Micro Focus®
Issue 19a
1998 年 6 月
Micro Focusは、本書の内容が公正かつ正確であるよう万全を期しておりますが、 本書の内容は予告なしに随時変更されることがあります。
本書に述べられているソフトウェアはライセンスに基づいて提供され、その使用 および複写は、ライセンス契約に基づいてのみ許可されます。特に、Micro Focus 社製品のいかなる用途への適合性も明示的に本契約から除外されており、Micro Focus はいかなる必然的損害に対しても一切責任を負いません。
COBOLは情報処理業界の標準言語の1つである。 COBOL言語は、いかなる企業または企業グループあるいは組織または組織グループの所有物でもない。
プログラミング・システムおよび言語の正確性および機能に関して、CODASYLプログラミング言語委員会も、 あるいはいかなる協力者も、明示的にも暗示的にも、何らかの保証をするものではない。 さらに、このマニュアルに記載してある内容に関連して、CODASYLプログラミング言語委員会もあるいはいかなる協力者も、 何ら責任を負うものではない。
このマニュアルでは、下記の著作物を引用している。
FLOW-MATIC Programming for the Univac® I and II, Data Automation Systems copyrighted 1958,1959, by Sperry Rand Corporation; IBM® Commercial Translator Form No. F28-8013, copyrighted 1959 by IBM®; FACT, DSI27A5260-2760, copyrighted 1960 by Minneapolis-Honeywell
これらの著作物の著者または著作権保有者はCOBOL仕様中にこれらの資料を全面的にまたは部分的に引用することを特別に承諾してくれている。 この承諾は、プログラミング・マニュアルまたは類似の刊行物の中でCOBOL仕様を引用する場合にも、延長して適用される。
Micro Focus® and Animator® are registered trademarks of Micro Focus Limited. Micro Focus COBOL, VS COBOL, LEVEL II COBOL, LEVEL II COBOL/ET, and Professional COBOL are trademarks of Micro Focus Limited.
IBM® is a registered trademark of International Business Machines Corporation. Systems Application Architecture is a trademark of International Business Machines Corporation. Microsoft® is a registered trademark of Microsoft Corporation.
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本書は、マイクロコンピュータのためのプログラミングシステムである本システムがサポートする COBOL言語を解説するものです。 この COBOL言語は、ANSI COBOL標準 X3.23-1985 および X3.23a-1989 に基づいており、多くのCOBOL処理系によってサポートされているものです。
本書は、既に COBOL言語に精通している読者を対象として書かれています。
本書に関連して参照する必要がある図書としては、入門書、本 COBOLシステムの ユーザガイド および以下のものがあります:
本書の訂正が、オンディスクドキュメントの マニュアル正誤表 として別途提供されている場合があります。
このマニュアルでは、COBOL文の形式を表わすために、下記の表記法を使用しています。
使用される記号は、以下のとおり。
注:
これらの記号は、特定の構文および意味論のサポートを示します。特定の方言に関する予約語を変更するには、コンパイラの指令を使用する必要があります。本書の付録、『予約語』および、Compatibility Guideには、さまざまな方言に影響される予約語の一覧があります。
たとえば、IBM OS/VS COBOL 上で使用するプログラムを開発している場合は、記号が付けられていない機能と、OSVS の記号が付けられている機能を使用できます。自分の COBOL 環境専用に開発を行っている場合は、どの機能でも使用できます。システムソフトウェアを起動するときに、 FLAG コンパイラ指令を発行すると、その COBOL システムソフトウェアは、指定された方言のもの以外のあらゆる機能にフラグを付けます。また、FLAGAS コンパイラ指令を使用して、フラグのメッセージをエラーメッセージに変換することもできます。
ANS X3.23-1985 以外の機能に必要なその他の予約語は、適切な方言制御指令が存在する場合にのみ予約されています。これにより、確実に、指定した方言での予約語のみが目的のシステムで予約されているようにすることができます。その他の予約語を必要とせず、その効果がすべての方言で同じである機能のみを使用する場合は、方言制御指令を指定する必要はありません。
dialect-control指令にANS X3.23-1985方言を指定すると、ANS X3.23-1985内では使用できないいくつかのANS X3.23-1974の機能に警告メッセージが付けられます。