMITED BY SIZE がない

0770 OO: シグネチャがパラメータの後に IN か、OF か、( を含んでいます

利用者構文の定義がパラメータの後ろに続く、または続く可能性がある場合は、その定義の中に OF、IN、またはかっこを使用できません。


0771 OO: 要求される語、または任意の語は動詞でない必要がある

ユーザによる構文定義では、COBOL の動詞を必須語、またはオプションで必要となる語として定義することはできません。


0772 ALLOW 句の組合わせが不適切である

0773 CLASS 句は数字項目に使用できない

0774 COBOL 語が 31 文字ある

0775 データ項目が小さすぎます - 4 桁以上が必要である

0776 部分的な語の置き換え

0777 部分的な語の置き換えでは一語だけ設定できる

0778 追加のメッセージの抑制

0779 中間コードは intlevel 設定時に移植できない

0781 01 集団項目は EXTERNAL-FORM 句を持つ必要がある

0790 OO: 無効なメソッド名

0791 コンパイル済みのヘッダー header が見つからない

0792 MOVE は ポインタ項目と使用される

0793 基本の英数字項目に指定される PICTURE はない

0794 KEY 指定は SOURCE 構文を使用する

0795 END PROGRAM value がない

0796 SYNC は再定義した集団の再配置を引き起こす - 許可されない

0797 非 COBOL 文字 character がある

0799 COLUMN 句は SOURCE/SUM/VALUE 句も必要とする

0800 External Compiler Module からの誤った作業要求

0801 External Compiler Module メッセージ

0802 SQL 構文を使用して定義されたデータ名は修正するには長すぎる

0803 統合プリプロセッサメッセージ

0804 ソースの行数制限 integer を超過している

1001 7 桁めに *、D、/、-、$ 以外の文字がある。空白とみなす

7 桁めに許可されている文字を、どれか 1 つミスタイプしている可能性があります。COBOL システムが 7 桁めの文字を読み取れないため、これを空白として扱っています。


1002 この場所での継続文字は無効である。空白とみなす

7 桁めにハイフンがありますが、COBOL システムでは構文がこれ以降は継続しないものとしています。 継続文字は無視されます。


1003 継続された定数の最初の文字が引用符でない。引用符とみなす

7 桁めに継続文字がありますが、定数の継続の先頭に引用符がありません。 COBOL システムでは、引用符を使用する必要があります。


1004 継続文字が必要である。定数の終わりとみなす

ソースコードの前の行の定数が引用符で区切られていないため、COBOL システムでは 7 桁めに継続文字を入れてから定数を継続することが予測されます。 COBOL システムでは、前の行で定数が終わっていると判断されています。


1005 名前の最後にハイフンがある。記述どおり処理する

COBOL 構文の規則に反して、利用者名の最後の文字にハイフンが使用されています。 ただし、ご使用のCOBOL システムでは、この名前でも有効な名前として受け入れられ、別の名前に変更されません。


1006 COBOL 語が31文字以上ある。30文字で切り捨てる

ユーザが定義した名前が 30 字より長い文字列でした。 COBOL システムでは、ユーザがつけた元の名前の文字列の初めから 30 字までを名前として扱います。


1007 VALUE 句の定数サイズ size1 > データ項目サイズ size2。定数を切り捨てる

VALUE 句に指定された定数は、長すぎてデータ項目に収まりません。 COBOL システムは、データ項目の空き領域がなくなるまで、定数の文字をデータ項目の中に挿入します。


1008 2バイト定数は偶数バイトでなければならない。1バイト定数を切り捨てる

2 バイト文字セット (DBCS) 記号は、2 バイト長 (2 文字) です。 奇数の文字で構成されている定数が指定されました。 COBOL システムでは、この定数の最後の 1 文字が無視されます。


1009 2バイト定数の終了区切り文字がない。区切り文字があるとみなす

2 バイト文字セット (DBCS) 定数の最後を示す引用符がありません。 COBOL システムでは、この場所で定数の終了とみなします。


1010 文字定数の長さがゼロである。空白1文字があるとみなす

ソースコードの英字定数または英数字定数の定義が空白です。つまり、1 対の引用符の間に文字が存在しません。 COBOL システムでは、定数の中に空白文字が 1 つ含まれているものとみなします。


1011 2バイト定数の長さがゼロである。2バイト定数が1文字あるとみなす

ソースコードに定義した 2 バイト文字セット (DBCS) 定数が空白です。つまり、1 対の引用符の間に DBCS 文字が存在していません。 COBOL システムでは、その定数は 2 文字 (2バイト) の長さで、空白文字の値を持っているものとみなします。


1012 DIVISION がないかスペルに誤りがある。DIVISION があるとみなす

単語、DIVISION が Division 見出しから削除されたか、スペルが正しくありません。 COBOL システムでは、DIVISION が入力されていると推測しています。


1013 SECTION がないかスペルに誤りがある。SECTION があるとみなす

単語、SECTION が Section 見出しから削除されたか、スペルが正しくありません。 COBOL システムでは、SECTION が指定されているものとみなします。


1014 終止符がない。終止符があるとみなす

COBOL 構文の規則で予期されている場所に終止符 (ピリオド) がありません。 COBOL システムでは、終止符が存在しているものとみなします。


1015 OCCURS 句の整数-1 が OCCURS 句の整数-2 より大きい。整数-1 をゼロとみなす

ソースコードに OCCURS integer-1 TO integer-2 DEPENDING 句がありますが、integer-1 の値が integer-2 より大きい値です。これは COBOL 構文の規則に違反しています。 COBOL システムでは、integer-1 の値を効率的に 0 に変換しました。


1016 SIGN 句の CHARACTER の前に SEPARATE が必要である。SEPARATE があるとみなす

必須ではない単語、CHARACTER を入れ、必須の単語、SEPARATE を入れなかったために、SIGN 句のコードが正しくありません。 COBOL システムでは、この句を SIGN IS LEADING (または TRAILING) SEPARATE CHARACTER とみなします。


1017 ファイル節または通信節の01レベルの項目に対しての REDEFINES は無視する

ファイル節または通信節でデータ項目に REDEFINE を実行しようとしましたが、対象にされたデータ項目は 01 レベルの項目です。 同じ FD または CD 用のレベル 01 の項目は、自動的に相互に再定義されます。


1018 VALUE 句はここには使用できない。句を注記として処理する

ファイル節 または 連絡節で定義されたデータ項目に対して、値の割り当てを試みました。 VALUE 句は無視されます。


1019 符号なしの数字定数が必要である。符号を無視する

予期しない場所に符号が指定されました。たとえば、AFTER ADVANCING +1 句または BEFORE ADVANCING -2 句が WRITE 文に使用される場合です。 COBOLシステムはその符号を無視し、さらに数字を正の値として処理します。


1020 符号なしの数字項目である。VALUE 句の符号を無視する

数値データ項目 (つまり PIC 9) を定義し、その値として符号付き数字を割り当てようとしました。 COBOL システムは、指定した符号を無視します。 負の符号が付いた数字を数値フィールドに転記しようとした場合は、予期しない結果になります。


1021 COMP-6 から COMP への変換で遊びバイトを追加する

RM/COBOL から変換されたプログラムを使用していますが、このプログラムにはCOMP-6 数値データ項目があります。このCOMP-6 数値データ項目は、COMP 数値データ項目に変換されました。 この変換の結果、数値データ項目に割り当てられるデータスペースが減少する可能性があるため、COBOL システムではこのスペースを埋めるために、必要に応じて先頭文字として 2 進数のゼロを追加します。


1022 表項目が添字付けまたは指標付けされていない。1回の反復とみなす

1023 WORKING-STORAGE SECTION が必要である。作業場所節の始まりとみなす

プログラムは、01 レベルのエントリで始まります。 このエントリは、作業場所節の第 1 項目とみなされます。


1024 VALUE 句の定数が PICTURE 句に対応していない。値を空白に変更する

文字データ項目に数値が指定されています。 そのデータ項目は空白が記入されています。


1025 編集項目から編集項目への転記である - 英数字項目の転記として扱う

編集フィールドを別の編集フィールドに転記すると、英数字の転記として扱われます。


1026 送り出し側が文字定数である - 代わりにゼロを転記する

MOVE 文が、数値データ項目への MOVE を文字定数に対して実行しようとしています。 この文は実行できません。 不正確な結果になるのを防ぐには、ZERO をターゲットのデータ項目に転記します。


1027 数字定数である - 文字定数として扱う

文字データ項目に関しては、数字定数が使用されています。たとえば、文字データ項目のなかには 88 レベルエントリの値が添付されているものがあります。 この定数は、英数字定数に変換されます。


1028 命令文は英字データ項目を参照してはならない

文が原因で、英数字データ項目の中に無効なデータが含まれる場合があります。 COBOL システムでは、記述されたとおりに文が実行されます。


1029 非整数を英数字項目に転記している

MOVE 文が、非整数項目を英数字データ項目に転記しようとしています。 小数点は無視され、すべての桁は整数の桁として転記します。


1030 同じ領域を共有している2つのファイルを整列または併合することはできない

SORT 文または MERGE 文で指定された 2 つのファイルが、同じ領域を共有するように定義されていますが、該当するファイルは別々の領域に割り当てられています。


1031 整列用ファイルを複数の SAME SORT(-MERGE) AREA 句に指定している

SORT ファイルが複数の SAME SORT (-MERGE) AREA 句で参照されていますが、複数の SORT ファイルが別々の領域に割り当てられています。


1032 2つのファイル名を同じ SAME RECORD AREA 句に違法に指定している

SORT 文または MERGE 文で指定された 2 つのファイルが、同じ領域を共有するように定義されていますが、該当するファイルは別々の領域に割り当てられています。


1033 2つのファイル名を同じ SAME SORT(-MERGE) AREA 句に違法に指定している

SORT 文または MERGE 文にファイルが 2 つあり、同一の 整列 (併合) 領域を共有するように定義されていますが、それぞれ別々の 整列併合領域に割り当てられています。


1034 送り出し側項目が英字または英数字編集項目である - 英数字として扱う

英字フィールド、英字均等割付けフィールド、英字編集フィールド、英数字編集フィールドのいずれかを、数値表示フィールドに転記しました。 送り出し側フィールドは、数値フィールドとして扱われました。


1035 キーが最小レコード長より大きい

指定されたキーの長さが、レコードの最小サイズより長くなっています。


1036 入り口名が違法である

1037 外部レコードにはデータ名を指定しなければならない - EXTERNAL を無視する

1038 RECORD キーまたは ALTERNATE キーが他のキーと同じ開始位置にある

指定されたキーの、ファイルのレコードでの開始位置が、以前に定義されたキーと同じ位置です。


1039 構造情報にエラーがある。構造図を作成しない

PERFORM THRU 文が Declaratives 内の節で実行するプログラムに対して、構造体アニメーションを実行しようとしています。

対処方法
通常のアニメーションであれば実行できますが、構造体アニメーションは実行できません。


1040 ALL 句はここに指定できない - ALL を無視する

1041 データ項目のサイズがゼロであるか集団項目が完全でない。初期値ゼロとみなす

1042 数字項目を英字データ項目に転記しようとしている

1043 PERFORM 文が再帰的である

1044 SLOAD のロードに失敗した - STRUCT を無視する

1045 POINTER の容量を超えてしまう可能性がある

1046 ホスト変数名が一意でない場合、修飾したとしても問題を引き起こす可能性がある

1047 文を無視する - CHAIN 文の実行が不成功の場合、プログラム終了の原因になる

1048 2バイト文字定数が無効なデータを含んでいる

1049 KEY 句は順ファイルの READ 文に指定できない - KEY 句を無視する

1050 IF 文に無効な条件がある

1051 左から右に評価した値が正常な算術式の優先順位と異なる

1052 ALL が複数指定されている - 重複している指定を無視する

ALL 定数の中に、単語、ALL が 2 回以上指定されました。

対処方法
単語、ALL の繰返しがある場合は削除することをお奨めします。ただし、実際には 2 回目以降の ALL は無視されます。


1053 複数の 01 レベルの EXTERNAL レコードが同じ名前である - 同一レコードとみなす

1054 可変長集団項目を再定義しているか再定義されている

1056 CALL-CONVENTION が一般形式の記述と一致しない

1057 REFERENCE/CONTENT/VALUE 句が一般形式の記述と一致しない

1058 パラメータの数が一般形式の記述より多い

1059 パラメータが一般形式に定義された形式で成り立っていない

1060 DELIMITED 句は英数字項目にだけ使用できる

1061 前述の CALL 文は一般形式に対応するパラメータより数が少ない

1062 EXTERNAL プログラムでは使用できない

1063 EXTERNAL 指定は INITIAL 句や COMMON 句と一緒に使用できない

1064 定数を違法に使用している

1065 OO: SELF は FACTORY プログラム内部でのみ使用できる

1066 OO: SUPER は使用できない - FACTORY は INHERITING 句を指定できない

1067 OO: RETURNING 句は METHOD に使用できない

1068 OOPS: FACTORY-NAME factory-name が SPECIAL-NAMES にない

1069 A 領域にある一意名が手続き名とみなされた。前に終止符がない

1070 OO: FACTORY プログラムの構造が間違っている

1071 OO: 継承に対して要求された OBJECT-STORAGE 節がない

1072 OO: PROGRAM-ID に使用できない。 OBJECT

1073 LOCAL-STORAGE は PERFORM-TYPE(MF)にだけ使用できる。 PERFORM-TYPE(MF)とみなす

1074 OO: INVOKE <データ項目> は OOPS ランタイムではまだサポートされていない

1075 RECORD 句と RECORDING MODE 句の無効な組合せ

1076 部分参照の長さは実行時には8191を超えてはならない

1077 ホスト変数名がデータベースエンジンの許す長さを超えている - 切り捨てる

1078 内部 / 条件付きコンパイル指令を設定

内部指令 ($SET 文) と条件付きコンパイルが、選択された、フラグの立っている方言と競合します。

対処方法
埋め込み指令を注記に設定しておけば、選択された陳腐化傾向の方言にこのコードを互換させることも可能です。 この機能を利用するには、DIRECTIVES-IN-COMMENTS コンパイラ指令を設定する必要があります。

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラへの指令』の章の『DIRECTIVES-IN-COMMENTS コンパイラ指令』。


1079 正の整数が必要。正の整数とみなす

正の整数が必要とされる箇所に負の整数が使用されました。 COBOL システムは、負の符号を無視します。


1080 奇数の16進値

16 進定数は、2 つの文字を 1 組として指定する必要があります。 この定数は奇数個の文字で構成されているので、その前にゼロが 1 個あるものとみなされます。


1081 BLL Cellsが256以上ある

1082 原始行が長すぎる

80 文字を越える原始行がコーディングされました。選択した、フラグが付けられた方言では、このような原始行は、サポートされません。


1083 RECORDING MODE IS F が可変長レコードに対して指定された

1084 OO: クラス拡張に必要な OBJECT-STORAGE SECTION がない

1085 下位のデータ項目 item が作成された

1090 定数に半角カタカナ文字を使用できる

1091 定数に全角または半角カタカナ文字を使用できる

1092 ソースに半角カタカナ文字を使用すると移植できなくなる

1101 終止符と終止符の間に COBOL 文がない

終止符 (ピリオド) の直後にもう 1 つの終止符があります。 これは COBOL 構文の規則に違反しませんが、プログラムに誤りがある可能性を示します。たとえば、ここにソースコードが 1 行欠けている可能性があります。


1102 原始文が空白行である。この行を無視する

7 桁めにハイフンが設定されていますが、行の残りの部分に他のコードが含まれていません。 正しく継続するには、次の行にも 7 桁めにハイフンを入れる必要があります。


1103 一連番号の順番を誤っている。または番号がない

1104 ファイル節に77レベル項目がある。01レベルとして処理する

ファイル節でデータ項目に 77 レベルを割り当てていますが、これは COBOL 構文の規則に違反しています。COBOL システムでは、このデータ項目を 01 レベルの項目としてコードするものとみなして、そのように処理します。


1105 CORRESPONDING 項目がない。この文を無効とする

COBOL システムでは、CORRESPONDING 句に対して一致するデータ項目が検出されないため、この文に対する中間コードが生成されません。


1106 BY の作用対象にゼロが指定されている。記述どおり処理する

動詞、PERFORM に BY 作用対象 (オペランド) が使用されましたが、増分値として指定されている値はゼロです。 COBOL システムでは、この文を実行するコードが生成されますが、値が増分されることはありません。


1107 命令文が COMP 形式を超えている

作成した COMP サブセットコードを、より効率的に実行するように作成し直すことができます。


1108 符号付き数字と集団項目を比較している。英数字項目の比較として処理する

符号付き数値フィールドが集団項目と比較されるように、コードが作成されています。 COBOL システムでは、符号付き数値フィールドが、比較対象の英数字フィールドとして扱われます。 符号付き数値フィールドを基本項目と比較しても問題はありません。


1109 WITH DEBUGGING MODE が指定されていない。この節を無視する

プログラムには、手続き部の指令の節に USE FOR DEBUGGING 文がありますが、翻訳用計算機段落には WITH DEBUGGING MODE 句がありません。 COBOL システムでは、この節のすべてのコードが無視されます。


1110 最初の定数が2番目の定数より大きい。記述どおり処理する

ALPHABET 句の最初の定数に指定された値は、2 番目の定数の値を超えています。たとえば、P THRU D (P から D まで) のようになっています。 COBOL システムでは、この定数値を記述してあるとおりに受け取ります。つまり、文字が反対の順序で処理されます。


1111 区域外書き出しである。記述どおり処理する

テーブルの末尾を越えた項目にアクセスしようとしました。 COBOL システムでは、テーブルの末尾を越えてコードの該当行にアクセスするためのコードを生成しますが、これは不正確な結果になります。


1112 標準にない機能を強制実行する適合性指令である

1113 無条件文がない - CONTINUE とみなす

プログラムに条件文がありますが、その後に命令文が続いていません。 COBOL システムではコードが実行されますが、その結果が不正確になる可能性があります。


1114 句を注記として扱う

複数の外部ファイル参照を SELECT ... ASSIGN 句に割り当てています。COBOL システムでは、最初の外部ファイル参照を受け入れますが、その句にある残りの外部ファイル参照を、注記として扱います。


1115 SAME AREA を SAME RECORD AREA として扱う

DG Interactive COBOL から COBOL に変換されたプログラムを使用していて、そのプログラムには SAME AREA 句が含まれています。 COBOL システムは、これを SAME RECORD AREA 句とみなします。


1116 ACCEPT の修飾語を表示だけの項目に使用している - 修飾語を無視する

DISPLAY 専用フィールドとともに使用される修飾語、または DISPLAY 文で使用される修飾語は、ACCEPT がある場合にのみ使用できます。 この修飾語は無視されます。


1117 浮動挿入とゼロ抑制の両方を指定している - 浮動挿入として扱う

たとえば、PIC ++Z.ZZ は PIC +++.++ として扱われます。


1118 指標名が違う表のものである

表項目に添字を付けるために使用されている指標が、この表の INDEX BY 句で使用されているものと異なります。 この結果は予期できません。


1119 レコードサイズ ( size1 ) < FD 文で定義された最小サイズ ( size2 )

FD 句に続くレコードの定義が、この FD 句の RECORD CONTAINS 句で定義した最小サイズよりも小さくなっています。


1120 レコードサイズ ( size1 ) > FD 文で定義された最大サイズ ( size2 )

FD 句に続くレコードの定義が、この FD 句の RECORD CONTAINS 句で定義した最大サイズよりも大きくなっています。


1121 ファイル,連絡,LOCAL-STORAGE 節の VALUE 値である - 注記として処理する

ファイル節または連絡節のデータ項目には、値を指定できません。 定義された VALUE 句は無視されます。


1122 終止符の後は空白にすること

どのような場合でも、終止符 (ピリオド) の直後に空白が必要です。


1123 NAMED も CHANGED も指定していない。定様式の表示として扱う

EXHIBIT 文が NAMED 句 または CHANGED 句がないままで使用されています。 表示される結果は、各項目を空白で区切る書式となります。


1124 CALL 文のパラメータが定数 (または LENGTH OF)である。BY CONTENT とみなす

RM/COBOL から COBOL に変換した、CALL ... USING literal 文を含むプログラムを使用しています。 COBOL システムは、これを CALL ... USING BY CONTENT 定数とみなします。


1125 句読文字の後に空白がない。空白があるとみなす

句読文字の後には、空白が必要です。


1126 句読文字の前に空白がない。空白があるとみなす

ANS85 の仕様では、比較演算子、= は COBOL の予約語とされています。すべての予約語は、その前後を空白で区切る必要があります。


1127 この MOVE 文を使用すると2バイト文字を破壊する可能性がある

MOVE 文によって、2 バイト文字の片方の 1 バイトが変更され、2 バイトデータ項目が破壊されることがあります。


1128 原始プログラムに STOP RUN、GOBACK、EXIT PROGRAM のどの文も存在しない

ソースに STOP RUN 文、GOBACK 文、または EXIT PROGRAM 文がありません。 COBOL システムは、プログラムの最終行とその後に続く STOP RUN 文の間に、自動的に EXIT 文を挿入します。 ただし、このように処理されても、目的の効果が得られない場合があります。


1129 命令文の実行が完了しない

プログラムフローによって、フラグが付けられた文を実行することができません。


1130 ファイル名の接頭語を注記として扱う

1131 命令文は実行可能コードが生成されない

たとえば、INITIALIZE 文からコードを作成できない場合などに、このエラーが発生することがあります。 このエラーは、この文がプログラムから削除される可能性があることを示しています。 このエラーを無視すると、実際に文が削除されたかのような影響を及ぼします。


1132 2バイト文字定数の内容を確認することはできない

COBOL システムでは、DBCS 定数の内容が有効であるかを確認できません。 内容が無効であった場合は、予期しない結果になります。


1134 記述項名を次の OS/VS COBOL および VS COBOL II の規則に従って変換する

1135 ファイルに OPEN 文がない

1136 ファイルに CLOSE 文がない

1137 複数レコードをロックするファイルに KEPT 句 がない

複数レコードをロックするファイルに、KEPT 句がありません。


1138 名前を characters 文字で切り捨てる

1139 作用対象 operand が適切なデータ形式でない

1141 名前が8文字より長い

1142 名前が OS/VS COBOL や VS COBOL II によって変更される文字を含んでいる

1143 名前が OS/VS COBOL や VS COBOL II では違法となる文字を含んでいる

1145 キーの DUPLICATES 句指定は整列を低速にする : 可能ならば除去すること

1146 procedure-name が複数の PERFORM 文の範囲に存在する

1147 PERFORM procedure-name THRU procedure-name の手続き名の指定が逆である

THRU の後に記述されている手続き名が、原始プログラムでは THRU の前の手続き名より、さらに前の位置にあります。


1148 区分化を入れ子のプログラム内に指定している - 無視する

1149 作用対象 data-name が受け取り側において二つの意味にとれる

MOVE、ADD、SUBTRACT CORRESPONDING などの送り出し集団に、項目 data-name がありますが、受け取り集団ではこの項目は複数の意味を持ちます。

対処方法
送り出し集団、受け取り集団の両方に data-name occurs がありますが、関連する MOVE、ADD、または SUBSTRUCT は生成されていません。 このような動作は、ANSI 定義に準拠しています。


1150 内部浮動小数点項目を再定義は移植できない

1151 送り出し側と受け取り側の開始位置が重複している転記の結果は予測できない

ソースデータ項目の終了位置の前に開始位置があるターゲットへの、MOVE を指定しました。


1152 浮動小数点データをともなう比較は移植できない

1153 このデータ形式のメインフレーム値はPC上では取扱うことはできない

1154 PCはメインフレーム上で扱えないこのデータ形式の値を扱うことができる

1155 PANVALET と LIBRARIAN の両方を指定している - メインフレームとの互換性はない

1156 SD 項に BLOCK 句や LABEL 句は指定できない。無視する

1157 編集項目に JUSTIFIED を指定している

1158 CBL PROCESS *CBL , *CONTROL レコードに遭遇した。指令を無視する

1159 先頭のハイフンの次にある名前の一部を注記とみなす。注記を無視する

1160 先頭の命令文の前にある変更文はチェックできない。無視する

1161 段落か節の定義が変更されている。無視する

1162 手続きとして item を定義しようとしている。無視する

1163 ANIMATOR の制限 - この命令文をチェックできない

1164 GNTANLZ(COUNT)指令ではブロック定義が多すぎる - GNTANLZ(TICK)で再コンパイルする

1165 GIVING オプションを注記として処理する

1166 BLANK WHEN ZERO を無視する

1167 COMP-5 のデータ形式を使用している

1168 COMP-5 再定義

COMP-5 データ項目を再定義しました。 プログラムを別の環境に移植したため矛盾する結果となっている可能性があります。


1169 COMP-5 項目に部分参照

COMP-5 データ項目で、部分参照を使用しています。 プログラムを別の環境に移植したため矛盾する結果となっている可能性があります。


1170 非整数の作用対象を文字作用対象と比較することはできない

1171 数字字類検査を符号付き数字項目に対して行った

1172 不適当な BLL セルリスト項目

1173 BLL セルアドレス付けが無効

1174 数字定数と数字定数の比較です

1175 同期が不適切

1176 定数はデータ項目より長くする

1201 ゼロ抑制の PICTURE 文字列が BLANK WHEN ZERO 句を上書きしている

1202 元の項目が再定義した項目より大きい (size1 > size2)

1203 LABEL 句を注記として処理する

1204 BLOCK CONTAINS 句を注記として処理する

1205 前の段落または節に命令文がない

1206 手続き部が節で始まっていない

1207 元の項目が再定義した項目より小さい (size1 < size2)

1208 USE 句がない

1209 COMP-5 は環境に依存する(このメッセージは以後表示されない)

1210 COMP を表示として処理する(このメッセージは以後表示されない)

1211 COMP-6 を COMP として処理する(このメッセージは以後表示されない)

1212 COMP-1 を PIC S9(4) COMP として処理する(このメッセージは以後表示されない)

1213 COMP-0 フィールドを DISPLAY 形式に変換すると S9(5) を超える

1214 COMP-0 を PIC S9(4) COMP として処理する(このメッセージは以後表示されない)

1215 UNIT 句を注記として処理する

1216 定数が160文字を超えている

1217 procedure-name が 78 レベル項目名と同じである

1218 RERUN 句を注記として処理する

1219 REPLACE が実際にはない

1220 COMP-4 を PIC S9(9) COMP として処理する(このメッセージは以後表示されない)

1221 COMP-4 フィールドを DISPLAY 形式に変換すると S9(10) を超える

1222 符号の付かない COMP-3 を符号付きの COMP-3 に変換する

1223 BLANK WHEN ZERO 句が ゼロ抑制の PICTURE 文字列を上書きしている

1224 MEMORY SIZE 句を注記として処理する

MEMORY SIZE 句は注記として扱われます。


1225 MULTIPLE FILE TAPE 句を注記として処理する

MULTIPLE FILE TAPE 句は注記として扱われます。


1226 COMMON は入れ子のプログラムだけに使用できる - 注記として処理する

COMMON として定義されたプログラムはメインプログラムです。入れ子プログラムではありません。


1227 value 暗黙的な範囲符を生成する

1228 移植不可能な語である; OS/400 での予約語

1229 移植不可能な語である; VSC2(3) での予約語

1230 移植不可能な語である; OS/2 COBOL での予約語

1231 構文が SAA に適合しない

1232 使用している Micro Focus 構文は以前のバージョンのものである

1233 指令またはパラメータ item は以前のバージョンのものである

1234 item は文の中の CORRESPONDING 項目である

1235 78レベル項目 item の定義が矛盾している

1236 78レベル項目 item の定義が重複して等価になっている

1237 REENTRANT 指令を使用してファイル操作が行われている

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラへの指令』の章の『REENTRANT コンパイラ指令』。


1238 REENTRANT 指令とユーザコードまたは他の指令が衝突する

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラへの指令』の章の『REENTRANT コンパイラ指令』。


1242 USAGE は VALUE 句のある集団内の記述項には DISPLAY でなければならない

1243 正でない値を 1 に変更した

1244 WITH NO ADVANCING 句は CONSOLE デバイスに影響しない

1245 大文字とする

COBOL 実行時ライブラリルーチン (名前が CBL_ で始まる場合) の呼び出しの一部または全部が、小文字で定義されています。 これは汎用性がなく、大文字と小文字を区別するオペレーティングシステムでは動作しません。


1246 一つまたは複数の作用対象がない。デフォルト値の 1 とする

テーブル項目に対する参照の添字が、次元に対して足りません。 追加の添字があるものとみなされ、すべての添字にデフォルト値 1 が適用されます。


1247 MOVE を切り捨てた。ソースの長さ (length) がターゲットの長さ (length) を越えている

1248 関数の引数が無効。日付 YYYYMMDD は 15821014 より大きくする必要がある

1249 関数の引数が無効。日付 YYYYDDD は 1582287 より大きくする必要がある

1250 組込み関数モジュールまたは関数の使用は選択した COBOL 水準にはない

1251 送り側の表の長さが受け側の表の長さより長いと、BS2000 と互換性がない結果となる

1252 抽象マシンレベルの 4 以上が必要である

1253 THRU はブール項目に指定できない

1254 Job 変数名が長すぎる

BS 2000 ジョブの変数名は、10 文字までです。


1255 定数が 180 文字を超えている

Siemens BS2000 方言を使用するとき、許容される定数の最大の長さは 180 文字までです。


1300 インターフェイス名の指定が必要である

1301 字類名の指定が必要である

1302 字類名またはインターフェイス名の指定が必要である

1303 PROPERTY 句は Object または Factory だけに指定できる

1304 メソッドがリポジトリ内に見つからない

1305 一般的オブジェクト参照は指定できない

1306 オブジェクト参照の再定義は不当である

1307 REDEFINES 句のオブジェクト参照は不当である

1308 VALUE 句はオブジェクト参照または Pointer に不当である

1309 INPUT-OUTPUT 節は使用できない

1310 FACTORY または OBJECT 定義には使用できない

1311 METHOD 定義には使用できない

1312 字類の定義の外側のレベルには使用できない

1313 INTERFACE 定義には使用できない

1314 LOCK MODE 句を File Control Entry に指定する必要がある

2nnn directive フラグされた方言と互換でない

指令が、フラグが付けられている方言の動作とは異なる動作をするように設定されています。 この設定は要求どおり処理されます。

このタイプのメッセージは、FLAGCD 指令を設定した場合に発生します。 報告の表示が可能な各指令に対して、2000 から 2199 までの個別のエラー番号が付けられます。

参照
Server Express ユーザガイド』の『コンパイラへの指令』の章の『FLAGCD コンパイラ指令』。


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