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付録 A UNIX のキー割り当て一覧

UNIX 端末は種類が豊富なため、このマニュアルで説明するキーが実際のキーボードにはない場合があります。この付録では、各機能を使用するための実際のキー操作を説明します。

また、Alt キーと Ctrl キーに対するソフト操作とハード操作の選択方法についても説明します。ソフト操作では、次にキーを操作すると、以前に押した Alt キーと Ctrl キーが自動的に無効になります。つまり、Alt メニューの機能を使用するには Alt キーを再度押して Alt メニューを表示する必要があります。Ctrl キーも同様です。

ハード操作では、Alt キーと Ctrl キーは Caps Lock キーと同様に機能します。つまり、一度押すと次に押すまで効果が持続します。

A.1 デフォルトのキー操作

次の表は、使用可能な機能、各機能に対応するマニュアル内のキー表記、各機能を実行するためのキー操作、およびキー操作を構成できるかどうかをまとめたものです。

機能	キー表記	対応するキー	構成の可否
代替メニュー (ソフト)	Alt	/a	○
代替メニュー (ハード)	Alt	/x	○
制御メニュー (ソフト)	Ctrl	/c	○
制御メニュー (ハード)	Ctrl	/z	○
/	/	//	○
解除	Esc	/@	○
F1	F1	/1	×
F2	F2	/2	×
F3	F3	/3	×
F4	F4	/4	×
F5	F5	/5	×
F6	F6	/6	×
F7	F7	/7	×
F8	F8	/8	×
F9	F9	/9	×
F10	F10	/0	×
F11	F11	/-	×
F12	F12	/=	×
バックスペース	Backspace	/b	○
バックタブ	Backtab	/T	○
大文字にロック	Caps Lock	/u	○
削除	Del	/d	○
行末	End	/e	○
ヘルプ	F1	/?	○
行頭	Home	/h	○
挿入	Ins	/i	○
中断	Ctrl+Break	ユーザ定義 (注 2 を参照)	該当しない
左シフト	Shift	/l	○
マップヘルプ		/m	○
数字のロック	Num Lock	/#	○
ページアップ	Page-Up	/p	○
ページダウン	Page-Down	/n	○
更新	Refresh	/\|	○
右シフト	Shift	/r	○
スクロールロック	Scroll	/s	○
タブ	Tab	/t	○

注：

大文字と小文字は、タブのキー操作でのみ区別されます。デフォルトでは、小文字のタブ (/t) は Tab キーに相当し、大文字のタブ (/T) は Backtab キーに相当します。
中断キーは次のように定義します。
```
stty intr ^C
```

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