Micro Focus Server Express(tm)

AppTrack(tm) による実行時ライセンス管理

Micro Focus(tm)

第 4 版
2000 年 3 月

Micro Focus は、このマニュアルの内容が公正かつ正確であるよう万全を期しておりますが、このマニュアルの内容は予告なしに随時変更されることがあります。このマニュアルに述べられているソフトウェアはライセンスに基づいて提供され、その使用および複写は、ライセンス契約に基づいて許可されます。特に、Micro Focus 社製品のいかなる用途への適合性の保証も本契約から除外されており、Micro Focus はいかなる必然的損害に対しても一切責任を負いません。

Micro Focus(r) は、Micro Focus の登録商標です。AppTrack(tm)、Micro Focus(tm)、Micro Focus COBOL(tm)、Object COBOL(tm)、Server Express(tm) は、Micro Focus の商標です。

UNIX(r) は、X/Open Company Limited の登録商標です。

序文

本書は、AppTrack を使用して実行時ライセンス (Application Server ライセンス) をインストールおよび管理する方法を説明します。

対象読者

本書の対象読者は、次のとおりです。

他の UNIX システムに発送する COBOL アプリケーションを作成するために Server Express を使用するプログラマおよびシステム設計者
第三者のServer Express で作成されたアプリケーションのユーザー ( ライセンスのインストール指示が提供されていない場合 )

ビジネスコンピューティングの一般概念、UNIX システムの使用および管理に習熟した読者を対象にしています。

表記規則

Enter は、キャリッジリターンまたは Enter キーを指します。入力するコマンドの説明では、Enter キーの押下を明示していません。行末での Enter キーの押下は、暗黙の規則として扱われています。
キー名およびメニュー項目は、テキスト内に太字で示されています。
一部の環境では、画面に表示される内容が本書の説明と若干異なる場合があります ( たとえば、バージョン番号など )。これはソフトウェアの操作にいっさい影響を与えません。
本書で説明しているキーは、一部の環境では使用できません。ファンクションキー、Alt キー、または Ctrl キーを使用したいくつかのキーストロークは、一部の UNIX プラットフォームで使用できません。『Server Express ユーザガイド』の付録『UNIX のキー割り当て一覧』に、本書に示されたキーストロークと実際のキーストロークとの対応が掲載されています。

コマンド行のフォーマットの説明で使用する表記規則は、次のとおりです。

斜体で印刷された語句は、ユーザーが置き換える内容を一般的な用語で表現しています。
前後を角かっこ ( [ ] ) で囲まれた要素はオプションです。
前後を中かっこ ( { } ) で囲まれた要素は、その中から選択しすべきオプションを示します。オプションが 1 つだけの場合は、反復を示します。
省略記号 (. . .) は、{ } または [ ] の後に続く場合は、{ } または [ ] の中の要素を繰り返し使用できることを示します。特に指定がない限り、繰り返しの回数に制限はありません。省略記号が [ ] と一緒に使用されている場合は、省略できる要素であることを示します。
コマンド行がページ幅に収まらない場合は、次行に継続され、行の先頭にインデントが挿入されます。
コマンド行のオプションは、/option または -option として指定します。