ここでは、Directory Server リポジトリについて説明します。
Directory Server リポジトリは、Directory Server が管理するオブジェクトの情報を格納する一連のファイルです。
リポジトリには、Directory Server が管理する次の種類のオブジェクトすべてに関する情報が保持されます。
リポジトリファイルを使用可能な状態に保ち、常に安全な状態にすることは重要です。 変更を行いその変更を失いたくない場合は、必ずリポジトリを定期的に (できれば遠隔地に) 保存してください。 システム障害が原因でリポジトリ内のデータを失った場合には、最新の保存場所からデータを復元できます。 登録されているすべてのサーバステータスが「停止」になっているときのみにリポジトリを保存することをお奨めします。そうでない場合にリポジトリを保存すると、事実上は実行中のシステムのスナップショットを保存することになります。 この最新の保存場所からデータを復元する場合、スナップショットがサーバの実際の状態と必ずしも一致しないことがあります。たとえば、いくつかのサーバが実行されていない可能性があります。復元する場合には、データが保存されたときのサーバの状態を無視して、サーバステータスを「停止」としてデータを復元するオプションがあります。
デフォルトでは、エンタープライズサーバに関する情報のみが保存されます。 CCI サーバの情報をバックアップおよび復元する場合は、「構成オプション」ページで指定できます。
特定のサーバに変更を加えた場合は、対象のサーバとそのオブジェクトに関する情報のみを保存できます。
リポジトリに関する情報のいくつかの項目は「統計」ページに表示されます。
Administrator アクセス権またはそれ以上のアクセス権レベルをもつ場合は、次の作業が行えます。
さらに、Schema Administrator アクセス権レベルをもつ場合には、リポジトリ全体を削除できます。
警告:リポジトリ全体を削除したり復元したりすると、クライアントアプリケーションで接続エラーが発生したり、データが失われたりすることがあります。
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